先般24-25日は暖冬から一転して寒波襲来、シベリアからの寒気団が流れ込み、風雪が吹き荒れ、一夜明けたら、窓の外は一面の雪景色、民家の黒瓦屋根には二十センチ近い雪が降り積もっていた。
金沢地元の大手紙、北國新聞によると、零下四度近く、多い所で24センチの積雪、能登はドカ雪だったとのこと、二日間犀川(雅号菊水川)のほとりの隠れ家的マンションの小部屋にこもる羽目に陥らされたが、ベランダのガラス戸に当たって弾ける強風を伴った雪の唸り声にまんじりともせずに、身をすくませていた。
郷里は福井で、雪国といえ、北陸の厳冬の洗礼に改めて晒されたわけで、それも29年インドという亜熱帯国に慣らされた身にはさすがにきつかった。
零下四度をなんとか、暖房のみで乗り切った。
風の音に怯えるとは、まるで子供だが、インドのサイクロンの威嚇的な強風にも似て、ピューピュー吹きすさぶので、精神が脅かされる。
俗に鰤起こしといわれる冬の雷も不気味に夜空に轟き、のっけから庵暮らしも大変である。12月中の暖冬であったうちは、菊水庵(隠れ処的マンションの自称)で風流を決め込んでいた私も、現実の冬の厳しさに甘い思いも吹き飛んだ。
二日間の雪嵐の後は、窓にほっと和むような青空が覗いて、雪が溶け出したが、翌日は曇天、灰色のベタ一色の窓絵、しかし、今日は昼ごろから日が差し出し暖かい陽気、崩れやすい北国の気候で明日のお天気は予想がつかないので、図書館に繰り出した。
金沢地元の大手紙、北國新聞によると、零下四度近く、多い所で24センチの積雪、能登はドカ雪だったとのこと、二日間犀川(雅号菊水川)のほとりの隠れ家的マンションの小部屋にこもる羽目に陥らされたが、ベランダのガラス戸に当たって弾ける強風を伴った雪の唸り声にまんじりともせずに、身をすくませていた。
郷里は福井で、雪国といえ、北陸の厳冬の洗礼に改めて晒されたわけで、それも29年インドという亜熱帯国に慣らされた身にはさすがにきつかった。
零下四度をなんとか、暖房のみで乗り切った。
風の音に怯えるとは、まるで子供だが、インドのサイクロンの威嚇的な強風にも似て、ピューピュー吹きすさぶので、精神が脅かされる。
俗に鰤起こしといわれる冬の雷も不気味に夜空に轟き、のっけから庵暮らしも大変である。12月中の暖冬であったうちは、菊水庵(隠れ処的マンションの自称)で風流を決め込んでいた私も、現実の冬の厳しさに甘い思いも吹き飛んだ。
二日間の雪嵐の後は、窓にほっと和むような青空が覗いて、雪が溶け出したが、翌日は曇天、灰色のベタ一色の窓絵、しかし、今日は昼ごろから日が差し出し暖かい陽気、崩れやすい北国の気候で明日のお天気は予想がつかないので、図書館に繰り出した。