徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年2月21日、月曜日、晴れ)

2022年02月22日 | 日記
   今日は下の「空き屋」の
        
        石垣の上の草叢に生えている「フキノトウ」を取りに出かけた。
        「空き屋」だけれどちゃんと持ち主がいて、毎年1回業者に草刈りを
        依頼している。毎年毎年草刈りを依頼すると費用が掛かるので
        去年、雑草が生えないようにシートを被せた。
        これによって、毎年除草作業を依頼する必要がないので費用削減になったと
        思うが、ここにフキが沢山あって、日当たりがよいので2月になると
        フキノトウが生えてくるのだ。
        今年はどうか?と毎日見ているのだが、さすがにシートの下にはフキノトウは
        ないが、シートの掛かっていない手前には食べ頃のフキノトウが出ていた。
        白昼堂々と脚立を持って行けば、空き巣いは間違えられない。(笑)
        
        管理人さんの分も含めて20個をほど収穫。
   その後、場所を変えて「かんぽの宿」の方に行ってみたが、あまり収穫がなかった。
   「熱海梅園」にはたくさんフキが生えているのだが、監視カメラが設置されているので
   「窃盗」などと言われたら困るので行かない。
   実際は梅の枝を折って持ち帰る不届き者を監視するためなのだがね。
   監視カメラがない時代には「皇室献上」の紅白の梅の枝を正月の門松飾りに
   折って来たことがあるが、監視カメラが設置されてからそんな悪さはしていない。

   お昼過ぎ、ヘリの轟音に外に出てみると
        
        マンションの頭上を通って岩戸山の方向の尾根に降下していったので
        急いでカメラを構えたが、すぐに上昇して
        
        東京方面に飛び去った。
        東京方面に行くついでに、ちょいと伊豆山の土石流現場を見ようと
        したのかね~~~。

  天気は良いのだが、風が冷たい。
  午後の徘徊も日陰に入ると寒い。
        
        海上保安庁の船がゆっくりと熱海の海を航行していた。

  今日は午前中はフキノトウ取り、午後は徘徊で合計1万2千歩、歩いた。
        
        フキノトウの天ぷらをウユニ湖の塩で。
        酒は日本酒に決まっている。

  今日も朝4時から起きているので、午後9時には「あとはおぼろ~~」
        
      

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年2月19日、土曜日、曇りのち雨)

2022年02月20日 | 日記
   今日は午前10時からエントランスホールでマンションの年次総会があるので
   部屋から出ずに「部屋で死んだふり」(笑)をしていた。
   出席すると役員改選で役員に選出されると大変だからだ。
   委任状を出して議題に関してはすべて議長に一任だ。
   収束の気配がないコロナ禍で、「蜜」を避けるために「総会」も「Web総会」案も
   出ている。
   Webでなんてますますジジイのワタシには「わかりません」

  今日の天気予報では3時頃から雨が降るというので2時半ころ徘徊に出かけよと
  エントランスを通ったが「総会」が終わっていたのでホッと。
  徘徊から戻って来ると雨が降り出したので、今日の天気予報は正しかったと。

  「郵便受け」を見ると、レターパックとハガキが入っていた。
  レターパックの差出人を見ると「三木雄一郎」と書いてあり、内容物は「本」と。
  あれっ?この三木さんって大阪外大(現在は大阪大学)インド・パキスタン語科の
  学生さんだった人じゃない?
  30年以上前の話だが、当時、ワタシの知人などが三木君は優秀な学生だと
  言っていたから頭の片隅に名前が残っていたのだ。
  最近のことはすぐ忘れるが昔のことは覚えているという典型的な老人の頭脳構造だ。苦笑

           
       中に「マイラー・アーンチャル」というヒンディー語小説を翻訳した
      『泥の裾』という題名の本が入っていた。
       ファニーシュヴァルナート・レーヌという作家の長編小説だ。
  なんでワタシに?と思った。
  本に手紙が添えられ、当時指導を受けた古賀先生からワタシのことを聞き本を送ったと。
  
   ありがたいことだ。

   パラパラとめくってみる。
   表紙と挿画は洋画家の高山博子という画家の水彩画だ。
   インドを題材とした油彩画を多く描いている画家で
   インドを旅行した際の水彩画なのだろう。
   著名な画家のようだ。

  ワタシには時間はたっぷりあるので、ゆっくり読ませていただこう。

  もうひとつの郵便物のハガキもインド関係だった。
  園田学園女子大学の元教授の内田紀彦先生の奥様(インド人)からの
  先生の死去のお知らせハガキだった。
  四十数年前からのインドでの交流からの長いお付き合いだ。
  天才的な言語学者だった。
  なんでワタシのような者と付き合うかというと、バカと天才は馬が合うということだ。
  世間ずれした天才(逸話は沢山ある)と世渡り上手なワタシ。
  ネットで調べたら1933年生まれだと。
  ワタシとは16歳も歳の差があったなんて、知らなかった。
  デリーの先生の家で飲んではよく議論し
  「先生は理屈でモノを言うけれど、世の中理屈では通らないもんですよ~」と
  黙らせたものだ。(笑)
  日本に戻って神戸に住むようになった時も一度訪れたことがあある。
  風の噂で認知症を患っていると聞いたことがあるが、89歳じゃ~しょうがないか~。
  先生の書籍では
      『カンナダ語・日本語辞典』
       高島 淳 編 内田紀彦・ラージャープローヒト共著 三省堂 2013年
    がある。
       この書籍は2017年のフランス学士院平山郁夫賞を受賞している。

