徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年12月25日、日曜日、晴れ)

2022年12月26日 | 日記
   今日は風がなく晴れだ。
   こんな日は午後に岸壁に行って日向ぼっこしながら釣りを楽しみたいところだが
   年末にやらなければならない諸々の仕事があるので我慢だ。

   朝食後、
       
       マンションの玄関前のベンチがボロボロになって、数年前に竹で補修したのだが
       それもボロになって、「捨ててもいいか」とお伺いをたてたところ
       「修理できるものなら費用はだすから直してほしい」というご要望で
       解体した。
       材木や竹はノコギリでゴミ捨て袋に入るくらいに小さく切断した。
            
         ベンチのひじ掛けは鉄でとても重い。
       とりあえず、ワタシの部屋の前に持って行く。

    ノコギリで切った廃材のカスなどを箒で掃いて元通りにする。
   ついでに、駐車場の排水溝に詰まった
            
        落ち葉を取り出す作業をした。落ち葉の下にはヘドロが溜まっていたので
        シャベルを持って来て取り出す。
            
        こんなことをしていると、普通は管理人さんが出てきて
       「私がやりますから」と申し出て来るのだが・・・・。

   お昼になったので仕事を切り上げた。
       
       今日は昼は懐かしい「ボンカレー」
  
    昼寝はしていられないと食後少し休憩して、門松用の斜めにカットした竹の
    油抜き作業をする。キッチンのガスを使って炙るとチリチリと油が焼けて
    鮮やかな緑色になる。
    だが、今年の竹は道路端の竹なので排気ガスなどで油が黒い模様になっていて
    炙ってもこの黒い油は落ちない。無理に炙ると発火するので、
    今年はブチでもいいか~~。
    油抜きした竹を雑巾で拭いて、あとは門松を組み立てるだけだ。
    まだ門松を飾るのは早いので28日に組み立てることにする。

    一息ついたところで、今度はYoutubeで「Zoom」の使い方の座学。
    コロナ禍でリモート・ワークやリモート授業、リモート飲み会など、
    今や小学生から社会人まで普通に「Zoom」を使っているらしいが、
    ワタシには使用しなければならない理由もない。
    「ライン」とかもやっていないくらいのワタシだ。
    だが、とうとう「リモートなんたら」をしなければならない状況になってしまった。
    何度もお断りをしたのだが、メールで
   「分からなければ担当から電話で使い方を説明しますから電話番号をお知らせください」と
   だいたいが人と話すことが嫌いなワタシだ。
   「自分でやってみて、できるようになったらお知らせしますと」メールで返信。
   この辺りまで来ると、先方も「偏屈な人のようだから、この人無しで行こうか」と
   気が付いてくれてもいいものを。
   てなわけで、Youtubeで「Zoomの使い方、初心者でもわかる」とか
   「Zoomをひとりで練習するには?」などを学ぶ。
   メモまで取ったりして。
   あ~~あヤダヤダ。
   外を見ると
        
        夕焼色に染まった大きな雲が出ている。巨大な雲だ。
    ベランダに出てみると
        
        積乱雲の塊か?海と空を眺めるのはいいな~~。

  夜、メールをチェックすると、また
  「電話番号をお知らせください。あわせて旅行先での電話番号をお知らせください」と。
  旅先では通話機能なしのSIMカードだから無理ですって!と心の中でひとりごと。
  先方はリモートが途中で切断したりしたら電話で連絡を取るためなのだろうが・・・。
  リモートで参加してもワタシには話す言葉もないのにな~~。
  通信事情でリモートが切断してしまうことをワタシは願っている。
  なにしろ安宿のフリーWiFiを使うのだから。
    

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年12月24日、土曜日、晴れ、今日も風強い)

2022年12月25日 | 日記
    今日も朝から寒く、熱海は2度だ。
   朝から年賀状用の「絵」を描いたり、テスト印刷したりで忙しい。
    その中の1枚。
      
