徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年12月28日、木曜日、晴れ)

2023年12月29日 | 日記

  午前3時過ぎからベッドの中で本を読んでいたらフクロウなのかミミズクなのか知らないが、ホ〜、ホ〜という鳴き声が聴こえてきた。たまにギャ~、ギャ~という獣の鳴き声がすることはあるが、ホ〜、ホ〜という鳴き声は珍しい。午前4時過ぎるとホテルや旅館で働く人の車やバイクの音がするのだが午前3時というのは静かでフクロウ(ということにしておこう)の鳴き声だけが闇夜に響く。20分くらい鳴いていたがピタリを鳴き声がしなくなって、静寂が広がった。午前4時になったので気合を入れてベッドから抜け出した。今日は竹の花挿に来年の干支の龍を彫ることにしているからだ。気合を入れて取り掛かる。朝食時に

  

 オリックスの山本由伸投手のドジャース入団発表がライブで放映された。メジャーリーグの契約金はとてつもなく高く、何十億とか言われても想像すらできない。プロ野球選手はみんなメジャーリーグに行きたくなるのもわからなくはない。こちら小市民は年末ジャンボ宝くじに夢を託すしかないのだが、と言ってもせいぜい1等でも5億円くらいだ。最近、いや、いつも、末等しか当たらないので購入をためらうのだが、「生活支援援助金」の7万円を当てにして今回は10枚買った。9時までテレビを観て、またまた気合を入れて彫刻に取り掛かった。昼食を挟んで午後3時まで昼寝もせずに作業をした。引きこもって作業をしたので、気分転換に買い物に出かけついでに花屋さんに立ち寄り門松用に飾る白い葉牡丹を買おうとしたら「売約済み」だという。この花屋さんはホテルや旅館と契約していて年末は納入する正月飾りで大忙しなんだそうだ。門松なら玄関に一対で済むのだが、各部屋に置くには葉牡丹などが好まれるのだそうだ。なるほど。やはりスーパーやホームセンターで買うしか無いか〜。

        

 昨日が満月だったが、雲が掛かって見えなかったが、今夜は雲の間からお月さまが現れた。乱視のワタシの目には今日も満月に見える。

 そうそう、読んでいた『おやじはニーチェ』はギブアップした。認知症のお父さんの言動や行動には「そうか〜。俺もそうなるのかな〜」と認知症予備軍のワタシは思うのだが、その「お父さん」の言動や行動を哲学者や心理学者や医者や宗教家の研究や言葉に結びつけて論じるチョットお硬い本だったのだ。もとより、もう脳が軟化しているワタシなどにはニーチェだカントだハイデッカーだとかの説をとかれてもワタシには何がなんだか分からないので今朝でギブアップしたのだ。やはり脳を疲れさせてはいけない。(笑)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする