ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

山栗ご飯を作りました

2022年10月06日 | 家庭の事象

10月2日の奥多摩ハイキングで収穫した山栗を4日の日に山栗ご飯にして食べました。指の爪先ほどしかない小さな山栗の下処理が大変なのは分かっていましたが、やっぱり大変でした。写真を撮った時刻も記していますから、どれほど手がかかるのか分かって頂けると思います。

久し振りの山カテゴリー以外のブログですね。

 

▲15:14。クックパッドで「山栗ご飯」と検索しました。最初にぬるま湯に1時間ほど漬けてふやかすといいと出ていましたから、そうしました。ぬるま湯はすぐに冷えてしまいますから、途中でお湯を加えました。結局、2時間近く漬けていましたね。

 

僕が拾って来た山栗の数は66個でした。でも、そのうちの1個ドングリでしたから、正確には65個ですね。

 

▲16:59。ハサミ栗の殻に切れ目を入れました。三角形の3辺のうち2辺を切ります。後は自分の爪で剥がします。ハサミも途中でより切れるハサミに替えました。

 

▲17:58。渋皮が付いた状態の山栗です。65個あった山栗でしたが、3個虫食いで傷んでいたので捨てました。結局、山栗は62個になりました。非虫食い率が非常に高いですね。虫は木の上で付くんでしょうか? それとも落ちてから地面で付くんでしょうか? 

 

▲17:59。と切れ味のいい方のハサミ。

 

▲19:29。渋皮付きの山栗をしばらくお湯に漬けておきました。クックパッドには書いてなかったのですが、そうした方が渋皮も剥き易そうでしたから。渋皮だけを丁寧に剥がそうとしても大変そうなので、ナイフでこそぎ落とすように渋皮を取りました。この方法で正解だったと思いますけれど、それでも凄く時間はかかりました。写真は全部を剥き終わった後の渋皮の山。

 

▲19:30。渋皮を剥き終わった62個の山栗です。クックパッドでは山栗30~50個で、お米は2合でした。なので、3合のお米で炊くことに。

 

▲20:27。水加減は通常通りで、味付けは塩だけにしました。小さじ1杯くらいだと思いますが、塩はもう少し多くても良かったと思います。美味美味と絶賛できるようなものではありませんが、実に素朴で山栗らしい味わいですね。年に1回、この季節ならではの贅沢かもしれません。とにかく、手間だけはかかります。それをすべて独りで行なうのは精神的に辛いですね。家族で喋りながら楽しみながら出来れば美味しさももっと感じることでしょうね。


牛乳パックで小さな椅子を作りました

2013年06月28日 | 家庭の事象

2013/6/28  以前S子が作った牛乳パックの椅子が古くなったので、今度は僕が担当することに。同じものを作っても面白くないので、違ったものを作ろうと、ネットで調べて工夫してみました。S子は牛乳パックを四角いそのままで作っていたのですが、ネットでの主流は三角柱。さらに自分なりの工夫も加えて作ってみました。

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▲紙が重なっているかどを切り開きます。

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▲牛乳パックの底も切り進みます。

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▲左が牛乳パックの底だった方、右も左と同じになるように切ってしまいます。

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▲左右ともに切ったところ。

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▲紙が重なっていない方を少しだけ切り取っておいた方が綺麗に出来ます。

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▲薄いピンクの部分が切り離した紙です。

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▲四角い紙パックを三角にして止めておきます。

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▲上下の底もこんな風に止めておきます。そして、こんな三角柱を24個作っておくのです。僕も暇な時に少しずつ作っておいたのです。

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▲ネットで調べると、このように5つのまとまりと7つのまとまりを、それぞれふたつずつ作ります。それを合わせて六角形にするわけです。
でも、な~んか僕には気に入りません。この横長の構造を4つ合わせるというのが気に食わないのです。横長構造はあまり強くなさそうに思えませんか?

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▲というわけで、僕が採用した基本構造は三角柱6個分の六角柱。これならこの小さな六角柱だけでも構造的には強そうです。まあ、引っ込んだ箇所を三角柱2個で埋めるのは致し方ありませんね。

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▲これで、牛乳パックの椅子の出来上がり! あとはしっかりと固定するのと、見栄えを良くするのだけ。すぐバラバラになってしまうので、とりあえずベルトで縛っておきます。横長構造と違って、中心に向かって均等に力を加えることが可能です。

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▲布のガムテープでぐるぐる巻きにしています。

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▲底と同じ六角形の段ボールを2枚用意します。

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▲上下の底に、段ボールを貼り付けて完成! もっと完成度を高めようと思ったら、これを布できちっと包めば最高ですね。

