Umi kakasi

自分が感じたことを思うままに表現してみたい。

奇跡の逆転優勝

2014-11-12 11:39:28 | 日記
世界選手権シリーズ「WGG HSBCチャンピオンズ」
年間4試合が組まれている世界選手権、今季第1戦のビッグタイトル

                      中国上海(7261ヤード、パー72)
                      シェシャンインターナショナルGC
最終日

「最終日最終ホールのリーダーボードでは、10アンダーが何と5人、優勝は、間違い
ないと思われた、B・ワトソンが17番でダブルボギーを叩き、首位とは2打差、6位に
後退する場面で起きた18番の奇跡、「バンカーからのチップインイーグル」
メジャーチャンピョンの、底知れぬ力を見せつけたショットで、首位Tに返り咲き、
プレーオフで、T・クラークに、逆転優勝。
このような、場面が過去にあっただろうか、この試合、最終日の残り3ホール見た
だけでも、PGAのレベルの高さを見せられた、これが世界選手権と言うのだろうか。」

最終組の1つ前のB・ワトソンと、T・クラークが、11アンダーで後続を待っている、
この二人を追う最終組のロングホールで、誰が10アンダーから抜け出し首位に
並ぶのか、M・カイマーは池に入れ2つ落として8アンダー脱落、、バーデーパットに
賭ける、G・マクドウェルと岩田寛、(今年国内で初めて1勝)した選手が、世界の
初舞台で優勝を懸けたロングホールでの、5mのバーディーパットは、無情にもカップ
を舐める様に、僅かに右を通り過ぎてパープレーで、共に、バーディー取れず3位T。


PGAツアー7勝目は、奇跡の逆転優勝

B・ワトソン (71・67・69・70)277

  
通算9アンダーの3位、首位G・マクドウェルとの2打差で、最終日スタートした、
バッバ・ワトソンは、前半5バーディー2ボギー、3つ伸ばして12アンダー、
33でバックナインにはいると、13番でボギー、14番でバーディー、16番ボギーで
11アンダー、迎えた17番のショートで、グリーン横左バンカーに入れた第2打を、
考えられない大きなミス、バンカーからボールは出ない、そして3打目もピンに
寄せきれず大きく外して、ボギーパットも外して、ダブルボギーで9アンダー、
4位に後退はしたが。

   
最終ホールの18番で、セカンドをグリーンそばのバンカーに入れ、無念にも首位を
明け渡したと思えたが、バンカーからの第3打、考えられない事が起きた、絶妙の
チップイン、イーグルを決め、再び11アンダーで首位に並んだ、同じ組のティム・
クラークが、この日2つスコアを伸ばし11アンダー、クラークもロングの
最終ホールで、バーディーを沈め、プレーオフに突入。1ホール目で、ワトソンが
バーディ-を奪い、パーとしたクラークを振り切って、マスターズ以来の優勝を決めた。
世界選手権、初優勝を手にし、PGAツアー7勝目、これまで6勝そのうちの2勝は、
マスターズ優勝の実力者が、賞金140万ドル(約1億6,034万円)と、フェデックスカップ
ポイント、550ポイントを獲得した。

2位 T・クラーク (69・70・69・69)277

2日連続69で回ったクラーク、最終ホールの18番で、ピンにピタリと付けバーディーと
して、スコアーを3つ伸ばして11アンダーで、B・ワトソンに並び最終組を待ったが、
後続の3人ロングでバーディー取れなかった為に、ワトソンとプレーオフ、1ホール目、
ワトソンにバーディーを決められ、惜しくも優勝をさらわれて2位。
賞金85万ドル(約9,735万円)と315ポイントを獲得した。

3位T 岩田寛 (73・65・68・72)278

2日目に37位タイ1オーバーで、スタートし、無欲で挑んだ脅威のスコアー7つも
伸ばして、7バーディ-、ノーボギーは会心のゴルフ、この日のベストスコア「65」を
叩き出し、一挙に通算6アンダー、首位と4打差の3位タイと、大きく順位を上げ、
才能の片鱗を披露して日本勢最上位につけた。
迎えた3日目も、「68」と4つ伸ばした10アンダーは、首位、G・マクドウェルと
1打差、単独2位に付けた、もしかすると明日の最終日、夢がかなうかと思わせる
単独2位、首位と1打差、最終日:最終組で迎えた岩田寛は、日本選手、初優勝を
賭けて世界の強豪に挑む大事なスタート、序盤の9ホールは2番と9番でボギーと
振るわず、2つ落として8アンダーに後退。
後半バックナインに入ると、11番13番で、バーディーを奪いスタート時に戻し、
10アンダー、トップとは2ストローク差、14番でバーディー11アンダー、15番ボギー
10アンダー、その最終ホール17番での4打目をラフから付けたピン5mのラインを
読み切り決めたパーパットは大きかった。
これで10アンダー、16・17・18番の3ホールをパーで纏めてフニッシュ。
PGA初の挑戦で、それも3位に入った快挙には敬服。
日本勢では岩田寛が、世界ゴルフ選手権シリーズで、日本人選手の過去最高位の
3位タイ、その結果、賞金38万1,667ドル(約4,371万円)を獲得した。
しかし、フェデックスカップの獲得ポイントが通常であれば、3位タイで152ポイント
相当を獲得しているが、ツアーメンバーでない為、公式ランキングでは、ポイントは
ランクされない。
ただ、PGAツアーメンバーでなくても、フェデックスカップの獲得ポイントが、
増えていくことで、テンポラリーメンバーの資格も手にできます。
通常であれば、トップ10フィニッシュの為、PGAツアー参戦権も獲得し、次戦
11月13日からメキシコで開幕するOHLクラシック2014にも出場が可能だが、
いまは、主催者推薦で仮に出場権が与えられた場合、岩田の選択が注目される、
今後の、ソニー・オープンなどで結果を残せば、ツアーカードを手にすることも
出来るため、今年国内で初めて優勝して挑んだPGAツアーで掴んだ世界の感触を
今後のPGAツアーでの参戦に期待したいところだ。

