ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

拝島大師の藤が見事でした

2013年04月28日 | 山へ行かなかった休日は……

2013/4/28  本当なら今日と明日で奥多摩へ出かけ、テントを張って焚火をするつもりでした。
ところが、風邪気味で急遽中止。残念ですが、30日、1日、2日と仕事が続き、3日から雪山に入るつもりなので、ここで無理をしてさらに体調を崩す訳にはいきません。

という訳で、じっとしていたのですが、ちょっとだけS子と二人で近所を散歩して来ることにしました。

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▲「龍津寺の湧水」です。東京の名湧水57選にもなっているそうです。鯉の他、名前は分かりませんが5~10㎝のほっそりした魚や、メダカのような小さな魚が群れていました。

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▲おそらくカルガモだと思います。

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▲アカミミガメがのんびり甲羅干しをしていました。このカメはアカミミガメと言うよりミドリガメと言った方が分かり易いでしょう。子供の頃は甲羅が緑色なので、ミドリガメと呼ばれているのです。日本では亜種のミシシッピアカミミガメが日本生態学会により侵略的外来種ワースト100に指定されているそうです。そのせいでしょうか?以前、市の職員(多分)がここでこのカメを捕獲しようとしていました。

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▲拝島大師(実はお隣りの日吉神社の前なのですが、拝島大師の方が通りがいいので)の藤は東京都の天然記念物に指定されているのだそうです。樹齢およそ800年だとか。
ちょうど満開でした。綺麗ですし、独特ないい香りがしています。


芸術鑑賞のあとは・・・・これが本命! 山の仲間と飲み会

2013年04月27日 | 山の仲間たち

2013/4/26  僕が一年前まで所属していた山岳会の山仲間二人が書と絵の展示をしているというので、鑑賞して来ようとS子と二人で出かけました。
まずは国立駅に午後2時集合で「宇フォーラム美術館」へ。 http://www.u-forum.jp/
書ではありますが、文字を書いている訳ではなく、とても前衛的な芸術です。
山仲間のN里さんの作品も展示されています。書の技を用いた抽象芸術ですね。

僕たちも含めて7名が今度は所沢へ行きました。駅のすぐそばにある所沢第二市民ギャラリーです。
こちらでは所沢市民の絵画を楽しむグループ「いっぽの会」絵画展が催されていました。
そこにA藤さんの作品が展示されています。

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▲A藤さんの絵、2点です。今年は山の絵ではありませんが、少しずつ絵の技術が上達していっているようですね。素晴らしい!
カメラを持って行こうと思っていたのですが忘れてしまいました。という訳で、携帯電話のカメラでの撮影です。

N里さんの書は美術館の雰囲気が写真撮影を許してもらえなさそうでしたので、自主的に撮影は控えました。

さあ~て、所沢で2名の山仲間を加えて、総勢9名での飲み会がスタートしました。みんな僕よりは年上の方々ばかりですが、元気この上ない! 僕たちを含めて4名はもう1軒ハシゴ。


標高差900mの登下降と春の花―――花折戸尾根~本仁田山~杉ノ殿尾根

2013年04月24日 | ハイキング/奥多摩

2013/4/17  土日が2週連続で仕事になっているので、水曜日に少々の無理をして奥多摩を歩いて来ました。朝、S子は歯医者さんへ行く用があったのですが、それを済ませてからの登山出発です。先週よりもさらに遅れること1時間!
僕のリハビリ山行第3弾でもありますから、交通の便が良くて、それなりにエネルギーを費やせる山ということで、本仁田山になりました。短時間で登れる急登・急下降の山だからです。鳩ノ巣駅を出発し花折戸尾根を登り、本仁田山からは杉ノ殿尾根を下って、再び鳩ノ巣駅に戻る、そんなコースを計画しました。

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▲鳩ノ巣駅で下車、西川沿いのこの青い橋を渡ります。人の家の敷地内を行く感じがして(事実そうなのかもしれませんが)、ちょっと戸惑います。橋を渡ってからは左へ左へ行く感じですね。11:34ころ。
時すでに正午直前です!

