インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

来たる新年に向けてのご挨拶

2016-12-31 18:19:36 | 私・家族・我が安宿
読者各位

昨年中は、拙ブログをご愛読いただき、ありがとうございました。
本年もくれぐれもよろしくお願い申し上げます。
みなさま、お体にはくれぐれも気をつけて、よいお年をお迎えくださいませ。

2017年のご多幸、併せてお祈り申し上げます。

「インドで作家業」著者



今年最後にお贈りする曲は、次です。
アルフィー 「星降る夜に...」 1994年Kings Night Dream 
どちらかというと、クリスマスにふさわしい歌なんだけど。高見沢さんのイギリス本場仕込みと思われる赤いタータンチェックの短パンスーツがいたずらっこみたいに可愛くて、一番と二番の歌の合間に加山雄三の「君といつまでも」の替えセリフとフレーズが挟まれるのも楽しい。さわやかなセレナーデです。

もうひとつ、こちらは新しい夜明けに似つかわしい歌をどうぞ。
新たな希望差し込む明日を信じて、2017年も頑張りましょう!
希望の鐘が鳴る朝に THE ALFEE

以下、秋フェス福井ライヴ(2016.11.13)パンフからとったアルフィー三人の招き猫似顔絵も再度アップしておきます。


秋フェスの三人キャラクターは招き猫だった。
坂崎さんが猫党ってのは知ってたけど、猫好き
の私にも思わずほほえましくなる似顔絵キャラ
だった


拡大すると。高見沢招き猫はリーダーだけ
あって王冠付き。体のぶち模様は赤と金と
黒の斑、フライングVエレキギターを抱え、
とってもチャーミング、ご本人同様、右の
口角脇にほくろまでついてて笑える。
スマートフォンの待ち受け画面も、たかみー
招き猫にしました。見るたび、目が大きくて
かわいくってにんまり。猫好きの私には縁起
のいいキャラです


アコギを抱える、眼鏡顔・坂崎招き猫。
ぶち模様は金の楕円に黒丸


ベースを抱える黒眼鏡&カイゼルひげ面・
桜井招き猫。ぶち模様も黒一色

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2016最後のベンガル海サンセット(写真)

2016-12-31 17:56:36 | 季節・自然
大晦日の今日、サンセットに間に合うよう、午後五時前浜に出た。
ちょうどオレンジ色の夕日が沈みかけているところで、薄曇りの陽気だったため見えないのではないかと危ぶまれたが、本年最後のサンセットを感謝の気持ちをこめて仰ぐことが出来て感無量であった。

光輝が弱く、淡い橙の斜陽は夕もやに呑まれてさらにおぼろになり、あえかなピンクの円になったあと、灰色のもやに呑まれていった。
日没後、付近の空が桜色に染まり、引き潮の波打ち際が薄い薔薇色に照り映えた。

沖合いに何十艘もの船が出ていた。蒸気船のぽんぽん響くエンジンの軽やかな音が潮騒を縫って耳元に届く。ひたひたの透明な潮にくるぶしを浸すと、ひんやり冷たかった。

今年最後のサンセットタイムを、家族連れ観光客が思い思いに堪能、行楽用の白馬やらくだにまたがり、沈むゆく聖なる日没を楽しんでいる者もいた。

聖河ガンジスの流れ着く先のベンガル湾は聖なる海、敬虔なインド人たちはうしおを手にとって額を濡らし、拝礼、私もラストデーに透明なせせらぎに足を浸せて、みそぎ感覚を味わった。

朝寝坊なのだが、明日は十数年ぶりに初日の出を拝もうともくろんでいる。

以下、2016年ラストのベンガル海に沈む入り日を撮影したので、どうぞ。













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紅葉名所・九品仏浄真寺(写真)

