ぶらぶら人生

心の呟き

雪、霏霏と

2011-01-07 | 身辺雑記
 夜明けには間があるのに、枕元が白んでいた。
 起き上がって、外を見ると、雪が積もっていた。
 数センチに過ぎないけれど。
 未明の雪明りであった。

 一旦止んでいた雪が、8時すぎ、突然降り始めた。
 雪は霏霏と降り続いた。(写真 上)
 白い世界は、幽邃の境であった。
 眺めている私も、その世界に引き込まれそうであった。

 しかし、雪は長く続かなかった。
 晴れ間ものぞいて、雪の原はたちまち薄くなった。(写真 下)

 島根の東部は、未曾有の大雪らしい。大晦日から降り始め、2年越しの雪は、様々な被害を残しているようだ。
 全国的に荒れ模様である。
 雪が降ると、石見地区を襲った、昭和38年の豪雪を思い出す。
 一生に一度という体験も、遠く過ぎ去ってみれば、難儀だったことは記憶から薄れ、懐かしさだけが思い出として蘇る。

        

        

 今日は積雪の中、来訪者が多かった。
 朝はヤクルトの配達人。
 午前中には、ソコロのSさんが、パソコンの点検に来訪してくださった。
 昼過ぎ、佐川急便の配達の人が、アマゾンに注文した品を届け、浜田の方はもっと雪が多いと話してくださった。
 寝室にカーテンを取り付けたくなって、午後、N商店に来ていただき、カーテン生地を選んだ。
 人と接し、人と語らう時間を楽しむことができた。

 しかし、夕方、腰につけていた万歩計を外すと、わずか329歩。
 当然のことだが、心満たされていることと、歩数は全く関係ない。 
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