徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年12月23日、金曜日、晴れだが風が強い)

2022年12月24日 | 日記
   夜中から枯葉がカサカサを道を流れる音がする。
   風が強いのだ。
   ベッドの中で
        
        『お金がない!』(暮らしの文芸、河出書房新社、2018年刊)を読む。
         著名な作家の「お金がないことにまつわる」アンソロジーだ。
         面白いことに、現時点でお金がなくて困ってもう路頭に迷い
         首吊るしかないという差し迫ったというエッセイではない。
         もっとも、差し迫っていたら文章なんて書いていられない。(笑)

    外は風が強く、向かいのルーフトップに置いたサンパチェンスの鉢が
         
         横倒しになっていた。
         
         海には白波が立ち、その白波が風に吹き飛ばされて舞い上がる。
    部屋の中は
         
         
         
         暖かいから選ばれしサンパチェンスは花を咲かせる。
      10鉢も部屋に持ち込めないので、外の鉢には可哀想だが死んでもらおう。

   このところ上述の『お金がない!』じゃないが、お金とは別の問題で頭を悩ませている。
   隠遁生活に近いワタシを引っ張り出そうとする人たちがいて、
   2月に「避寒」でマレーシアに出かけるのだが、
   現地からでよいから「リモート」で参加してくれと要望されているのだ。
   「リモート」などやったことはないし、なにを話すかも分からないし、
   それとひと様に顔を見せるツラじゃないからお断り申し上げているのだが、
   「なんとしても出てくれ」と要望され
   昔、お世話になった人たちなので、どうしたものかと悩んでいるのだ。
   「義理と人情ハカリに掛けりゃ、義理が重たい男の世界」
   
   晩酌がまずい。

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