      このブログを観ている知人には出さない年賀状の絵だから
      クリスマスイブにちなんで掲載。(笑)
      これに吹き出し💭をつけて、
      「酉年だからと言って昔バニーガールだった私が駆り出されてさ~、
       もうた~~いへん!衣装はパンパンではちきれそうだし~、
       網タイツは網が裂けそう。
      客はジジイばっかでさ~~。注文するのは焼酎か日本酒なのよ!」
      な~~んてのを付けようかと。
 
   白地に描いたものを写真に撮って印刷すると白い部分がなんで青っぽく印刷されるのかね?
   しょうがないのでコピーだと白地は白いままなのでコピーで縮小したりして、
   手間がかかる。

   午後、引籠ってばかりではいけないと
      
      ベランダに出て門松用の竹を斜めに切断する作業に取り掛かる。
      門松製造業者は今日明日が一番忙しい時期で電動のこぎりでジュ~ン、ジ~~ンと
      2,3秒で竹を切断する。
      ワタシは手動でゴシゴシと。
      風は冷たいし、竹はもっと冷たいので手がかじかむ。
      やっと一対分の6本を切り終える。
      今日はここまで。と仕事を切り上げる。
      同じ姿勢で作業をするので体が固まってしまった。
    体を動かさなければと徘徊に出る。
  クリスマスイブの今日、熱海ではまた花火大会だ。
  午後4時過ぎから徘徊に出たのですぐに薄暗くなってくる。
    
    下界の熱海の街に赤いテールランプの車列が続く。
    今日はどこのホテルも満室なんだろうな~~~。

   酒飲みは色々理由をつけては酒を飲む。
  今日は「クリスマスイブ」なので、スパークリングワインがあったし、
  レトルトのハンバーグがあったので「ひとりクリスマスイブ」
  いやいや、昔痩せていたバニーガールのおばちゃんと一緒に「楽しいクリスマス!」
  「絵」はじゃべらないのでいい。(笑)
    
    メリ~~クリスマス!
    聖誕快楽!
    バラー。ディン・ムバーラクホー!

  午後8時20分丁度に、ドド~~ンと花火が打ちあがる。
    
    
     このところの強風で木の葉が吹き飛ばされ、ベランダから花火がよく見える。
     でも寒いのですぐに部屋に戻り、飲みなおし!
          
        

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年12月23日、金曜日、晴れだが風が強い)

2022年12月24日 | 日記
   夜中から枯葉がカサカサを道を流れる音がする。
   風が強いのだ。
   ベッドの中で
        
        『お金がない!』(暮らしの文芸、河出書房新社、2018年刊)を読む。
         著名な作家の「お金がないことにまつわる」アンソロジーだ。
         面白いことに、現時点でお金がなくて困ってもう路頭に迷い
         首吊るしかないという差し迫ったというエッセイではない。
         もっとも、差し迫っていたら文章なんて書いていられない。(笑)

    外は風が強く、向かいのルーフトップに置いたサンパチェンスの鉢が
         
         横倒しになっていた。
         
         海には白波が立ち、その白波が風に吹き飛ばされて舞い上がる。
    部屋の中は
         
         
         
         暖かいから選ばれしサンパチェンスは花を咲かせる。
      10鉢も部屋に持ち込めないので、外の鉢には可哀想だが死んでもらおう。

   このところ上述の『お金がない!』じゃないが、お金とは別の問題で頭を悩ませている。
   隠遁生活に近いワタシを引っ張り出そうとする人たちがいて、
   2月に「避寒」でマレーシアに出かけるのだが、
   現地からでよいから「リモート」で参加してくれと要望されているのだ。
   「リモート」などやったことはないし、なにを話すかも分からないし、
   それとひと様に顔を見せるツラじゃないからお断り申し上げているのだが、
   「なんとしても出てくれ」と要望され
   昔、お世話になった人たちなので、どうしたものかと悩んでいるのだ。
   「義理と人情ハカリに掛けりゃ、義理が重たい男の世界」
   
   晩酌がまずい。

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年12月22日、木曜日、雨のち晴れ)

