ぶらぶら人生

心の呟き

二度目のアクアス

2012-01-30 | 身辺雑記
 過日、友人の車で、アクアスに出かけた。
 山陰路を東にたどり、冬の海を眺め眺めながらのドライブであった。

 <ホンソメワケベラ>という朝寝坊で有名な魚に会ってこようと、急に思い立って、山陰線の列車に乗ったのは、数年前のことだった。
 その折は、不便な山陰線のおかげで、往復に思いのほか時間がかかった。
 車で行けば、一時間足らずの場所なのに。

 今回も、<ホンソメワケベラ>には会えなかったけれど、水槽に泳ぐ魚群の形や色彩の美しさに見とれ、非日常の時間を楽しんだ。

 ペンギンにも会ってきた。なんとも愛らしい姿だ。
 (前回訪れたときには、ペンギンはまだ飼育されていなかったように思う。)
 ゴマフアザラシの2頭が仲睦まじく遊んでいたり、シロイルカの2頭が白い巨体をくねらせて泳いでいたり、見飽きることがない。
 童心にかえって、ひと時を過ごした。

 動きのある魚類の撮影は難しい。
 パソコンに取り込んでみると、ろくなものはなかったが、記念に、以下の写真を留めておくことにした。

 あいにく、冬の雨が時折降っていて、海岸には近づけなかった。
 が、波子の海岸にまつわる想い出が心をよぎり、友人にも語った。
 戦時下(小学生のとき)、この海辺に遠足できて、お弁当のおムスビを砂上に落としてしまったこと、高校生のときには、海岸植物の群生を調べるため、夏の暑い砂浜に幾度も通ったことなど。
  
 広大な砂浜は、昔、浜田連隊の演習場であったこともある。
 今は、水族館「アクアス」があり、多くの人々に親しまれる海岸となった。
 砂浜は、いろいろな歴史を見てきたのだろう。

            

           

            

           
 
            

           

            

            
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