2016-12-31 15:10:24 | 
12月5日に訪ねた九品仏浄真寺の紅葉真っ盛りを写真アップしたい。
以下、どうぞ。


自由が丘から大井町線で次の駅が九品仏、小さな駅を降りて
歩二、三分で公園入り口、その突き当りに浄真寺の山門が開ける


鮮やかな臙脂に染まるもみじの下で和服姿の新郎新婦が
記念撮影していた


真っ赤に噴き上げたもみじが目にしみた


境内で色づいた木々を愛でながら、散策を楽しむ人々


真紅の葉をしなだれるように伸ばすもみじと、常緑樹の
対照が美しい

 
黄金(こがね)に噴き上げる銀杏の大木下にはびっしり
こんじきの落葉カーペットが敷き詰められていた


古めかしく重厚な本殿。元々は世田谷吉良氏系の奥沢城で、
小田原征伐後廃城となったが、寛文5年(1675年)に当地
の名主七左衛門が寺地として貰い受け、延宝6年(1678年)、
珂碩(かせき)が同地に浄真寺を開山した


中に上がって、拝殿の金色(こんじき)に燦然と輝く
絢爛豪華な大仏を拝んだ


目の覚めるような緋色のもみじが広い境内の随所に現れ、
あでやかさに感嘆の息が洩れる

 
1708年(宝永5年)建立の名楼、梵鐘は文化財に指定されている


本堂の向かいに三つ小さな阿弥堂があり、そのうちのひとつ、
九品仏=九体のうちの三体、印相の異なる阿弥陀仏が祀られた
お堂(末尾の一口メモ参照)


裏庭の奥にうずもれたように建つアショカ(阿育)王のストゥーパー。紀元前三世紀のカリンガ(現オディシャ州)戦争の殺戮を悔いて、仏教に帰依したアショカ王、当州ゆかりで州都ブバネシュワールにはアショカ王の碑文がある。石塔の頭部の法輪はインド国旗のデザインにもなっている。ちなみに、この日本様式の王塔は天保年間に建立されたもの


仏陀の足跡、仏足跡(天保年間)。釈尊入滅後、
仏陀礼拝の形式として、そのみ足に対して接足作礼
により人々は哀心慕情の誠を示した


九品仏の天然記念物の大銀杏


緋やこんじき、葡萄色のもみじ葉
のからまりついた青いつつじの
植え込みの対照が目の保養


竹筒から清水が落ち、石の甕に溜まる
手水場。透明な水面には真紅のもみじ葉
が浮かび、風流

    
真緋、茜、黄金(こがね)、萌え残った翠、カラフルに
色づくもみじが美しい


赤い涎掛けが可愛いお地蔵さん

☆一口メモ/九品仏浄真寺
浄真寺は東京都世田谷区奥沢七丁目にある、浄土宗の寺である。山号は「九品山」。「九品仏」(くほんぶつ)とは、一義的には、後述のとおり同寺に安置されている9体の阿弥陀如来像のことであるが、一般には同寺の通称となっている。転じて、同寺の周辺の地区を指す場合にも用いられる。

「九品仏」の由来
広い境内の本堂の対面に3つの阿弥陀堂があり、それぞれに3体合計9体のそれぞれ印相の異なった阿弥陀如来像が安置されている。この9体はそれぞれ、上品上生(じょうぼんじょうしょう)、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生という、浄土教における極楽往生の9つの階層を表しており、これらをあわせて九品(あるいは九品往生)という。この九品の仏から、浄真寺は通称「九品仏」と呼ばれている。
このような九体阿弥陀は、他に京都の浄瑠璃寺にも見られる。
これは「観無量寿経」に説く九品往生(くほんおうじょう)の思想に基づくものである。極楽往生の仕方には、信仰の篤い者から極悪人まで9通りの段階があるとされ、「上品上生」(じょうぼんじょうしょう)から始まって「上品中生」「上品下生」「中品上生」「中品中生」「中品下生」「下品上生」「下品中生」「下品下生」に至る。浄真寺の九品仏の場合、阿弥陀如来の印相の内、定印を「上生印」、説法印を「中生印」、来迎印を「下生印」とし、親指と人差し指(中指、薬指)を接するものをそれぞれ「上品」「中品」「下品」に充てる。
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高額紙幣廃止(Note Ban)から五十日

2016-12-30 15:07:08 | 政治・社会・経済
インドに戻ってはや三週間以上が過ぎた。
昨年は金沢で独りきりの年越しだったが、今年は家族とお正月を迎えられることに感謝。
11月8日のディマネタイゼイション(廃貨、500・1000ルピー高額紙幣の流通廃止)から五十日が経過して、ひところのパニック状態からやや落ち着いてはいるが、いまだキャッシュ不足でATMに並んだり、低所得層(農夫や労働者階級)はあおりを食らって、五十日後に平常に戻るとの首相の確約はどこまで果たされたかとの検証が、テレビのニュースや新聞をにぎわせている。

