徘徊老人のひとりごと 熱海日乗（令和４年１２月３日、土曜日、晴れ）

　　早朝、ワールドカップ・サッカーのブラジル対カメルーン戦を観た。
　　ブラジルが勝つと思ったらカメルーンの
　　　　　　
　　　　　　この選手がゴールを決めた。名前は知らない。
　　　　　　カメルーンは初めてブラジルから点を入れたと言う事で興奮して
　　　　　　ユニフォームを脱いで裸になった。
　　　　　　ピッチの外でユニフォームを脱いで裸になることは許されるが
　　　　　　裸のままピッチ内に入ることは禁じられていて一発退場のレッドカード！
　　　　　　
　　　　　　カメルーンの監督はラッパーかレゲエ歌手のような髪型でユニークだと思っていたが
　　　　　　現役時代は有名選手だったんだってネ。
　　　　　　そりゃ～～そうだ！
　　　　　　そんじょそこらの人が国を代表する監督になれるわけはない。
　　　　　　カメルーンがブラジルを１対０で破った。

　　天気予報では「晴れ」なのだが、スッキリとした晴れではない。
　　時々、太陽が雲に隠れる。
　　今日も「引籠り」かとテレビのチャンネルを代えていたらいつもはモザイク状になって
　　よく受信できない静岡県のチャンネルが普通に映し出され、
　　　　　　
　　　　　　「しずおか市町駅伝大会」が放送されていた。
　　　　　　一般的には「市町村」と言う言葉なのだろうが、今や「村」がないので
　　　　　　「市」と「町」の対抗駅伝なのだ。
　　　　　　静岡の駿府城の外側を周回し最後は陸上競技場にゴールする４２．１９５の
　　　　　　駅伝レースだ。
　　　　　　小学生、中学生、高校生、一般が男女混合で１２区間で争うらしい。
　　　　　　もちろん区間ごとにこの区間は女子、この区間は男子と区別はある。
　　　　　　
　　　　　　　各「市町」で選ばれた小学生の選手たちが一生懸命に走る。
　　　　　　　小学生は４年、５年、６年生が選ばれるのだろうが、特に６年生になると
　　　　　　　女子選手には体格差が著しいね～～～。
　　　　　　　熱海代表チームはなかなか来ない。
　　　　　　　どこだどこだ？
　　　　　　　２０位くらいを走っていた。
　　　　　　結局、「市の部」２５チームのうち２０位でゴールしたようだ。
　　　　　　子供達はよく頑張ったが・・・・。

　　　　天気予報では今日より明日の方がお天気が良く暖かくなる予報なのだが、
　　　　明日はまた花火大会があるので、午後からの日向ぼっこに出かけられない。
　　　　だから、今日、行くことにした。
　　　　土曜日なのだが岸壁はそれほど混雑していなかった。
　　　　今日は風が冷たいからな～～。
　　　　それと最近は全然釣れないから釣り人が少ない。
　　　　まあ、ワタシは日向ぼっこだから、釣れなくても構わないと釣り糸を垂れた。
　　　　３０分後にアララ・・・・！
　　　　強い引きがあった。
　　　　海面に現われたのはブダイだ。
　　　　大きい。
　　　　だが、最近は釣れないので「タモ網」も準備していなかった。
　　　　まわりの釣り人もタモ網を準備している人がいない。
　　　　しょうがないので「ヨッコラショ！」と反動を利用して釣り上げた。
　　　　釣り竿が折れるかと思った。
　　　　　　　　
　　　　　　　　約４０センチのブダイだ。
　　　　　　　　煮つけにしよう！
　　　　もう今日はこれで「おしまい」とブダイの下処理のためまな板代わりの牛乳パックの
　　　　上でウロコを取り、内臓と頭を落とす。
　　　　じっと見つめる猫に内臓だけあげても食べないので海に捨てる。頭も。
　　　　下処理したブダイをジブロックの袋に入れ、散らばったウロコなどをバケツの水で
　　　　洗い落とす。
　　　　撤収の準備をしていると、ウキが漂って来て隣の釣り人が釣りあげた。
　　　　「ウキ、要りますか？」と訊かれたので、もちろん頂いた。
　　　　クーラーボックスに入れて持ち帰ると、
　　　　　　　
　　　　　　　　アララ、灯りが点いている。
　　　　　　　　祭りの屋台で売っているペンライト（？）のようなもの？
　　　　　　　　灯りを消そうとあちこちひねってみても外れない。
　　　　　　　　なにこれっ？
　　　　　　　　一晩中灯りがついてるかね？
　　　　　　　　夜釣りや寒い時期は朝釣りもしないから。どうするかな～～？

　　　　　　　　夜、ブダイは明日食べることにした。