  仏教では享年は数え歳で数えるから享年は90歳ということか。
  ハガキには 2月13日に亡くなり14日に葬儀を済ませたと書いてあった。
  インド的なのかコロナ禍だからなのか?早い。
        合掌
  明日、般若心経でも唱えて供養しよう。
  
  
   

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年2月18日、金曜日、晴れ)

2022年02月19日 | 日記
  今朝は午前2時半に目が覚めた。
  ベッドで文化人類学者永淵康之氏の『バリ島』(講談社現代新書 1998年)を読む。
  世界的に人気のある「神々の島」や「芸術の島」と呼ばれるバリ島がなぜそう呼ばれる
  ようになったかに迫る本だ。
  あんな小さい島がなぜ欧米人だけではなく日本人にも人気があるのが不思議だと
  ワタシも思っていたので知りたいと思ったのだ。
  午前4時になったので起き出して「紫式部日記」を「聴き逃し」ラジオを聴く。
      
      午前6時過ぎに夜明け前。
  6時半からラジオ体操をし、体操が終わると第二放送で7時まで英会話を聴きながす。

  今日は早朝から全開で勉強したな~~~。(笑)

  朝食のデザートでバナナを食べようとして、テレビで観たバナナアートを思い出し、
  爪楊枝で
          
          試してみた。
    後でネットで調べたら、デッサンができない人はトレーシングペーパーなどに
    絵を印刷し、バナナに貼って画鋲で刺すと簡単にできるってさ!

  朝食後はネットで三島図書館や熱海図書館のバリ島関連の歴史書や文芸書を検索する。
  そんなことをしていたらお昼になった。
  外は風も弱く気温も高そうなので昼寝をせずに岸壁まで歩いて行く。
  行くからにはついでに「チョイ釣り」をしてみたが、全然釣れなかった。
      
       日が傾いてくると水面に太陽の光がキラキラ反射する。

  夜は晩酌をしながら
      
      バリ舞踏をYoutubeで観る。
   コロナのまん延がまだまだ続きそうだ。
   いつになったらバリ島に行くことができるのだろうか?

   今日も熱海では16名の陽性者が出たし、一昨日は市役所職員に陽性者が出たという
   報道で、その部署で働いている人の中にはこのマンションに住んでいる人もいる。
   このマンションも感染の危険がせまっているのか?
   
   今朝は早起きしたし昼寝しなかったので9時に寝た。  

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年2月17日、木曜日、晴れ)

2022年02月18日 | 日記
  長年使用していたフライパンの枝がグラグラしてきたので捨てた。
  テフロン加工も剥がれて、B級料理店の使い古しで年期の入ったフライパンのようだったが
  とうとう現役引退してもらった。

  昨日来た「新型コロナウイルスワクチン接種券」は集団接種場所では3回目はモデルナだと。
  「かかりつけの個人クリニック、医院」でも接種できますと。
  あたしゃ~~「かかりつけ」の医院もクリニックもないからな~~~。
  それと電話で予約って、おら~~電話が嫌いだ。
  てなわけで、接種券か来たからと言って、
  「それっ!すぐ予約しなければ」と飛びつきはしない。
  来週には73歳になる。
  73歳になってから申し込もう。
  73歳直前に接種して血栓でもできて死んじゃ~~な~~~。

  夕方、
       
       オレンジ色の満月が昇って来た。

  冬季オリンピックはノルディック複合団体戦を観た。
  日本は3位に食い込んだ。
  よかったよかったと思っていたら、女子スケートでも高木選手が金メダル、
  フィギアーでも誰それさんが銅メダルだって。
  メダルを逃した選手も頑張った。

  

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徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年2月16日、水曜日、晴れ)

2022年02月17日 | 日記
  朝、NHKラジオの「聴き逃し」番組から「古典 紫式部日記」を聴きながら
  本を目で追う。ラジオのテキストは『群書類従』に収められている「紫式部日記」だから
  借りて来た『古典文学全集』とは若干違うところもある。
  加賀美アナウンサーのゆっくりとした朗読にコックリコックリする。
  そう言えば、高校の古典の先生もオバサン先生だったな~~~。
  随分「えこひいき」してもらった。(笑)
  一度もさされたことはない。
 
       
       輪っかの雲が・・・。
       
       そして、犬なのか獣なのか2頭が走っているような雲だ。

   ラジオの授業そっちのけで「落ち着きのない」ワタシだ。

  午後、図書館に『宇宙飛行士という仕事』の本を返却に。
  紫式部は延長するので返却しない。

  神社や飲食店は都心から来た観光客でにぎわっていた。
  やはり若い人が多い。
  彼ら彼女らは「コロナ」関係ないんだね~~~。

  冬季オリンピックのテレビ放送はスケートとスキーとスノーボードとカーリングしか
  放送しないのかね~~?
  ボブスレーは?
  銃を背負ってスキーで走って雪面にうつ伏せになって射撃するバイアスロンは?

       
       夕方、午後5時17分にお月様を発見。明日が満月だそうだ。
       
        5時57分

  そうそう、今日やっと市役所から新型コロナの3回目の接種券が届いた。

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