うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

イメージが変わった

2016年04月14日 19時10分00秒 | catch
初めて丸一日、配属先にいました。

とりあえず、座学もあり、見学したり実際の物品を見ながら説明してもらったり。


座学が印象に残ったので、書いとく。配属先での看護というテーマでした。

あんまり患者さんと関わりがないのではないか、やりがいはどこにあるのか?と、まだ何にも出来ないのにやりがいとか早いんだけど、私はやりがい持てるのかな?と思ってた所に聞いた話なので、刺さりました。

やっぱり患者さんと関わる部分から得られるものって大きいと思うから。


患者さんの尊厳やプライバシーを守ること、やっぱり普通よりも無防備な状態になるし、一番見られたくない所を人に見られる場所だから。


また、人生の一大イベントでそんなに何回もある訳じゃない瞬間に立ち会う。

緊張や不安、死ぬかもしれないって思ってる患者さんの精神的な支援を出来るのは私たちの大切な仕事だと思った。

一人に対して2,3人で看護にあたり、またここにいる間はそれこそたくさんの人が力を合わせて一人をみる。
それだけ手厚い空間だという話を聞いた。確かに一人に対してこんなにたくさんの人間の目が同時に注がれる部署は、あんまりないと思う。

命を委ねられている責任の大きさも感じたけど、やりがいのかけらは見つけられたと思う。
どんな思いで看護されてるのか聞けて良かった。

何も言えない訴えられないからこそ、患者さんの立場に立つことや、安楽や安全について考えて実践することが大事なんやなと思えた。

患者さんと前日に訪問して話す時には、緊張や不安を和らげるためって意識が強かったけど、情報を得ることや、1度会っておくことでささいな変化にも気づけるということが印象に残った。

業務の手順や、他にも頭が爆発しそうなくらい覚えることがあるけど、実務的な所だけでなく、自分の心構えとしてどうあれば良いのかということが知れて、始めに聞けて良かったー。

自分のやってることがどこにつながってるのか、それはやっぱり患者さんのためになってるんだってことを忘れずに仕事したい。



機会があれば、他の人にも聞いてみたい。


「看護の基本は同じ」っていうのを配属直後に学校の先生に言われてて、それがより具体的に理解できた感じです。