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▲今年最初のヒトリシズカの花です。11:38ころ。

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▲昔の昭文社のMAPでは薄いグレーの破線でしか表わされていなかった花折戸尾根が今では赤の破線です。こんな道標も立っています。11:42ころ。

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▲白丸ダムがよく見渡せる場所がありました。このダムは発電用ダムで、御岳にある多摩川第三発電所に送水し、最大1万6400kwの発電をしているそうです。2001年にはダム直下に白丸発電所も建設し1100kwの発電もするようになったのだとか。12:00ころ。

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▲山道に入ってから、ずうっと急登が続きます。岩もゴロゴロ。12:11ころ。

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▲海沢谷出合付近、神庭にある氷川発電所。写真中央のパイプを水が流下して発電します。そのパイプの上方に貯水池も見えています。この水は奥多摩湖から(正確には小河内ダム直下の発電所付近から)地下のトンネルを通って送られて来ているのです。もちろんパイプの下方にある建物が発電所。12:50ころ。

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▲手前の斜面は伐採跡です。以前通った際には、伐採直後で荒れていましたが、今は山桜をはじめ、広葉樹の苗が植えられています。広葉樹林へ戻すようですね。御岳山の左のピークは大塚山だと思います。鍋割山が御岳山と大岳山の間のどのピークだか自信がありません。12:56ころ。

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▲写真の右手に山の中腹に開けた奥多摩霊園が見えます。その霊園の左上のピークは城山。植樹した苗はシカの食害から守るためでしょうか、網の筒で囲ってありました。13:04ころ。

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▲この時季奥多摩のほとんどでミツバツツジに出会うことが出来ます。花折戸尾根を登っていると、左斜面にしか咲いてはいません。右斜面は北面なので生えていないからです。それは当然なのですが、不思議なのは稜線の山道沿いの手に届く位置に咲いている花がないことです。稜線の強い風や乾燥を嫌がっているのでしょうか? 13:48ころ。

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▲本当にスミレ、スミレ、スミレ。スミレだらけですね。詳しい名前はよく分かりません。13:57ころ。

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▲ゴンザス尾根との分岐です。14:00ころ。

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▲チクマ山1040mです。14:07ころ。

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▲ふわふわの木や草の小片の塊が落ちていました。鳥の巣材だったんだと思います。14:08ころ。

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▲前方に今日の目的地、本仁田山が見えて来ました。14:09ころ。

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▲鮮やかなピンク色のミツバツツジ。登る左側に絶えることなくピンクの輝きが続いていました。14:09ころ。

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▲山道の両側にはアセビが続いています。でも、アゼビの花が咲いていません。14:11ころ。
家で調べてみると、ツツジ科(アセビはツツジ科です)の植物には裏年と表年(隔年結果とも言うそうです)があることが多いんだそうです。写真のアセビも裏年だったのかもしれません。
ついでながら、アセビは有毒植物ですが、有毒植物の蜜を吸って出来たミツバチの蜂蜜は味が良くなかったり毒の成分が混ざっていたりするそうです。

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▲まだまだミツバツツジは続いています。右と左のピンクの色合いの違いを楽しんで下さい。14:22ころ。

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▲花折戸尾根最後の急登あたりで、またスミレが多くなりました。14:34ころ。

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▲S子が靴ずれの手当てをしている場所で、今回もっとも近い場所で咲いているミツバツツジに出会いました。この辺りでは半分は蕾です。蕾だけの木もあります。14:43ころ。

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▲同じ場所にあった岩の上には、ちょっとの割れ目に根を下ろした木が生えていました。30年、50年とたって、この木は岩を割ってしまうのでしょうか? それとも岩を抱え込んでしまうのでしょうか? 14:57ころ。

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▲咲いているぜ~んぶのスミレを撮っておきたくなります! 14:59ころ。

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▲またまた木の不思議な生命力です。この枝のような木は裂けていながら生きています。太い幹の方へ裂けた両方ともがしっかりと繋がっていました。どのような歴史があって、このようになったのでしょうね? 15:01ころ。

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▲蕾が多かった中で、満開のミツバツツジ。南向きで暖かいのでしょうね。15:02ころ。

