10月2日の奥多摩ハイキングで収穫した山栗を4日の日に山栗ご飯にして食べました。指の爪先ほどしかない小さな山栗の下処理が大変なのは分かっていましたが、やっぱり大変でした。写真を撮った時刻も記していますから、どれほど手がかかるのか分かって頂けると思います。
久し振りの山カテゴリー以外のブログですね。
▲15:14。クックパッドで「山栗ご飯」と検索しました。最初にぬるま湯に1時間ほど漬けてふやかすといいと出ていましたから、そうしました。ぬるま湯はすぐに冷えてしまいますから、途中でお湯を加えました。結局、2時間近く漬けていましたね。
僕が拾って来た山栗の数は66個でした。でも、そのうちの1個はドングリでしたから、正確には65個ですね。
▲16:59。ハサミで栗の殻に切れ目を入れました。三角形の3辺のうち2辺を切ります。後は自分の爪で剥がします。ハサミも途中でより切れるハサミに替えました。
▲17:58。渋皮が付いた状態の山栗です。65個あった山栗でしたが、3個は虫食いで傷んでいたので捨てました。結局、山栗は62個になりました。非虫食い率が非常に高いですね。虫は木の上で付くんでしょうか? それとも落ちてから地面で付くんでしょうか?
▲17:59。殻と切れ味のいい方のハサミ。
▲19:29。渋皮付きの山栗をしばらくお湯に漬けておきました。クックパッドには書いてなかったのですが、そうした方が渋皮も剥き易そうでしたから。渋皮だけを丁寧に剥がそうとしても大変そうなので、ナイフでこそぎ落とすように渋皮を取りました。この方法で正解だったと思いますけれど、それでも凄く時間はかかりました。写真は全部を剥き終わった後の渋皮の山。
▲19:30。渋皮を剥き終わった62個の山栗です。クックパッドでは山栗30~50個で、お米は2合でした。なので、3合のお米で炊くことに。
▲20:27。水加減は通常通りで、味付けは塩だけにしました。小さじ1杯くらいだと思いますが、塩はもう少し多くても良かったと思います。美味美味と絶賛できるようなものではありませんが、実に素朴で山栗らしい味わいですね。年に1回、この季節ならではの贅沢かもしれません。とにかく、手間だけはかかります。それをすべて独りで行なうのは精神的に辛いですね。家族で喋りながら楽しみながら出来れば美味しさももっと感じることでしょうね。