3位T R・ファウラー (69・70・69・70)278

B・ワトソン、T・クラークと回って、前半2・4・8番で3バーデイー、1・9番で2ボギー
35で回り9アンダーとした、後半は、12番でバーディー、14番はボギー、16番バーディー
で10アンダー、17・18番ロングで、2カンドを池に入れ、4打目はピン2mに付け
パーで結果、最終日2つ伸ばして70で回り、通算10アンダー惜しくも首位とは
1打差は3位タイで終えた。
賞金$381,667 フェデックスカップポイント152ポイント

3位T グレアム・マクドウェル (67・67・71・73)278

2010年全米オープンのチャンピョンが、3日間トップを走っていたが今日は大きく崩し
14番はパー11アンダー、15番ボギー1つ落として10アンダーで首位転落、トップと2打差
開いた。ヨーロピアンツアーで、11勝している実力者でもあるマクドウェルが後退、
このままパープレーで3位タイでフニッシュ。
賞金$381,667 フェデックスカップポイント152ポイント

松山英樹 (74・69・73・75)

初日2オーバーからスタートした2日目も、変わらなかった。初日からショット時に
マナーの悪さが目立つ中、つとめて冷静にプレーを続けた松山だが、ロープの外には、
この日2日目も、一部の悪質なギャラリーの姿があった。
それは、後半11番で、同組のハンター・メイハンが放ったティショットが、
左ラフに転がると、男性客がそのボールを蹴り、走って立ち去るという暴挙が発生した。
ゴルフはメンタルなスポーツ、「ショットは全然ダメ。話にならない」。グリーンを
とらえても、頭にはイライラが募るばかりと言ったが、これらがが影響したのか、
後半14番(パー5)でフェアウェイからの、第2打をグリーン手前の池に入れて
ボギーを叩いたが、最終18番(パー5)で3mのチャンスをものに、バーディー
フニッシュ、耐えながら3つ伸ばして1アンダーとしたものの、残り2日間、6ツや
7ツ、アンダーと伸ばしていかないと、チャンスはないと言いながら、
3日目は73で回りイーブンとしたが、年度内最後の米ツアー。最終日も精彩を欠き、
ショットが復調せず、ダブルボギー2つが響き、「75」も叩き通算3オーバーと、
伸ばすどころか消化不良のまま、大きく後退41位タイで、フィニッシュしてしまった。
自ら反省、この大会で初出場の、岩田寛さんが上位(2位)で頑張り大きく、スコアーを
伸ばしている。PGAでは、60台を続けて出せるように、まずはショットを修正したい、
特にビッグスコアのカギは、まずロングゲームにあると思いますと会見で語った。
この大会では、当初優勝候補に挙げられながらの惨敗で、その結果、
賞金5万6,000ドルと28ポイントを獲得し41位Tで終えた。、

嬉しいビッグニュース
世界ランキング19位の松山英樹に、新たなビッグニュースが飛び込んできた。
 
”ヒーロー・ワールド・チャレンジ” タイガー・ウッズが主催
PGAツアーの公式戦ではないが、世界のトッププレーヤー18人だけが出場できる
”ヒーロー・ワールド・チャレンジ”に、松山英樹の出場が決定した。

2014は12月4日から7日の4日間にわたって
フロリダ州のアイルワースゴルフ&カントリークラブで開催されます。
この大会で見せてほしい、松山英樹君、トップ、プレイヤーに選ばれた実力を。
賞金総額350万ドル、優勝賞金100万ドルを争って行われます。


最終日成績順位
1位 11アンダー B・ワトソン
2位 11アンダー T・クラーク
3位 10アンダー R・ファラー G・マクドウェル 岩田 寛
6位  8 アンダー T・オルセン I・ポールター M・カイマー

41位T  3オーバー 松山英樹
73位T 18オーバー 竹谷 佳孝
初日から出遅れ、実力を発揮するまでいかないままずるずると後退ではあったが、
次にはリベンジし頑張って貰いたい、世界の壁は厚かった。


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