銀行の引き出し上限(一週間に24000ルピー)はいまだ解除されず、政府が個人財産に規制を課すことはデモクラシーに反すると思うが、とにかく来年の早い時期に解禁されることを祈るのみだ。
かねてよりモディ首相が政敵からナチのヒトラー独裁者になぞらえることはよくあったが、前コングレスI(国民会議派)政権のマンモハン・シンがThe Weakest PM、超弱腰首相(首相就任を辞退したイタリア生まれのガンジー家の嫁、ソニア党総裁の傀儡政権だった)と悪口たたかれていたのと一転して、強すぎるトップというのも、独裁色を帯びてよくないものだ。

闇金撲滅と偽札一掃が主目的のノートバン(紙幣廃止)の効果を政府は声を大にして自賛しているが、結局リスク大のギャンブルともいえた86%の流通紙幣を突如廃止するというドラスティックな政策は庶民に多大な不自由を強いた。ATMに長蛇の列を作って並ばねばならぬ疲労から死亡する者や農夫の自殺など、百人を下らぬ死者が出た。

考えてもみてほしい、日本で仮に明日から一万円と五千円札が使えなくなると突然発令されたときのショックを。オーガナイズされてない国だけに国民のショックはマグニチュード大の激震、その後の混乱とパニックは容易に想像がつく。

わたしは日本でのほほんとしていたわけで(11月13日のアルフィーコンサート五日前で胸を躍らせていた)、翌月初めに友人からインドは大パニックに陥っているとの情報をもたらされるまで知らなかったわけで(新札切り替え云々の情報は領事館筋からちらりと入っており、だんなに訊かないとと思いつつ、忙しさに紛れてそのままになっていた)、まさか不在中にここまで激烈な経済政策が採られていたとは予想だにしなかった(殿、ご乱心?とモディの精神状態を疑いたくなった)。

新札の準備が充分行き渡らないなかでの敢行、漸次的にやっていくとかもう少しやりかたがあったように思う。いかにもインドらしい、行きあたりばったりの突発的な政策で、首相が誰にも相談せずに己の独断で斧を振り下ろしたといわれているが、少なくとも新札がふんだんに用意できていれば、国民に多大なる不便を強いることもなかったろう。

それに、汚職撲滅というけど、さらなる汚職を生む結果のやぶへびになったともいえる。土台、バクシーシという賄賂慣行が必要悪の国で、脱税容疑の隠し財産保有者が銀行員を買収しないはずがない。インドはほんと、賄賂でなんとでもなる国なのである。杓子定規の日本から見れば、融通がきき、百ルピー札を何枚か弾むことで事務上の手続きがスムーズに行くこともあるので、便利な必要悪なんである。金額が膨大になれば、汚職だが、小額なら、この制度はあったほうがよく、実際生活と密接に結びついたバクシーシシステムは根絶不可能である。

医者だってバクシーシを弾めばよく診てくれるし、警察・官僚、バクシーシ慣習は当たり前、よって底辺から小さな汚職を一掃することは難しく、膨大な闇金が没収されている今はともかくも、しばらくたてば、またブラックマネーは復活するだろう。

まあ、そんななか、当地プリーは比較的現金が行き渡り、ホテル街も例年通りクリスマス・新年の掻き入れ時だけに満室であることは、恵まれているといっていい。
ヒンドゥ教の聖地であるので巡礼旅行者が多いし、当地は潤った町なのである。

おかげでうちも今現在は特に不自由を強いられることもなく、例年通りの年越しが出来そうで、ありがたい。
夫はモディ首相のファンなので(ヒンドゥ至上主義を標榜するインド人民党=BJP、与党支持)、今回の政策にも賛同している(最初のひと月は大変だったといったが、闇金撲滅には必要との意見)。しかし、私はリベラル派(異教徒共存の世俗主義)なので、汚職三昧の前政権はともかくも、モディには独裁の危機を感じていまひとつ信用がならない。

とにかくいま少し時間をおかないと、ギャンブルの是非は見えてこないようである。
来年二月のウッタルプラデシュ州議選は、この政策が有権者に受け入れられたかどうかのひとつの指標になるだろう。


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瞳みのる中国公演&インタビュー総集編 年始スペシャル放送1月3日!! 

