徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 香港航空HX665搭乗記(令和5年9月12日、火曜日、晴れ)

2023年09月16日 | 搭乗記・乗船記

  今日から3泊4日の日程で香港に行ってくる。6月に香港空港公団(?)がコロナ禍で減少した観光客を呼び込もうと50万枚の無料航空券を全世界に配った。これも景気対策のために香港企業の航空会社(キャセイ航空、香港航空、香港エクスプレス)を通じて日本には3万8千枚が割り当てられ、各航空会社は自社の路線の観光客獲得のため就航空港ごとに枚数を決めて先着順で配ったのだが、東京発(成田や東京)は受け付け開始から殺到し、指の動きの鈍いジジイには無理だと諦め、セントレア中部空港発着のチケットをゲットできたのだ。その出発が今日だ。

 3日間だけだから荷物なんてない。いつも買い物に背負っていくザックにショルダーバッグだ。来宮駅駐車場にバイクを置き、熱海駅に向かう。熱海駅から新幹線「こだま」で名古屋に行く。

    

   新幹線各駅停車の「こだま」はいつでも空いている。途中、富士山が見えた。10時半に名古屋に到着。名鉄名古屋駅から空港行き電車に乗り換える。

       

     空港行きの特急電車には「指定席」(?)があることも知らなかったのであぶなく乗るところだった。あぶね~~あぶね~~。30分ほどで中部国際空港に到着。

     

  中部空港の発着状況は分からないけれど、昼だからなのか人がまばらだ。

  香港航空HK665便は午後3時25分発なので時間はたっぷりある。空港内を探索する。展望デッキに出ると

   

   国内線の航空機が並んでいる。

   国際線発着ウイングには吉祥航空機が駐機している。中部・上海間の運行が再開されたからなのだそうだ。

    

   ワタシの乗る香港航空はLCCではないのでコロナ以前は機内食が出ていたのだが、調べてみると、コロナ禍になって機内食は中止になっていたのだが、最近はパン1個とペットボトルの水が出るとのことだ。いつ突然「機内食」が提供されるか分からない、今日かもしれない、だが、出ないことを考えてフードコートで昼飯を食べることにした。名古屋に行ったら「ひつまぶし」か「きしめん」を食べようと思ったが「ひつまぶし」を提供するお店の値段をみると4千6百円もする。即、頭の中に浮かんでいた「ひつまぶし」に二重線を引く。味噌煮込みうどんの店もあったが「きしめん」ではないので「きしめん」も二重線を引き、予定はすべてパーになった。(笑)でも少しは気張ろうとフードコートで

   

   大漁海宝丼1580円と生ビール580円。観光地などでは食べてみたらご飯が少なかったなどの「ガッカリ丼」がよくあるが、海鮮の下にはご飯が十分に入っていて食べきれるかと思ったが、焼き海苔も付いていたので食べきった。じゃあそろそろ香港航空のカウンターに行ってチェックインしようと

   

   香港航空のフライトはこの1便だけなのでカウンターは混雑していなかった。一瞬、やはり香港からの観光客も少ないのかなと思った。機内持ち込みの手荷物も計量させられている。ワタシのザックも計量させられたが2.5キロだった!そりゃあそうだ。着替えは1枚づつだし本2冊と洗面道具くらいしかない。

   

  香港航空のHX664便が午後2時20分頃到着した。

   

   これが折り返し便としてHX665便となり午後3時25分発になるのだ。機材はA320 で後で調べてみたら、香港人の体格に合わせてシートピッチが狭いのだそうだ。かと言ってLCC並みの狭さではない。住宅でもなんでも香港規格ってことか。(笑)

    

    午後3時に搭乗開始だ。空いてんのかな~と思ったらアニハカランヤ(漢字を知らない)、続々と香港人が乗り込んでくる。お土産を買いこんだ手荷物を両手に持ってザックを背負って。「処理水問題」で中国本土では「日本製品不買運動」も起きそうだとも言われているし、中国寄りになってしまった香港でも「不買運動」を叫ぼうとする人もいると言われるが、この便に乗る香港の人達は「そんなことは知らんよ」とばかりに日本土産を上の棚にぎゅうぎゅうと押込む。ワタシのザックは奥に奥に押し込まれ、「まあ壊れるものはないからいいや」と。搭乗率ほぼ100%だ。日本人乗客は10人いただろうか?三列三列の座席で頻尿のワタシは通路側を指定して取ったが窓側と真ん中の席は香港のオバサンが二人。香港のオバサンも大阪のオバサンと同様うるさい。「ハイヤ~~」「ハイヤ~~」と会話に相槌を入れ、もう香港にいる気分。香港人で占めるので日本人CAはいないし、日本語をしゃべる香港人CAもいない。英語、広東語、中国語のアナウンスだ。午後3時10分にドアが閉められ滑走路に到達して3時33分に離陸。上昇中に乱気流で少し揺れる。窓の外を見てみたいが香港オバサンが邪魔で外が見えない。乱気流が収まり水平飛行に移ると

     

    スナックが配られた。白あんのようなパン一個に330mmのチベットのミネラル・ウォーターだ。今日も機内食なしなんだ~~。昼飯食べて正解だったよ。食べていると飲み物が・・・。運搬するギャレー(?)の下の段にチンタオ・ビールがあったので

        

      チンタオ・ビールを所望。外を見ることもできないので、機内では読書。本の文章をチラ見されて香港オバサンに「ヤットプーヤンか?」(日本人か?)と言われてもお友達になりたくないから、頷くだけにした。(笑)

    

   香港オバサンがトイレに立った隙に香港上空の写真をパチリ。現地時間午後6時5分香港空港に到着。ゲートまで10分近くタキシングしてボーディングスポット近くまで行くと、まだボーディングスポットが空いていないので機内で10分間待機。定刻と言えば定刻の6時半にスポットに到着。

  

  

  5年振りくらいの香港だが、香港空港もまだまだ拡張工事でもしているようだ。向こうに見えるとんがり帽子の山はシャープ・ピークかな~~。よくわからん!徳島に居る山の師匠に訊いてみようかしら?名古屋からなら香港までの実際の実際に空を飛んでいる飛行時間は3時間くらいだ。近いと言えば近い。イミグレを通過し、エアポート・エキスプレスで香港駅まで出て、今日から3日間過ごす西営盤のホテルに向かう。  

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