Umi kakasi

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昭和の星がまた一つ消えた、永さん逝く

2016-07-12 11:28:34 | ちょっと、つぶやく 300

ご冥福をお祈りいたします。

もうすぐ、80歳に手が届きそうな、私たちにとっても忘れられない、
永六輔さんの死去に驚かされた。


独特の語り口で、軽快でユーモラスな、あの永六輔さんが逝かれたかと思うと
残念だ。
放送作家でもあり、作詞家でもある永六輔さんは、三木鶏郎さんに認められ、


テレビの草創期に、NHKのバラエティー番組、「夢で逢いましょう」など、
人気番組を送り出し、


作詞家として、第1回の日本レコード大賞、水原弘の[黒い花びら]、坂本九
さんの「上を向いて歩こう」、「見上げてごらん夜の星を」だけでなく、
梓みちよさんの、レコード大賞「こんにちは赤ちゃん」、また北島三郎さんの
「帰ろかな」など、


作曲家、中村八大氏との「六・八」コンビで、多くのヒット曲を手掛けるだけでなく、
読売テレビでは、あの懐かしい紀行番組、旧国鉄が、スポンサーだった
「遠くへ行きたい」主題歌の作詞も手掛け、見るものにドキュメンタリーを通じ、
故郷(ふるさと)を思い起す番組で,「紀行番組」として多くの人々に、長く
親しまれてきた番組だった。


その後、永六輔氏はラジオ番組に軸を移し、TBS「永六輔の誰かとどこかで」を
はじめ、全国の、「無名の人の生と死に関する」名言を集めたエッセー、映画化
された[大往生]など、多くの著作を残された永さんが逝った。


1933年生まれで、あの独特な声質で語る、戦争を知る最後の83歳「戦争はダメ」と
頑な(かたくな)に語る、昭和の頑固おやじ、また一人、昭和の人が逝った。
合掌。


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