ノンフィクションです。私がこの本を知ったのは、第二回開高健ノンフィクション賞受賞で話題になっていた時で、「銃のかわりにギターを持って川を下った」っていう部分がかなり強調されてた。野生の熊が出る所を女一人で下るだけでもびっくりするのに、銃を持たないでってどんな風にしたんかなぁと好奇心がわくでしょ?
二度目にこの本のことを思い出したのは、村山由佳さんのエッセーに廣川まさきさんが登場した時。
そんな先入観というか評判を聞きながら読んだ。アラスカとカナダにまたがるユーコン川をボートで一人下る。まさにそこには想像を越える自然の厳しさがあり、孤独があり、いろんな現地の人との出会いがあった。銃のかわりにギターをっていうのだけ聞くと無謀に聞こえるけど、読むとちゃんと準備も、自然との距離のとりかたも分かってそうしたっていうのが分かった。川を下る中で大変なことも書いてあるけど、そんなに思ってたほどの大変やとかつらそうっていう感じは受けへんかった。いろんな人との出会いが温かかったからかも。無事に目的地までこいでいって成し遂げたのは、改めてすごいと思った。わりと読みやすかった本です。
二度目にこの本のことを思い出したのは、村山由佳さんのエッセーに廣川まさきさんが登場した時。
そんな先入観というか評判を聞きながら読んだ。アラスカとカナダにまたがるユーコン川をボートで一人下る。まさにそこには想像を越える自然の厳しさがあり、孤独があり、いろんな現地の人との出会いがあった。銃のかわりにギターをっていうのだけ聞くと無謀に聞こえるけど、読むとちゃんと準備も、自然との距離のとりかたも分かってそうしたっていうのが分かった。川を下る中で大変なことも書いてあるけど、そんなに思ってたほどの大変やとかつらそうっていう感じは受けへんかった。いろんな人との出会いが温かかったからかも。無事に目的地までこいでいって成し遂げたのは、改めてすごいと思った。わりと読みやすかった本です。