2013/11/21 この日ものんびりとした日でした。
▲心地の良い朝でした。一昨日に買っておいたベーグルやヨーグルト、卵、サラダ菜、ベーコン、トマトなどの残りで朝食を作り食べたのでしょう。9:28ころ。
▲泊めていただいている邸宅からの風景。10:42ころ。
▲ちょっと右の風景はこれ。10:43ころ。
実は前の2枚の写真の牧草地はこの邸宅の敷地なんです。酪農家に貸しているそうです。国土はさほど日本と変わらないのに、人口が信じられないほど少ないニュージーランドならではですね。
▲僕たちのために用意してくださった部屋がこれです。奥にはキッチンがあります。10:43ころ。
▲右っかわを眺めるとこんな感じ。外見は田舎の木造建築。この広い木のテラスが僕はとっても気に入りました。10:44ころ。
今日は華世ちゃんが僕たちのためにお休みをとってくれています。
ネルソンの市内観光をセッティングしてくれました。
なにしろ初めての土地なので、土地勘はまったくのゼロ。連れて行ってくれた場所も、海岸とは近いのか遠いのか、ネルソン中心街とはそばなのか離れているのか、その程度しか分かりません。今この文章を書きながら、「ああ、ここはこのあたりだったのか」と確認しながらの作業です。
▲道路っぱたに車を停めて、広がる景色を見せてくれました。眼下の島はハウラショア島。その右に薄っすらとですが、砂洲の先端が見えているのが分かるでしょうか。この砂洲はボルダー・バンクと言い、長さがさらに右へと7kmくらいあります。それに囲まれた内海がネルソン・ヘブン。
この道路っぱたですが、デイヴィス・ルックアウトと呼ばれるポピュラーな展望地だったのですね。日本の感覚では道路っぱたです。12:03ころ。
▲ここがデイヴィス・ルックアウト。華世ちゃんが説明してくれています。広がっている海はタスマン湾。12:04ころ。
▲ボルダー・バンクです。まだまだ右へと続いているのです。12:14ころ。
ここから次の目的地へ車を走らせます。ここからさらに東へ、ネルソン市街地のほぼ東端へと向かったようです。
▲車を駐車場に置き、だだっ広い芝生の広場を抜けました。日本人からすると実に贅沢な広さですね。ただ、この広場には凄い歴史があるようなんです。それはニュージーランドで初めてのラグビーの試合がこの広場で行われたのだそうです。今のオールブラックスに至る栄光の歴史もここから始まったんですね。12:34ころ。
▲華世ちゃん何やら首を突っ込んで探しています。2年近く前のことですから、忘れてしまいました。調べた限りではこの植物名はニュージーランド・フラックスかな? マオリたちはこの葉から繊維をとって利用していたのだそうです。ぼんやりした記憶ですが、葉の根元あたりの白い部分が食べられると説明してくれたような、そうでないような・・・・ 12:45ころ。
公開後すぐに、華世ちゃんからコメントが。このフラックスの根元の白い部分はアロエベラみたいなゼリー状のものが入っていて傷に効くのだそうです。華世ちゃん有難う!