2016-12-29 20:13:51 | ラッパー子息・音楽ほか芸能
六十年代後半一世を風靡したGS人気NO.1、ザ・タイガースの元ドラマー、瞳みのるさん率いる22世紀バンドの中国公演&インタビュー総集編(年始スペシャル放送、1月3日)についてのお知らせです。

瞳みのる&22世紀バンドの中国公演の様子がWeb専門ニュース専門チャンネル「鴨ちゃんねる新春スペシャル」が放送されます。
会場に行かれた方も日本にいらしてご覧になれなかった方もぜひご鑑賞ください。

【特報:お正月のお楽しみ】
新年3日午前9時から午後1時までの4時間、
Web専門ニュース専門チャンネル「鴨ちゃんねる新春スペシャル」が放送されます。

■2部構成となっており後半の午前10時25分頃からの放送分です。
 後半:午前10時25分頃~13時まで
「瞳みのる中国公演&インタビュー総集編」が放送されます。

■総集編の内容
 1.前篇のインタビューのリハーサル部分まで、
 2.中国での公演(63分)+中国人観客のインタビュー、
 「瞳みのる中国公演」コンサートのダイジェスト版
 3.インタビュー続き
 4.SMAP解散について、
 5.後編のインタビュー

*前半:午前9時~10時25分頃までは「2017年世界・アジアの行方」のあとです。

■当日まで待てない!という方は前篇・後編のアーカイブをご覧になってお待ちください。
*前篇11月26日放送分:『ザ・タイガース』メンバーが中国公演!
 “奇跡の70歳”「ピー」の胸の内 vol 1

*後編12月3日放送分:伝説のバンド「ザ・タイガース」復活秘話
 “奇跡の70歳”「ピー」の胸の内 vol.2

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▲深夜ですが再放送もあります。
1月4日(水)25:00~29:00(再放送
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■都合により予告なく時間・内容変更がある場合もあります。

以下、オフィス22世紀からのお知らせでした。元タイガースファンは必見!ですよ。昔獲った杵柄、ジュリーの次に人気のあったピーのドラムは古希とは思えぬパワフルさ、近年音楽界に復活しただけに、これからが楽しみ、長生きしてご活躍いただきたいです。


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大津観光(琵琶湖とアルコン会場見学)

2016-12-29 14:27:30 | 
10月29日、奈良から京都に立ち寄ったついでに、京都駅から電車で十分の大津を半日観光した。
なぜ大津なのかというと、帰国前インドでアルフィーコンサート、アルコンのチェックをしていて、11月5日に大津のびわ湖ホールで秋フェスが催されると知って、もしここでのチケットが手に入ったら、ついでに観光も楽しめそうとかなり調べていたのだ。観光スポットにもなっている湖に面した風光明媚かつモダンなびわ湖ホールの写真に魅せられてわくわくしていたのだが、結局、チケットはとれずコンサートついでの観光も断念せざるを得なかった。そういう経緯があったもので、たまたま奈良に行くことになり、京都にも立ち寄ったついで、この際だから大津観光もと、会場見学がてら寄ってみることにしたのである。

水辺が好きな私には、一見すると海のように見える大きな湖沿いに遊歩道を歩くのも楽しかったし、美しくかつ超モダンなびわ湖ホール見学も興味深かったし、乗る時間はなかったけど、湖を周遊する白いクルーズ船も目撃できた。

都会の京都に比べると、湖だけがとりえの静かな田舎町だが、半日ツアーを楽しんだ。
以下はそのとき撮った写真。


奈良から近鉄線で京都駅に降り立って、曇天に屹立する
おなじみ京都タワーを目前にする


京都駅近くの常宿とまとハウスにチェックインした後、いざ
電車で大津へ。十分後に着いて駅前のマップ看板で湖まで
の道筋をチェック、てくてく歩きだし、うっすら色づいた
並木大通りを直進、二十分後には湖が見えてきた