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▲スミレに虫がとまっていました。カミキリムシの仲間のようですが、名前までは分かりません。15:04ころ。

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▲一般登山道になっている大休場尾根と合流しました。15:08ころ。

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▲本仁田山1224.5m山頂です。15:11ころ。
鳩ノ巣駅からの標高差はおよそ910mほどです。

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▲山頂のアセビが満開でした。こちらは表年のようです。15:13ころ。

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▲またまた不思議な木です。2枚の写真は同じ木なのですが、絡まっているんだか、ひっついているんだか。何本の木なのだか? よく分かりませんでした。15:23ころ。

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▲コブタカ山が目前です。まっすぐ進むと川苔山ですが、今日は右に折れて、杉ノ殿尾根を下山します。15:38ころ。

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▲これはニガイチゴの花。実は食べられますが、少し苦みがあります。僕は食べますけれどね。16:49ころ。

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▲こちらは美味しいキイチゴ(モミジイチゴ)の花です。ニガイチゴより花も綺麗ですね。花びらの小さな穴は虫が食べた痕なんでしょうか? 16:50ころ。

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▲多分ツクバネウツギだと思います。16:52ころ。

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▲大根ノ山ノ神です。16:57ころ。
宮内敏雄氏の『奥多摩』によると、「大杉の株根の洞(うど)に大山祇ノ命を奉祀してある。附近に享保十三庚申年なる石地蔵があるから、これは皇紀二三八七年頃の建立で、古めかしいアトモスフェアが匂うのもその故かも知れない」とある。
しかし、残念なことに数年か十年ほど前にこの場所を林道が横切ることになり、神気の雰囲気はすべて消えてしまいました。

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▲途中、大きな切り株があったので、モノ好きにもその年輪を数えてみました。最近切り倒されたのだとすると、この木は幕末~明治維新のころに植えられたものなのですね。
黄色の点は年輪10年ごとのしるしです。

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▲ヤマブキの花を大きく写してみました。17:20ころ。

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▲いつもはまっすぐ鳩ノ巣駅へ下りますが、今日は熊野神社経由で向かうことにしました。17:29ころ。

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▲今あちらこちらでシャガが咲いています。どこにでもある平凡な花なのですが、実はとっても美しい。17:39ころ。

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▲熊野神社です。17:41ころ。
上の写真は農村歌舞伎の舞台です。舞台前の広場では八月第三日曜日の例祭で獅子舞が踊られるとか。僕は不勉強でほとんど知らないのですが、奥多摩はこのような民俗芸能の盛んな土地だったようですね。

鳩ノ巣駅前の『玉福』というお店は閉まっていました。このお店とも長いお付き合いなのですが、女将さんが病を患っているので気になっています。
電車がすぐ来ましたから、それに乗って地元の初めて入る中華屋さんで夕食を食べました。中華の店なのに紹興酒はなく、変な感じです。ハンバーグやカレーライスもあったりと中華屋さんとは言え、大衆料理店といった方がいいですね。味もそれなりで、家庭的でした。酒をたしなみながらというお店ではありませんけれど。

右膝の調子はさほど変化ありません。今回は急登と急下降が続くコースでした。それでもさほど影響はなかったようです。強くひねらない限り、山を歩くのには影響はないと思います。重荷を背負っても大丈夫だとは思います。クライミングには少し影響が出るでしょうね。クライミングは思いのほか膝の力を使いますし、クラックに足をねじ入れる際やステミングで足を突っ張る際など、膝にかなりの力がかかるものですから。


ツバメが飛ぶ姿の花

2013年04月19日 | 家庭の事象

2013/4/16  パン屋さんで買い物をした帰り、多摩川べりで春の野の花を摘んで来ました。

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▲セリバヒエンソウです。漢字で表せば「芹葉飛燕草」。
明治時代に中国から観賞用として持ち込まれた外来種です。かなり野生化も進んでいるようですね。奥多摩の山里でもよく見かけることがありました。
しかし、その姿の可憐さに反し、強い毒性を持っているのだそうです。
花瓶に入れて、テーブルの上に飾っていますが、水吸いもよく元気ですよ。