2022年12月23日 | 日記
   朝から雨だった。
   
    外はまだ雨なのだがこの時期としては比較的暖かい。
       
       山から霧が上がり
       
       海には厚い雲が相当低く垂れこめ

   午後になると青空が出始めた。
  今日は12月22日、「冬至」だそうだが、
  ワタシにとっては「給付金」が振り込まれる日だ。
  確認のため預金通帳を持って銀行に行って記帳したら5万円が振り込まれていた。
  ありがたいことだ。
  貧乏人はこの金で一攫千金をもくろむ。
  年末ジャンボ宝くじの販売日は明日までだ。
  30枚買った。
  10億なんて望まない、せめて10万円でもいい。いや払った分だけ取り戻せればと
  「夢」はどんどん現実的なセコイ「夢」に代わる。
  年末ジャンボの次に発売される
  「初夢宝くじ」に「夢」を託そう。
  てなわけで生活を保護する「給付金」は生活費として使われずに消えてなくなる。
  だから「給付金」を年末に支給するなって!(笑)
  今日も歩いて里に行ったのだが帰途、途中で休憩のため立ち止まった。
     
     きれいな青空が広がり、碧い海に白い船が浮かぶ。

     
     マンションのベランダから撮った写真をパノラマ映像に合成する。
       

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年12月21日、水曜日、晴れ)

2022年12月22日 | 日記
   先日、門松用に取って来た竹が少し太すぎたような気がしたので、
   午前中、再度、竹を取りに出かけた。
   今日の天気予報は午後から夕方にかけて雨との予報だ。
   午前中、風もなく雲はあるものの昨日よりは暖かい。
   午後、日向ぼっこに岸壁に釣りに行きたいところだが、曇ってくると寒くなるだろうと
   部屋でエアコンをつけてコックリコックリ昼寝をした。
   30分ほど昼寝をして起きると、外はまだ晴れのままだ。

     午後の徘徊に出ると、先日の強風で倒れそうになって電線にかかりそうな雑木を
   電力会社の下請けの会社が伐採をしていた。
   排水溝に溜まった枯葉が
     
     水をせき止め道に水が溢れている。
        
      いつも午後4時頃、巡回して道路状況を監視しているんだか
     してないんだか空っぽの荷台の黄色いトラックが今日は停車して
     フォークのようなスコップで運転手さんがぶつくさ文句を言いながら
     枯葉を荷台に乗せる作業をしていた。
     怖そうなお兄さん(50歳台)なのでトラックが去った後に写メ。
     いつもは空のトラックで走り回っているだけかと思ったらちゃんと仕事するんだ。

   ベランダに置いたサンパチェンスの鉢を室内に移動させたら
      
      室内は暖かいから花が咲いた。
     全部のサンパチェンスの鉢を室内に入れることができないので花の咲きそうな
     鉢だけだ。

   そうそう、昨日、最後に「戒名」について書いたが、
  先月、日向ぼっこしながら釣りをしていたら、地元の釣り名人が寄って来て
  「釣れるかい?」と話しかけて来た。そこにもう一人やって来て、
  二人の先祖代々から続く地元民の闇深~~い会話が始まった。
  もちろんワタシは「よそ者」だから口を挟まない。
  なんでも地元のお寺の檀家総代が首になったとの世間話だ。
  その首になった原因やらなにやらの深~~い話だ。
  そのうち話は戒名の話題になり、なになに寺は「院号」は1千万でなになに寺は3百万だと。
  こんなに差があっていいものかと。
  「あんた、ここに墓もってるの?」と訊かれた。
  「なになに寺の樹木葬で40万です」と答えた。
  「その方がいいがな。樹木葬は戒名もなにも関係がないからな~」
  その後も延々とお二人の深~~い会話が続いたが、ワタシは黙って聞いているだけだった。
  老人は話相手が欲しいのだし、言い出したら止まらないのだ。(笑)
  やがて、お二人はワタシが居ることが眼前にはないようで、ワタシに声も掛けずに
  バイクに乗って去って行った。
  

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