桟橋で釣り糸を垂れている太公望が数名、うち女性が
いたので何が釣れるのか訊いてみたら、ブラックバス
との答が返ってきた。持ち帰って食べるのでなく、
また湖に逃すとのことだった


三重の塔風の建物(文化館)の向こうにびわ湖ホール
のカーブするルーフががちらりと見えている


滋賀県立琵琶湖文化館の正面
(閉まっていた)


足元を石段にとりまかれたびわ湖ホール正面。裏が湖に
面しており、超モダンな建築デザインとあいまって周辺
環境の美しさが売り。観光スポットのひとつになって
愛でられている由縁である


石段を上がると、色づいた樹木の美しいコーナーが


会場名が日英語で銘打たれた正面玄関

 
場内はオペラ鑑賞の当日券を求める客が行列を作っていた。
奥が喫茶・レストランコーナーで、全面ガラス窓から
琵琶湖の見える店内には、土曜だけあって客が群れていた

  
裏手から見たびわ湖ホールと、湖に面した敷地

 
今来た道を戻り、反対側に足を伸ばすと、浜大津の港が
見えてきた。三艘の小船が岸につながれていた


琵琶湖周遊のクルーズ船乗り場。京都で夕刻友人と会う
約束があったので、残念ながら乗船時間はなかった


沖合いから白いクルーズ船が近づいてきた


接岸したBIANCA号は遊覧船と思えぬ威容

 
岸辺ではアヒルが泳ぎ戯れていた。上の写真の右手に
見えている建物は琵琶湖ホテル

☆一口メモ
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール
開館は1998年9月5日。アクトシティ浜松(1994年)、新国立劇場(1997年)に次いで日本で3棟目となる本格的な4面舞台を備える大ホールの他、中ホール・小ホールを付帯するオペラ、バレエなどの舞台芸術専用のホールである。運営は公益財団法人びわ湖ホールが行う。
ホール・設備・音響そのものの素晴らしさに加えて日本離れした美しいロケーションのため、イタリアのソプラノ歌手ミレッラ・フレーニは「びわ湖ホールをイタリアへ持って帰りたい」と語り、ロシアのピアニストイリーナ・メジューエワは「他にはない素晴らしいロケーションに驚き、近くに引っ越したいと思った」と語った。また、ラ・フォル・ジュルネのアーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンは、当ホールが立地する「琵琶湖湖畔の景色は美しく、水辺の風景としてウィーンやプラハに共通するものがある」と絶賛した。
音響家が選ぶ優良ホール100選に選ばれている。また、2011年(平成23年)度には「“関西オペラの拠点”として音楽文化の振興と普及に尽力した」として地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞している。
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「金澤玉寿司」(せせらぎ通り新店を写真紹介)

2016-12-27 13:07:33 | 私の作品(短編・エッセイ)
先月19日に金沢の繁華街・香林坊に新規開店した「金澤玉寿司」総本店の老舗は片町でせせらぎ通り支店は五軒目)に親族で出かけたときの写真を遅ればせながら、掲げたい。金沢は日本海の新鮮な幸が豊富なことから、名寿司店が多い。日航ホテルに入っている「弁慶」や、片町の「くず葉」もおいしかったが、それらに優るとも劣らぬ美味、個人的には一番おいしかった。

オープンしたばかりなので、真新しく清潔だし、いかにも高級店ムードでインテリアも落ち着いていた。
場所は香林坊の109ビルの一階の裏手、疎水の流れるせせらぎ通りに面したところだ。この通りには、洒落た店が多く、ビフテキ名店・六角堂も軒を連ねており、もっと奥に行くと、高級店のみならず、アシルワード(AASHIRWAD、恵みという意)というネパール料理店や、焼き鳥居酒屋・秋吉もある。

それでは写真をどうぞ。


開店祝いのあでやかな白蘭の並ぶ店頭


疎水の流れるせせらぎ通りは、ムード満点


奥の座敷に通された私は一番乗り、誰もいない座敷の
写真をパチリ


座敷の入り口は白木の格子戸でいかにも金沢らしい


既にテーブルには、凝った懐石風のお通しが並べられていた


金沢出身作家、室生犀星の詩があしらわれた風情ある
ディナーマット。
淡い緑のイラストは、犀星の愛した犀川と、その彼方
に医王山(いおうぜん)、繁華街片町のシンボル、弧状
の鉄架が美しい犀川大橋が流麗に描かれている


