インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

ベンガル湾の壮麗な夕日

2006-11-20 19:03:06 | 季節・自然
<11月*日>
冬季に入り、日没が5時15分とめっきり早くなったため、ベンガル湾の
サンセットを見逃すこと、一再ならず。5時前には家を出ないと、夕日に
間に合わない。
今日は駆け足で出て、どうにかセーフ。赤みがかったオレンジの大きな
円が西方の波打ち際の上空に切り絵でうがつようにくっきりと浮かんで
いる。汀にこがねがかった鮮やかな緋の帯が刷かれ見事。沈む間際、
急速度でするすると灰色のもやの下へと飲まれてしまう。

冬曇りが続いた先日は、夕日は隠れて顔を見せなかったが、ベールの下
でひそかに沈みきった後の燃えるような名残が周囲の雲々に反映され、
息を呑むような壮麗さだった。彩雲は明るく濃いオレンジから薔薇色へ
と変色していき、北西から南西にかけての空全体を炎上させる。
冬の潮は穏やかで引き気味、ひたひたと押し寄せ、行きつ戻りつするや
さしい波に淡い砂紋を編んだ汀は、落陽の跡を映してほの赤く照らし出さ
れる。

オフの今は人出も少なく、引き潮時は汀が広範囲に現れ、湿って固まっ
た平らかな砂地は歩きやすくなるため、遊歩にはもってこい。夕日が
もっともクリアに美しく見える冬季は、毎日がサンセット日和といっても過
言でないくらい。
当地、プリーは来月から3月末までが外国人旅行者のシーズン、全面改
装中でよみがえりつつある当ホテル・ラブ&ライフに、ベンガル湾の夕日
拝みがてら、遊びにいらっしゃいませんか(クリスマス&新年時は大混雑
しますので、事前に空き部屋状況をご確認くださいますように)。

                       

<11月*日>
知人のインストラクター、ガネーシュが突然、シンガポールに発つことに
なった。東南アジアを拠点にチェーンを展開しているトゥルーヨガ・インス
ティチューションから、現地インストラクターとして招聘されたのである。
以前から外国に出ることを夢見ていた彼は、私にも日本のヨガセンター
を紹介してほしいと頼み込んでおり、だいぶ前にネットで検索して何軒
かのアドレスを渡していたのだが、その後彼自身メールで照会するも音
沙汰ないままに過ぎていたようだ。

元々、この話は、私の前インストラクター、ビティカに持ち込まれたもの
だったが、両親の反対にあって泣く泣く辞退せざるをえなかった経緯が
あった。保守的な当地では、21世紀の今もって、女性の社会進出が認
められない傾向にあり、女の幸せは昔ながらに、結婚と固く信じられて
いる節があるのだ。せっかくのチャンスなのにもったいないと思うが、
母親に泣きつかれては、さしもの強靭な意志力のビティカも断念せざる
をえなかったようだ。

で、お鉢がガネーシュに回ってきたというわけ。弱冠23歳にして国外に出
るチャンスをつかんだ彼は無論、ホクホク。男であるだけに、制約もなく
家族も大喜びしているという。香港に出たグルに続けとばかり、今後、
「バーラト・ヨガ・ケンドラ」(インド・ヨガ・センター)のメンバーからは海外
進出組が続出しそうな気配?ビティカも当分は州都のカレッジでヨガの
専門コースを学びながら時間稼ぎ、ガネーシュの後に続きたいとの夢を
もっているようだ。女性とのハンデを感じさせぬほど技術的にはガネー
シュをしのぐすばらしいものを持っているので、ぜひ海外に出て技により
いっそうの磨きをかけてもらいたいものだ。

<11月1*日>
ネットの接続をのろくてのろくて我慢の緒が切れそうだったダイヤル回線
から、速いと評判のブロードバンドに変えて一週間、たしかにつながって
いるときは速いのだが、断絶状態に等しくネットのページが出なくなる不
手際が相次ぎ、やっとこれで少しはパソコン環境が改善されるかと期待
したのもつかの間、見事裏切られた。

   

コンピューターを使い始めて6年になるが、この間故障で三度も買い換え
ることを余儀なくされたのみならず、ウイルスその他さまざまな問題に悩ま
されてきた。

IT大国のはずのインドのインフラは最悪で、インドのシリコンバレーとの異
名をとるバンガロールでも、関連企業の非難の矢を浴びている。電力事情
がひどいので、マシンはいちころやられてしまうのである。ウイルスの蔓延
状況も甚だしい。うちなど、いったい何度OSを入れ替えたことか。ノートン
もまったく効き目なし。
それにしても、ああ、いつになったら、安心かつ快適な環境でパソコンを使
えるようになるのだろう。
インドにいる限りは無理かなあ。私自身、パソコン音痴であることが事態悪
化に拍車をかけているようにも思われるので、言語の先生、ノミターのお兄
さんがパソコン通と聞くので、習おうかなあと考えている昨今である。
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