S子は膝を痛めて正座が出来ませんから、この小さな椅子がけっこう重宝するようです。ちょっとした家事で役立つようですね。


今年も河原から採って来ました――天鵞絨毛蕊花

2013年06月12日 | 家庭の事象

2013/6/12 昨日、多摩川河川敷公園のすぐ外、河原の端っこで天鵞絨毛蕊花を採って来ました。テーブルに飾っていますが、水吸いも良好で、朝には昨日はまだ硬い蕾だったのが花開いていました。

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▲多摩川の河原で咲いていた天鵞絨毛蕊花はまだ1mも伸びていませんでしたけれど、これからもっと伸びて、1.5~2mくらいにはなるのです。
ところで、この花の名前、何と読むかご存知ですか? 
「ビロードモウズイカ」です。
ビロードというのは葉っぱを触ってみると納得します。ビロードの手触りなのです。(もっとも、僕はびろーどに詳しくはありませんが、多分そうでしょう)
では、「毛蕊(モウズイ)」と言うのは何?

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▲「毛蕊」の「蕊」というのは雄しべと雌しべのことだそうです。その「蕊」に「毛」がいっぱい生えているので、「毛蕊」なのです。何とも理屈っぽい命名ですね。
うっすらと見える毛は写真をクリックし、拡大して見て下さいね。
帰化植物なのですが、開けた土地でしか繁殖しないので、他を押しのけて繁殖するような強さはないのだそうです。また、薬用としても古くから使われて来たようで、いろいろと効用があるようですね。

昨年のブログは http://blog.goo.ne.jp/1940sachiko/d/20120622 参照。


ツバメが飛ぶ姿の花

2013年04月19日 | 家庭の事象

2013/4/16  パン屋さんで買い物をした帰り、多摩川べりで春の野の花を摘んで来ました。

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▲セリバヒエンソウです。漢字で表せば「芹葉飛燕草」。
明治時代に中国から観賞用として持ち込まれた外来種です。かなり野生化も進んでいるようですね。奥多摩の山里でもよく見かけることがありました。
しかし、その姿の可憐さに反し、強い毒性を持っているのだそうです。
花瓶に入れて、テーブルの上に飾っていますが、水吸いもよく元気ですよ。


我が家の節電――その②

2012年07月27日 | 家庭の事象

暑い夏が続いていますね。暑さに負けて体調を崩しては元も子もありませんし、かと言って、冷房使い放題では地球の環境にも自分のお財布にも大いなる負担がかかってしまいます。

まあ僕は8月生まれだからでしょうか? 夏の暑いのはさほど苦にはなりません。生まれ落ちた瞬間からこの日本の暑さだったのですから、人生で最初に適応した気候だったわけです。それでも寝苦しい夜(熱帯夜)はあります。

ですから、暑さを、室内の暑さを和らげる工夫はいろいろと試してみました。簾(すだれ)を垂らしていた時期も長かったのですが、最終的に辿り着いたのが遮光ネットでした。一昨年の夏からこれを使っています。

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▲簾と比べての利点は安くて軽くて長持ちすること。それにしっかりと固定できるので、風にも強いことです。一番向こうの色付きのヤツは以前からあったもので、勿体ないので使っています。手前の黒い2枚の遮光ネットが本命。

1枚のサイズは2m×2m、ハトメが8つ付いています。上部のハトメは小さなカラビナでロープにかけていて、遮光ネット同士を離せば左右に開くこともできます。布団を干す際にはそうしています。左右や下の部分はハトメに紐を付けていますから、しっかりと張っておきます。

そして重要な点は、遮光ネットをベランダの手摺りの外側に垂らすこと。手摺りのコンクリートや金属部分が直射日光に当たって高温になるのも室内が暑くなってしまう熱源なのです。直射日光に当てないだけで、コンクリや金属の温まり具合がかなり違ってきますよ。

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▲我が家のベランダです。遮光ネットによるたったこれだけの日陰が出来るだけで、ずいぶん違うものです。ちなみに温度計をベランダのコンクリの上に置いて温度を測ったところ、遮光ネットの日陰部分では33~34℃、向こうの日なた部分では39℃でした。時刻は13時ころです。

ところで、またまた今回もタイトルが落ちです。実は「節電」と言っても、我が家にはエアコンがないのです。遮光ネットを付けようが付けまいが、使用電力は変わらないのです。若いころは地獄のように暑い部屋に住んでいたこともありました。それでも、エアコンは購入せず何とか凌いで来ましたから、暑さには強いのでしょうね。

年老いて耐えられなくなったら、購入することにしましょう。