まずは生ビールで乾杯(叔父夫婦はノンアルコールビール)。
スポンサーの長弟(右)が握り寿司はいうまでもなく金沢
名物料理を次々オーダー、左に見えている次弟、叔母は
わざわざ福井から車で来訪。写真には写ってないが、長弟
の奥さん、叔父も同席。


豪勢な刺身盛り合わせと、ぎんなんの揚げたもの


雌のズワイガニ、小型の香箱蟹は、 甲羅にびっちり
詰まっている外子(そとこ、茶色い粒のぷちぷちと
した食感がたまらない)と、おなかの中にある内子
(うちこ、未熟成卵で赤くてこりこりしている)、
そしてかに味噌が絶品! 金沢ならではの名物(わが
故郷の越前がにも一パイ一万円は下らぬ高級名物料理)


金沢名物、治部煮、鴨と麩と加賀野菜を小麦粉のとろみ
をつけて煮込んだ美味料理


ふぐの白子と野菜のてんぷらと、金沢名物・のどぐろ
(白むつ、淡白美味、口に含むと、とろける)


大型のどぐろは丸ごとでなく、腹の部分を二つに切って
切り身で供された。皿の左脇に見えているのは、九谷焼
のおしょうゆ入れ


こちらはのどぐろのかしら、前に片町の寿司居酒屋「くず葉」
で丸ごと盛られたものを食べたときより大きいせいか超美味!


宴たけなわ、いよいよ握りの登場、黒の陶器皿が洒落ている。
ネタが超新鮮、大トロは口中でとろけ、幸せーっ!
地酒・手取り川(喉越しさわやかフルーティー、呑みやすくて
女性向き。次に頼んだ「天狗の舞い」は少し癖があって、
濃厚芳醇、お酒にうっすら色がついていた)をガラスの猪口で
ちびちびやりながら、新鮮な海の幸に舌鼓。焼酎派の次弟は
水割りを飲みだしていた


洒落たふた付き容器の料理が運ばれてきた、さて?


開けると、おいしそうなかぶら寿司がお目見え。
かぶらに切り込みを入れてブリやニンジンなどを挟んで
発酵させたなれずしは口中でほろほろ崩れて美味


完食! 大満足、久々の親族同士の
談話も弾み、お食事も金沢ならではの
フレッシュ、超美味で楽しかった。
北陸は海の幸、山の幸が豊富なところ、
わが福井も金沢に劣らず、うまい(福井
のお薦めは、おろしそばとソースカツ丼)。
北陸新幹線も開通して、今人気の北陸、
美食に温泉三昧、私からも超お薦め!

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渋谷の有名楽器店ESPツアー(写真)

2016-12-26 15:46:18 | ラッパー子息・音楽ほか芸能
今月12月3日に、渋谷の有名楽器店ESPを、アルフィーの高見沢俊彦オリジナルのエンジェルギター展示目当てで訪ねた。
ネットのマップ指示に沿って店はすぐ見つかった。
ハチ公前のスクランブル交差点をまっすぐ行ってツタヤの前を過ぎてさらに直進、タワーレコードビルの向かいの郵便局のある坂を上がっていくと、程なく二階にESPの看板の出たビルが見えてくる。

高見沢さんオリジナルの華麗なエンジェルをかたどったギター(300万ー600万円前後)の撮影は禁止されており、残念だったが、撮影可能な1階のエレキギター商品一覧を撮ったので、以下ご覧いただきたい。


郵便局の脇の坂を上がると、小ビル
の二階にESPの看板が見えてきた


階段を上がると、側面の壁一面に音楽関係のポスターが
貼られていた。店内に入ってうろうろしていると、男性
店員から「アルフィーのファンの方?」と訊かれ、
うなずくと、二階に案内された


二階奥の壁に展示された飴色のレスポールコーナー
(実は撮影禁止なのだが、誘惑にかられて一枚だけ
ぱちり。高見沢さん所有の59年物は3000万円ですよー!)
特徴あるボディのデザイン、グラマーな女性のような
カーブがなんともいえない。羽を広げたヘヴィーな
エンジェルよりコンパクトに胸中に納まり弾(ひ)き
やすいはず。


