徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和5年12月3日、日曜日、晴れ)

2023年12月04日 | 日記

 今日は消防防災訓練の日だと事前にメールがあったのだが、フィリピンでの地震の津波がくるかも知れないということで訓練をしている場合ではありませんよという事で中止のメールが来た。そりゃあそうだよね。数年前も訓練後のパレードの最中に火事があってパレードしている場合じゃーあーりませんよという事もあった。お天気が良いのだし、10時頃津波警報が解除されたのだが、今夜は花火大会があるのでお昼から岸壁立ち入り禁止だと。津波警報が解除されなければ花火大会は中止になっていたのになーーーー。こちらは釣りにも日向ぼっこにも行けない。

 夕方、完全防寒対策して徘徊に出た。沿道のホテルの駐車場は満車だ。日曜日の夕方なのに花火を観る観光客なんだろうねー。徘徊コースから右手に大きな石の門があり大別荘があるのだが、そこに

 ATAMI ART GRANT 2023 という緑の箱のようなものと 白い箱のようなものに ATAMI ART VILLAGE と書かれたのがあったんで入ってみることにした。いつもは鉄扉で閉ざされているので入れない個人の別荘と思っているもんで、おそるおそる坂道を登って行くと

道端に箱のようなものが置いてあったり

  こんなものがあったり

 チェーンのようなものがぶら下がっていたりでなんだか現代アートのようだ。午後4時過ぎているので人もいないし、不審者と間違えられても困るので出直してくることにして引き換えした。数年前から熱海の各所に若い芸術家が住んで作品づくりをして発表しているらしいが、ここもその一環なのかしら?現代アートとか自由律俳句はどうも苦手だ。吉村昭の自由律俳句の尾崎放哉を題材にした『海も暮れきる』を読み終えた。表題の『海も暮れきる』も自由律俳句なんですかね?作家の吉村昭氏も若い時に肺結核に罹ったことがありその苦しみを体験していることから主人公の最期の苦しみの描写は真実に迫っている。もっともワタシはまだ死んでいないのでその苦しみは想像するしかないが、、、。ともあれワタシだって死期が刻々と迫ってきていることは年齢的も確実であるから勉強にはなる。

 閑話休題。岸田首相が帰国したようだ。エジプトには340億円、ヨルダンには150億円の援助を申し出たそうだ。どこにそんな金があるのか?ホントに外面だけはいいんだから!ワタシだけがそう思っていたら、ネットでは「外面メガネ」って呼ばれているようだ。

 夜、花火が上がった。

  


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