徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと トリバンドラム日乗(令和5年11月7日、火曜日、晴れ)

2023年11月10日 | 南アジア

 四つ星ホテルでも南インドの朝食ブッフェは種類が少ない。今朝はパラータとダールとゆで卵のスープカレーだ。ブッフェの、あのなんて言うのか知らないが、料理を入れる器の中には、ワタシに言わせれば「糖尿病誘発食品」のラスグラーがあった。丸いカステラ生地をシロップ漬けにしたお菓子で、甘さ2百パーセントだ。これを食べると頭まで甘さで痺れる。右の白いのも甘いものだ。インド人はこれが好きだから出すんだろうね。ワタシは手もつけない。朝食後、6日のブログを更新したりYoutubeで音楽を聴きながら読書をしたりして時間を潰す。正午前にチェックアウトすると昨夜のバーでの請求漏れがありましたとビール1本分請求された。「タクシー呼びますか?」と訊かれたがワタシは歩いて今日からのホテルに行くのだ。ブラブラ歩いて行くと一昨日のイベント会場に出演スケジュール表があったのでよく見るとインド舞踊の衣装のオバさん達はトリオで踊る人達だったノネ。あと15分待ってれば観られたのだった。ダラダラと歩いて行くとどんどん人が増えてくる。動物園や博物館のあるエリアはお祭り騒ぎだ。芸術文化祭の影響だ。植木市やペットフード・フェスティバルも行われている。暑さを避けるために車の下に潜り込んで昼寝をする野良犬がいる一方でドッグフードを与えられてスクスク育つ犬もいるんだね~。1時間ほど歩いて今日の宿、MASCOTホテルに辿り着いた。百年以上続いている老舗旅館だ。ケララ州の観光公社(?)が経営するので昔は安心して泊まることができる宿だったが公社にありがちな修理の不備などが目立つ。部屋は広くていいのだが電気スタンドの電気が点かなかったり、テレビのリモコンの電池切れでテレビが点かなかったり、シャワーのお湯が出ない時間帯があったりで、そんな不備を懐かしく思うワタシを別にすれば、これでも四つ星かよと言いたくなるホテルだ。欧米系のホテルの進出やインドの近代的ホテルの進出にその内、日本の「かんぽの宿」みたいに身売りしなければならなくなるだろう。何より、あづま屋風の車寄せ玄関が風情があったのだが丁度解体中なのか修理中のため迂回してレセプションに行かなければならない。廊下の絨毯だってフカフカ過ぎて足が上がらないワタシなど躓きそうになる。交通量の増加によってプールの水面は汚れて泳ぐ人もいなければ日光浴をする外国人観光客もいない。だからだデッキチェアーもなければプール監視人もいない。しばらく部屋で休憩だ。無料Wifiは1日単位で使用できるクーポン券を2枚渡される。これが私のようなアナログ人間にはどうしても接続できない。接続できてもパスワードを入れる画面に変らない。バーコードを読んで接続するのか接続してからバーコードを読むのかワタシにはよくわからんと諦めた

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