ベテラン女性店員に、高見沢さんの豪華装丁ギター
コレクション本を見せられながら、フライングV の
中古が14万円で売り出されているから分割払いで
買わないかと薦められたが、やんわり辞退、高見沢
さんオリジナルデザインのギターピックがほしいと
言ったら、一階から持ってきてくれて、ほしかった
スカル模様のピックなのに驚喜、二つ300円で買い
求めた。ご本人の使用したスカルピックじゃないけど、
ESP市販を手に入れてにんまり


シックな黒に白抜きのスカルピックの裏にはTakamiyの
サインが……


1階の商品展示。カラフルで目移りする。見ているだけ
で楽しい。最安値で二万円弱、十万円台から五、六十万
円台、ピンからキリまで。ESPギターというと、一般に
四、五十万の感覚だそうだから、高級ギター店という
ことになる。ちなみに、金沢ブランチでビッグボス店と
いうのが繁華街の片町の表通りから少し引っ込んだ裏路地
にあるようだ(次の機会に覗いてきたい)。


店内のコンサート告知などのパンフ


紫色のギターが目を惹いた


マーシャルアンプ。イギリスのマーシャル・アンプリ
フィケーション (Marshall Amplification) 社が保有する、
エレクトリックギター、ベース用アンプなどのブランドで、
創業者ジム・マーシャルにちなむ。真空管を利用した暖かみ
のあるディストーション系の歪みが得意。また、高音と低音
に伸びがあり、中域が豊かな傾向がある。大音量アンプの
代名詞的存在で、多くのミュージシャンに愛用されている。
アルフィーが舞台背景として壁のように積み重ねて使い
(マーシャルウオール)、日本中の楽器店からマーシャルの
キャビネットが消えたと言われたのが、1983年の初の武道館
コンサートにおいてだった
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離婚状がラブレターの逆説

2016-12-26 12:59:03 | 私の作品(短編・エッセイ)
昨日はPC休日で、主に読書で費やした。
目のために一週間に少なくとも一度(日曜)、可能なら二度ホリデーをもうけることにしたのだ。

森瑤子「望郷」と故連城三紀彦の直木賞受賞作品(1984)「恋文」を読んだ。
前著は、ニッカウヰスキー創業者で、「日本のウイスキーの父」との異名をとる竹鶴政孝と、竹鶴がスコッチウイスキーの勉強に英留学中(1918年)知り合い2年後に結婚した現地美女リタとのラブストーリー。背景にスコッチウイスキー作りに熱意と誠意を持って取り組む若き日の竹鶴が描かれ、興味深かった。

NHKの朝の連ドラにもなったので、あらすじはご存じの方も多いと思う(竹鶴政孝は2014年度後期に放送されたNHK連続テレビ小説『マッサン』の主人公である亀山政春(演 - 玉山鉄二)のモデルとなった人物)。
時代背景は戦前・戦中・戦後とまたがるので、激動の時代を敵国の妻と生き抜いた波乱万丈のストーリーとしても読める。リタは帰化していたため、戸籍上は日本人だが、戦中は非国民として石を投げられたりしたらしい。

ウイスキー製造に打ち込むくだりは二次的なので、やや物足りなさが残ったが、さすが森瑤子、文は遜色なく見事なできばえであった。
ただリタはどちらかというと、イギリスの自立した女性像とは程遠く、日本の大和撫子に近い、三歩下って亭主の影を踏まず型の良妻(日本に落ち着いた当初は、帝塚山学院の英語教師・英会話・ピアノ教師などを歴任したこともあった)、読む前想像していたイメージと違って、本格ウイスキー造りの夢を追う夫を支え家庭を守るタイプの古い女性だった(キリスト教関係のボランティア活動は盛んだったようだ)。胎盤剥離で子供が生めず、養子をめとるのだが、完璧主義者の厳格で愛情深い母親像としても描かれる。また、遠い異国での孤独を癒すため、夫の仕事柄容易に手に入るウイスキーで癒したりと、アル中の一歩手前までいったのではないかと想像させるひとコマもあった。

