インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

能登地震の衝撃下、ケガを押して息子のライブツアー初同行(144-1) | 銀座新聞ニュース

2024-01-26 03:33:05 | 私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)
能登地震の衝撃下、ケガを押して息子のライブツアー初同行(144-1) | 銀座新聞ニュース

https://ginzanews.net/?page_id=66019

首都デリーに向けての出発まであと10日余となり、バタバタと帰国準備に追われています。

一昨日の1月22日は、モディ首相主宰のアヨードヤ(パンジャブ州)でのラム寺院落成式が、7000名のVIP客を招待して盛大に執り行われました。動画越しの黄金尽くしのまばゆい新寺院の豪奢な内装には目を奪われ、思わず感嘆の息が漏れました。以下の動画では、ラム神(Ram, Rama=ラーマ、ヒンドゥー聖典・一大叙事詩ラーマーヤナの主人公で、三大神のひとつの世界維持神ヴィシュヌの化身)の新偶像がご覧になれます。https://youtu.be/rjh_pzPQTEk?si=kgqFnu1jOYCRUA-0

今は去ること500年前、イスラム教徒の侵入で破壊されたヒンドゥー寺院の再建です。1992年に跡地に建てられたモスクがヒンドゥー暴徒によって破壊され、ムスリムとの対立から千名以上の死者が出、2002年にはヒンドゥー教徒の乗った列車焼き討ち事件が発生、報措措置で2000名余のイスラム教徒が殺戮されました。長い宗教対立の歴史と、跡地を巡る法廷闘争の末に、多数派(8割)のヒンドゥー教徒の悲願が叶ったわけで、インド各地のみならず世界各地(在外インド人)のフィーバーぶりは凄かったです。

当地でも、花火が数知れず打ち上げられ、屋上にのぼると、月の出ている真上の中天に緋と緑の火の粉が大輪の傘を広げ、その見事さに圧倒されました。結婚式や年明けの花火をはるかに凌ぐ威力の壮麗さ、巨輪の華が瑠璃色の天空いっぱいに開きました。その後、音楽に合わせて信者の熱狂的な踊りが繰り広げられ、慶びの余波は異教徒の私の元にも飛び伝わってきました。
4~5月に総選挙を控えるインド、これで与党インド人民党(BJP)の連勝はほぼ間違いなし、モディ首相の執念が実った形で、3期続投は確約されたも同然です。

さて、能登地震絡みの上記最新号、お時間のあるとき、拝読いただけると、幸甚に存じます。

改めて、能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。並びに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ISF(独立言論フォーラム)から... | トップ | わがオディシャ(Rapper Big D... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)」カテゴリの最新記事