ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

大塚山~御岳山~大岳山~鋸山、奥多摩のゴールデンコースのひとつでしょうね。哲さんがリハビリ山行に誘ってくれました

2023年07月13日 | ハイキング/奥多摩

一日中穏やかで風もない暖かな日でした。何かと問題を抱えたリハビリ中の二人を連れて、リーダーの哲さんは優しさ全開でした。有難うございます。

 

2023年2月5日(日) 大塚山~御岳山~大岳山~鋸山

▲8:13。古里駅を出発します。

 

▲8:17。駅前の多摩川を渡る橋から上流を眺めました。無風快晴です。

 

▲8:29。大塚山経由で御岳山へ登る登山口です。

 

▲8:30。鹿除けの柵でしょうか?

 

▲8:52。植林の中の登山道を登って行きます。

 

▲9:09。途中、林道を横切りました。

 

▲9:40。落ち葉の積もった心地よい登山道です。

 

▲9:56。冬枯れの山は明るくて好きです。

 

▲10:06。大塚山に到着。

 

前半の御嶽神社まではゆっくりペース(僕にとってはそうでもありませんでしたが)の観光気分。御岳集落のこれまで見たことがなかったエリアを見物したり、まさに物見遊山。

 

▲10:41。富士峰園地に寄り道しました。ここへ来るのは、僕は初めてです。よく来る山でも、意外に立ち寄らない場所はあるものですね。産安社(うぶやすしゃ)の隣りに夫婦(みょうと)が並んで立っていました。左のコブのある方が女杉、右が男杉と呼ばれているようです。解説板には次のように書かれていました。「二人手を繋ぎながら通るといっそう円満なり、また、男性は女杉を、女性は男杉をさわりながら木の間を通ると良縁に恵まれる」。

 

▲10:43。産安社の横に育つ巨樹の安産杉。そのどっしりとした相貌が安産を象徴し、数多くの枝は子孫繁栄を示しているのだそうです。他にもお目出度い巨樹がありますから、立ち寄ってお得なエリアですね。哲さん、有難う。

 

▲11:00。樹齢1000年の巨樹、神代ケヤキ。毎回見上げるのですが、迫力がありますね。

 

▲11:11。武蔵御嶽神社。創立は何と紀元前と言われているそうです。天平8年(736)行基が東国鎮護を祈願し、蔵王権現像を安置してから山岳信仰の霊場とされました。

 

▲11:26。奥宮遥拝所から奥の院を眺めます。武蔵御嶽神社の裏手です。

 

▲11:29。武蔵御嶽神社はおいぬ様でも有名です。日本武尊(やまとたけるのみこと)東征の折、道に迷った日本武尊を白狼が導いたことから狼が崇められるようになりました。

 

▲11:46。大岳山へ向かう登山道の脇に天狗の腰掛け杉が立っています。今は腰掛け用の枝が高い位置ですけれど、昔はもっと低い枝だったとおぼろげな記憶があります。折れたのだと思います。

 

大岳山に向かう頃からやっと本来のハイキング気分になって来ました。それでも、大岳山から白倉に下山することになるんだろうなぁ、と予想していたのですが、大岳山に到着すると、欲も出て来て、時間的にも日没までには下山できそうだと、予定通り鋸山を目指すことに決定。もしも、時間的に山中で暗くなりそうなら、鋸山から大ダワへ行って、そこから大ダワ林道を下ろうということに。林道ですから、暗くなっても安全です。

 

▲13:01。大岳神社を過ぎ、大岳山を目指します。

 

▲13:12。大岳山1266.5m山頂で記念撮影。左からSS木さん、僕、哲さん。

 

▲13:43。山頂からの景色。右の山はどこなんだろう?

 

▲13:50。鋸山へ向かうと、日陰には雪がほんの少し残っていました。

 

▲14:35。気持ちの良いなだらかな尾根道が続きます。左前方の山は御前山でしょうか?

 

▲15:13。鋸山1109mでちょっとだけ小休止。どうやら日没前には下山できそうと判断し、鋸尾根を下ることにしました。

 

年齢とともに、下りが苦手になって来ている僕のことを哲さんが気にかけてくれて、何度も何度も声を掛けてくれます。鋸尾根は躓いて転んだりすると、何10メートルも転落してしまいそうな箇所だらけですから、僕は凄く時間がかかります。哲さんが何度もほんのちょっとだけ僕に分からないくらい足を止めて待ってくれています。ミスをして怪我をする方がもっと大きな迷惑をかけますから、僕はゆっくり丁寧に手を使いながら一歩一歩進みました。

 

▲16:08。哲さんが指差しているのは、石尾根の六ッ石山でしょうか?

 

▲16:16。木の根模様が美しいですね。

 

▲16:23。愛宕神社のある愛宕山507mよりも手前にあるピーク。雰囲気的にはこちらの方が愛宕山っぽいですね。夕景が迫りつつあります。

 

▲16:23。岩場の上には烏天狗像もあります。

 

▲16:23。烏天狗は2体あります。

 

登山口に降り着いたのは日没時刻の数分後。まだ薄暮が残る時間でした。

 

何故か『天益』は閉まっていました。それで、『村㐂』へ。カウンターでしたから、地元の面白いおじさんたちが・・・・。ただの酔っ払いのお爺さんだと思っていたら、白丸に窯を持つ陶芸家だったり、 40代くらいの若者(奥多摩では)が東京都多摩地域から移り住んだ食堂の料理人だったり。彼は柳小路に店を出していて、店名も『柳小路』だったかな? 冬は店を閉めていて、猟をしているんだそうです。鹿や猪を獲っているんだとか。鹿より猪の方が美味い、って言ってましたね。彼のお店で出すんだと思います。『村㐂』ではイワナ酒を哲さんと二人(SS木さんもほんの少し)で飲んだのですが、彼の店ではカジカ酒を出しているんだとか。これは飲んでみる価値ありだと思いますよ。イワナ酒も美味かったですからね。カジカなら尚更な気がします。陶芸家のお爺ちゃんは電話が掛かって来て帰りましたが、入れ違いでちょっとお洒落なアラカンのおじさまが入って来ました。この人が何者なのかは聞くことは出来ませんでした。

電車の中でも、哲さんは僕の腰痛を心配してくれます。腰痛は筋肉痛ではなくて、神経の痛みだとかなんとか、言ってたように記憶しています。確かにそうだと思います。翌日の晩現在で、脚は全体的に筋肉痛になっていますが、腰はまだそれほどでもありません。哲さんから教わった腰痛予防のストレッチを昨晩もしましたが、今晩も寝る前にしようと思います。

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