リハビリ山行第2弾は新緑とお花の奥多摩―――古里駅~大塚山~御岳集落~大楢峠~カタクリ山

2013年04月18日 | ハイキング/奥多摩

2013/4/11  ここのところ土日の天気が良くない日が続き、今日はぽっかり空いた平日の休みの日。S子と二人でリハビリ山行へと出かけました。久し振りに天益へも行く予定です。

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▲僕はリハビリですし、S子も前夜遅くの帰宅でしたから、出発は超ゆっくり! 9時くらいの自宅出発です。古里駅で下車し、多摩川をわたる万世橋から上流を眺めました。
僕は新緑が大好きです。紅葉よりも新緑が好きだと宣言するにはばかりません。柔らかい緑のグラデーションが本当に美しい! 写真の左にも見える山桜のフワッとした白色がまた何とも言えず絶妙ですよね。10:30ころ。

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▲この時季の山里歩きも大好きです。それぞれの家庭が庭を実に美しく手入れしてあって、我々のような通りすがりの者たちの目も楽しませてくれるからです。
庭の傍に咲く山桜がいいですよねぇ。手前の赤は何故かカエデなんです。10:35ころ。

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▲土筆も出ていました。10:37ころ。

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▲人の家を撮影して悪いとは思いましたが、こんな美しい花の咲く木がある家なんて最高ですよね。遠くの花を望遠撮影していますから、何の花かは分かりませんが、白と桃色の混ざったキメラみたいですね。10:40ころ。

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▲スミレは種類が多くて僕にはほとんど分からないものばかりです。春になって、スミレを見ると、心の中も本当の春になって来るようですね。10:43ころ。

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▲このスミレは僕にもわかります。葉っぱがギザギザなのでエイザンスミレですね。10:48ころ。

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▲最初の頃の山道はほとんど植林の中を通っています。11:16ころ。

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▲春になると植物だけでなく動物もうごめき始めます。写真では何にも伝わりませんが、この穴からはほんの少しずつ地下水が浸み出してきているのです。そして、そして、・・・・
穴の奥からはゲロゲロ、コロコロ、フーフー、何と表現できるかは難しいのですが、明らかにカエルが数匹、いや十数匹ほど鳴いています。覗き込んでも姿は見えません。土に潜っているのでしょうか? それとも穴を掘って隠れているのでしょうか? 11:32ころ。

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▲飯盛(めしもり)杉の看板が立っていました。おそらくこの写真の杉の木だとは思うのですが、椹(さわら)の確認は出来ませんでした。11:44ころ。

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▲植林帯も終わりに近づき、広葉樹林も現われ始めました。広葉樹は明るくて、暖かくて、気持ちがいいですね。11:49ころ。

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▲広葉樹林だと春先に光がたっぷりと入ります。ですから、低灌木や草の花も咲くのです。これはミツバツツジ。た~くさん咲いていました。ミツバツツジの後ろには山桜も咲いているのが見えるでしょうか。11:50ころ。

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▲登山道の様子も、ほらこんな感じに。11:56ころ。

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▲この時季いちばん美しく目立っている花がミツバツツジ。たくさん撮影したのでまた載せました。11:58ころ。

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▲この辺り、標高は800mくらいでしょうか。新緑はまだ芽吹いたくらいですし、山桜も蕾でした。足元はまだ冬のままで、乾いた落ち葉が降り積もっています。12:01ころ。

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▲この木は新芽と共に花も咲かせていました。名前はまったく分かりません。12:02ころ。
家に帰って調べてみると、どうやらこれは有名なクロモジのようです。

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▲大塚山920.3mの山頂が近づいて来ました。山頂に立つ塔が写真の右に見えています。12:19ころ。

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▲大塚山山頂には登らず、御岳集落へと向かいました。集落手前の登山道脇にはキブシが幾本も生えていました。キブシがこんなにたくさんあるのは何か意味があるのでしょうか? この果実を染料としても用いることがあったようですから、そのために集落の人が植えていたのでしょうか。12:36ころ。

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▲御岳山の富士峰公園手前に来ました。御岳集落のすぐそばですから、ミツバツツジも少しは人の世話が加わっているのでしょう? これまでのに比べると、わずかですが華麗な雰囲気が増しているように思えます。右奥のとんがったピークは鍋割山でしょうか。12:38ころ。