▲カウリの木だと思います。近くに1951年に植えたとの標識がありましたから、まだ60歳代の木です。カウリからしたら幼木ですね。
カウリはニュージーランド特有の木で、主に北島、それも北部で主に繁殖していたそうです。樹齢1000年以上になる木もあり、樹高が50m、幹回り15mになるような巨木もあるのだとか。まっすぐに伸び、下部の枝は落ちてしまうので、建築材として重宝され、乱獲されてしまったようです。今では保護されているようですね。12:51ころ。
▲日本でもマヌカ・ハニーは有名ですよね。ニュージーランド旅行のお土産の定番にもなっています。その蜂蜜を何故マヌカ・ハニーと呼ぶのかを知っている方は少ないと思います。僕も知りませんでした。「地名かな?」くらいにしか思っていませんでした。
蜂蜜の種類をアカシアとか、レンゲとか、ソバとかのように花の名前で分けることがありますよね。マヌカ・ハニーもそれです。マヌカの花なんですね。写真の花がマヌカ。
花は少し桜や梅などバラ科の花にも似ていますが、フトモモ科なのだそうです。と言われても馴染みのない「科」ですよね。例をあげれば、ユーカリ、グアバ、チョウジ(クローブ)、ブラシノキなど。と聞いても、あまりイメージは湧きません。でも、どこか皆、個性的な木のようです。
マヌカも蜂蜜でなくとも、木自体が薬効の強い木だと珍重されていたようです。そんな木の蜂蜜も抗菌作用が物凄く強いことが知られています。その抗菌力の大きさによってマヌカ・ハニーの価格も違いますよね。13:02ころ。
▲高台に到着しました。ネルソンの中心街が見えています。13:10ころ。
▲ネルソン中心街を見下ろしています。写真中央にはネルソン大聖堂が見えています。13:10ころ。
▲なんと! ここはニュージーランドのちょうど真ん中なんだそうです。いわば「ニュージーランドのへそ」。よくぞ、こんないい場所に中心が来たものです! 13:15ころ。
▲The Centre of New Zealand にはモニュメントも建っています。僕が指差している場所が中心地点。13:20ころ。
▲市街地に降りて、ランチにしました。僕が頼んだ料理。14:15ころ。
▲S子は小食です。14:15ころ。
▲華世ちゃんのは、美味しそう。僕もこれにしたらよかったかな? 14:15ころ。
▲街を歩いて大聖堂へ向かいます。森の中に見えて来ました。14:51ころ。
▲大聖堂への階段です。華世ちゃんの左の台座のようなものに1842と1942のふたつの数字が見えます。ひとつは1842年3月に初めての礼拝が開かれたことの記念でしょう。100年後の1942年に何があったかは分かりませんでした。ニュージーランドは歴史の新しい国ですね。14:53ころ。
▲教会の中で写真をパシャパシャ撮るのは申し訳ありませんでしたから、2枚だけしか撮りませんでした。パイプオルガンや説教台が写っているようです。華世ちゃんが幾つか説明してくれましたけれど、ほとんど覚えていません。途中まで大理石で作っていたのですが、何かの理由で残りはコンクリートで作ることになったとか、そんな感じの話しをぼんやりと覚えています。
聖公会ですから、イギリス国教会の流れを汲んでいるようですね。15:02ころ。
この後、買い物に行きました。ネルソンのどのあたりだかは僕にはさっぱり分かりません。
まずは macpac です。日本でも知られていると思いますが、アウトドアショップです。メリノウールのネックウォーマーのような品物をS子が購入しました。
続けて、Kathmandu という名前の同じくアウトドアショップです。ここでもS子が3点ほど購入していますね。この Kathmandu ですが、同系列のクライストチャーチ店でもS子は100NZドルほどの山用上着を購入しています。その服は価格も安く、デザインや色合いもなかなか素晴らしいものでした。日本と比べて特に安いわけではありません。でも、日本ではあまり見かけないようなデザインのものもあって、見ているだけでも楽しかったですね。
それから華世ちゃんの家へ向かう途中で、スーパーへ寄りました。ワインを3本、ベーコン、ヨーグルト、コーヒー、野菜などを購入しているようです。
2年もたって、何を買ったか何故分かるかというと、その時のレシートを記念にとっておいたのです。ただ、英語ですから、それが何なのか分からないこともありますが・・・・
▲今宵の宿からは華世ちゃんのお世話になります。と言っても、華世ちゃん自身はマリアンさんのご自宅の一室を間借りしつつ共同生活しているようなスタイルです。ですから、マリアンさんのお世話にもなるということ。
ネルソンの北西部マプアにそのお宅はありました。写真はその家から眺められる風景。入江のような海が見え、牧草地が広がっています。
僕は日本の自然が大好きですけれど、ニュージーランドのこの広々した開放感はかないませんね。18:38ころ。
▲この部屋が僕とS子が暮らす部屋。普段はマリアンさんが使っているよう。18:40ころ。
▲この家には可愛い猫が3匹いました。名前も聞いたのですが、忘れてしまいました。19:27ころ。
この晩はマリアンさんと華世ちゃんが歓迎の夕食を準備してくれました。ラム肉とかのステーキだったように記憶しています。ニュージーランドのラム肉とニュージーランドの白ワイン、とっても美味しいです! マリアンさんはネルソンの病院で仕事をしている技師さんだと聞いたような・・・・? 夏休みには毎年長期休暇をとって海外へ自転車旅行に行くのだそうです。家にはカヤックも置いてあり、ニュージーランドにはこういう女性が多いのだとすると素晴らしいことですね。
あとこれは内緒ですが、プライベートも充実しているそうですよ!