後著は、昔の直木賞受賞作品ということで、ブックオフで先の帰国滞在中手が伸びたものだ。文章技術は巷の噂どおりいまいちながら、発想が面白い。前身シナリオの勉強をしただけあって、ドラマ性がある。
男児一人と妻を捨てて、白血病で死にかかっている結婚前の恋人と再婚するという筋書きである。恋文とは、奥さんが手渡す離婚用紙のこと。夫を愛すればこそ、その愛のために好きなようにさせてやりたいという犠牲である。夫が再婚した女性は数ヵ月後に死去、ラストは、たとえ第二妻が逝去してもあなたが元に戻らないことはわかっていたけど、最高のラブレターをあげたじゃないと先妻が泣き出すというシーンで締めくくられる。

これって、沢田研二の離婚を思い出してしまったな。ザ・ピーナッツのエミ(伊藤エミ)さん(2012年71歳歿)は当初頑強に離婚を退けていたが、沢田を愛すればこそ、最終的に涙を呑んで承諾、捺印して夫に渡したのだ(1987年)。まさにエミさんからの窮極のラブレター、であった。多分、田中裕子とうまくいかなくなったら、戻ってくるかもとの一抹の望みもあったと思う。しかし、エミさんがガン死するまで、元夫が戻ってくることはなかった。エミさんにとっての唯一の慰めは、愛する男の子供を生めたこと。
子供の便宜上もあったかもしれないが、澤田という姓のままで通し、死ぬ前愛息に元夫、父である澤田への遺言状を託し、遺児によってコンサートの楽屋裏で手渡されたと聞くが、多分息子のことをよろしく頼むという内容の母としての切々たる愛情のこもった手紙だったのだと推測する。

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イヴの日没とタイガース

2016-12-24 21:01:02 | 私の作品(短編・エッセイ)
今日はクリスマスイヴ。
サンセットタイムに間に合うように浜に出たが、イヴの夕日は格別だった。大きな金色(こんじき)の斜陽が次第にオレンジ味を増して、朱鷺色からピンクへ、海上の空に沈んでいった。イヴのスペシャル日没であった。


夜はプラムケーキをカットして、ホテルスタッフとシェア、プライベートではケーキを肴に夫と赤・白ワインで乾杯した。
息子(ラッパー/BIG DEAL)のコルゲート歯磨きコマーシャルを夫に見せたりした後、ユーチューブで久々にタイガースをチェック。
アルフィーの高見沢さんがMCでフルにカバーしたことのある「君だけに愛を」を覗いた。
昭和の熱狂炸裂、いいなあ。高見沢さんカバーも捜したけど、残念ながらなかった。

水曜午後11時からのNHKラジオFMのアルフィー「終わらない夢」で、高見沢さんが推奨していたタイガースの「嘆き」も改めて聴いてみた。恋人との噂のあった安井かずみ作詞で、とてもいい。

このところずっと高見沢さんに浮気(本気?)していたが、ジュリー、やっぱりいいなあ。しかし、現実は苛酷で、若い頃のジュリーはもういない、今は過去の栄光からは程遠い老残の沢田研二がいるのみ。声にはほとんど衰えがなくても、動画を見るとがっかりする。2012年のタイガースオリジナルメンバー復活コンサートでご本人に遭遇しているが、男も見ただけで妊娠するとの風評を獲った伝説の美形の面影は跡形もなかった。

高見沢さんお薦めの「嘆き」、ほんとにいい。イヴに白ワインを呑みながら、聴くにはサイコー。
コアなファンには人気だったという曲、高見沢さんがいつかカバーしてくれることを祈る。先月13日の福井ライヴのGSカバーでは、「君だけに愛を」を期待したのだが、なかった。

そういえば、今日はアルフィーの恒例・武道館クリスマスコンサートだった。さぞかし盛況だったろう、行きたかったなあ。
でも、福井ライヴの席が初めてにしてはよすぎたので、あれ以上の席には今後恵まれないような気もするし、後ろで見ると、いささか興ざめのような気もして。ほんと、いい席とれてラッキーだったな。旧友Dには感謝感謝感謝!

最後に、極めつけ。2012武道館コンサートでも披露してくれたタイガースの哀愁のこもったラブソングをどうぞ。
僕のマリー



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