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▲ここまでは風が強くて、のんびりと休める場所がありませんでした。風下の登山道にベンチがあったので昼食を摂ることにします。すると、突然の霰(あられ)! ズボンの上の小さな白い点々が分かるでしょうか。さらに激しくなったので、傘を差します。霰は雨になったり、再び霰になったり。寒くて、手がかじかむ中で、手早くお昼を食べました。12:46ころ。

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▲このあたりカタクリが咲くことは知っていました。むかし見たことがありますから。でも、雨の中、傘を差しながらですから、とりあえず記録のためにだけ写したカタクリがこれです。13:07ころ。

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▲大塚山の山頂も踏みませんでしたけれど、御岳山山頂にも行きません。御岳集落を通って、大楢峠への登山道に入りました。13:11ころ。

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▲前線が通過したのでしょうか? でも、まだ寒気は居座っているようです。とっても寒いのですが、雲間から太陽がのぞくと輻射熱が生じます。エイザンスミレも嬉しそうです。13:32ころ。

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▲御岳山から大楢峠まではこのようなトラバース道が続きます。先行するS子。13:33ころ。

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▲ハシリドコロ。毒草ですが、好きな花です。僕は黒花は好きなのです。花の世界ではクロユリで代表されるように純粋な黒でなくても、濃い茶色や濃い紫色などを黒と呼ぶようです。他にはアオキの花やアケビの花も黒花ですよね。13:35ころ。

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▲ネコノメソウの仲間です。種類が多いので、何ネコノメソウかは分かりません。比較的オーソドックスなネコノメソウだとは思うのですけれど。16:59ころ。

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▲スミレの群生。スミレの仲間も本当に種類が多くて名前が分かりませんね。14:16ころ。

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▲大楢峠はすぐそこ。14:53ころ。

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▲大楢峠にはナラの巨樹があります。幹周4.5m、樹高27m、推定樹齢400年です。大楢峠と言う名前ですが、オオナラではなくコナラの木です。14:55ころ。
このコナラの木も弱って来ているようですね。こんな洞が空いています。

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▲大楢峠からの下山道ではこの時季いつもイカリソウに出会います。何とも美しい花。15:35ころ。

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▲山道から車道に出、奥多摩霊園を過ぎると、風景は山里になります。15:55ころ。

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▲遠くの山の斜面に山桜の花が霞んで見られます。望遠でカットしてみました。15:55ころ。

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▲「カタクリ山」に途中立ち寄りました。カタクリは最盛期は過ぎていましたが、ニリンソウがまだ美しく咲いていました。16:18ころ。

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▲さほど萎びれていないカタクリも残っています。16:19ころ。

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▲ミヤマキケマンも咲いていました。有毒植物でもあるそうです。16:28ころ。

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▲奥多摩駅へ向かう途中の多摩川です。両岸の新緑が見事でした。16:42ころ。

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▲天益の前あたりから奥多摩駅を撮影しています。背後の山には山桜がたくさん咲いていました。17:03ころ。

ここのところ天益を訪れても満席で、入れないことが続いていました。平日なので大丈夫だろうとは思っていましたが、座敷ではすでに消防署の方々が歓迎会なのでしょうか、盛り上がっているようです。僕とS子が座ったカウンターにも一人、二人と消防や警察の方々が加わって来ます。登山者は我々だけ。天益は平日でも繁盛しているようですね。
時間もたったのでお会計をしてもらって外へ出ると、Kさんとバッタリ。いまKさんは奥多摩湖に近いY井さんの自宅に泊まっているそうです。Y井さんがアメリカへ行っている間の留守番役のようですね。

膝の状態ですが、今回最終盤の下山時に左足を滑らせ、右足で踏ん張る場面が2回ありました。さほど強く踏ん張る必要もなかったのでたいした参考にはなりませんが、とりあえず痛みは走りませんでした。翌日、二日後など、右膝内側には痛みと疲労が少し残っています。それほど悪化する兆候はないようです。時間とともに回復するでしょう。