うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

『たましいのふたりごと』川上未映子×穂村弘

2016年03月06日 16時25分00秒 | book
それぞれ独特の感性を持ってる二人が話してるんだから、面白いはずと思って読みました。

川上さんは、小説は読んだことないかもしれない。エッセイは、その世界観が面白かった。

穂村さんは、雑誌の短歌募集コーナーを読んだりしてます。
短歌に興味あった時期があって、本も何冊か読んだ。



お二人と編集部がこだわりのある言葉を選んでいて、それについて話してる内容。
固有名詞もあるし、「老化」とか「憧れ」とかいうのもあって、幅広い。

考えたこともないような事象について話してたり、そんな風に捉えてるんだなって、いろんな自分の使ってない感性を刺激される本。

ただ、難しい部分もありました。よく分かんないなぁーと。

大半の言葉について、私はお二人が話されてるように深く考えたことないなって思った。
あと、やっぱ同じ言葉でも人によって捉え方とか解釈、ニュアンスが違うのが感じられて興味深かった。

言葉を業とする人だからか、すごく1つ1つが深いなあと思いました。
ここまで、1つの言葉に対するイメージとか持ってない。

分かんない感じも含め、普段使わない濃野部分で読んだ感じです。