インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

十六夜月と蒼い海

2012-09-30 19:47:02 | 私の作品(短編・エッセイ)


8月22日に発売された
「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)
のパブリシティもかねて9月中帰国していたが、つい先日当地プリーに戻った。
書店挨拶や、紹介記事を書いてもらうための各メディア訪問、3週間余の滞在中、著者としてやれるだけの支援はした。

あとは、運を天に任せるだけ。
おかげさまで、発行部数168万部の日刊ゲンダイの9月21日版にも話題の新刊書として紹介され、好評発売中。

昨日は冷房の部屋にこもって、林真理子の「RURIKO」(女優の浅丘ルリ子がモデルの小説)を読了、昼食後活字を追ううちにうとうと眠くなって、めったにしない昼寝をしてしまい、その後だらだらと浜にも出なかったが、本日は久々にヨガもやって、煮物・サラダの自炊、熱いお風呂にも入って、ベンガル海に散歩にも出た。
西の中空に垂れ込める雨雲のせいで、海は青黒かったが、日が落ちて東寄りの低空にオレンジ色の十六夜月が雲の合間から顔をのぞかせ、風情があった。
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「インド人には、ご用心!」日刊ゲンダイに紹介

2012-09-28 20:13:11 | 著書関連ニュース
8月22日発売の、
「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)
は好評発売中で、各種メディアにも取り上げられ始めているが、
日刊ゲンダイの9月21日付け新刊レビューにも紹介された。
これで紹介記事は日刊県民福井(9.12)、愛媛新聞(9.23)につづき、三度目。
近々、福井新聞、日印協会の会報誌「月刊インド」10月号にも紹介記事が載る予定だ。
各メディアに話題書として取り上げられるのはうれしい。
以下に、日刊ゲンダイの記事を転載しよう。


「インド人には、ご用心!」モハンティ三智江著
【書籍・書評】

2012年9月21日 掲載

<日本とは何もかも真逆のインド人の生態>
 インドに魅せられ、インド人と結婚して現地でホテル経営を25年続けてきた著者による、観光案内とはひと味違うインド生活紹介の書。日本での当たり前が全く通用しないインド人の生態を、生活目線から描き出す。
 たとえば、インド人の従業員にコピーを頼むと、初日は停電、2日目にはコピー機の調子が悪いのを理由に全く仕事をせず、3日目にやっと出来上がる。著者の経営するホテルも、着工から完成までに6年半かかった。行列には無理やり割り込み、役人には袖の下を渡さないと仕事が進まない。携帯電話の普及率よりトイレの普及率の方が低く、野天での用足しが普通等々、時間感覚も衛生観念も日本とは真逆の世界がそこにはあった。
 しかし「それでも投資するなら中国よりインド」と著者は言う。理由として、親日感情の強さや、消費欲の旺盛な中産階級が3億人いることなどを挙げ、インド人のずぶとさや人間くささなど、その底知れない魅力をアピールしている。
(三五館 1200円)


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「インド人には、ご用心!」愛媛新聞に紹介

2012-09-28 19:38:46 | 著書関連ニュース
9月23日付けの愛媛新聞に
「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)
の紹介記事が掲載された。
在郷の友人が目ざとく見つけて、送ってくれた記事を以下に転載しよう。

愛媛新聞(9/23)

特集地軸2012年09月23日(日)

リスク
 コピーを頼めば3日はかかる。のろまで怠惰。ルーズで短気。インド在住の作家モハンティ三智江さんが「インド人には、ご用心!」(三五館)で、インドの人々の素顔を紹介している▲
 律義で勤勉な日本人とは真逆の気質。かくも違うのかと驚くが、どんな不幸に見舞われても元気に立ち直る明るさ、たくましさがあるとも。彼らに向けるまなざしは温かい▲
 その三智江さんが、投資先の一番手として薦めるのがインドだ。理由は世界最大の民主主義国家で、中国に次ぐ巨大市場であること。領土問題でもめ、反日感情の強い中国より、親日意識の強いインド人との商売の方が楽だという▲
 沖縄県・尖閣諸島国有化をめぐる中国の反日デモ。暴徒の日系企業への襲撃は、チャイナリスクの大きさを見せつけた。中国政府は対日経済報復措置で追い打ちをかける。対中投資意欲が冷え込むのは当然だ▲
 見計らったわけではなかろうが、インド政府は外資による大型スーパーやコンビニの事業展開に道を開いた。人口12億は魅力的。日本企業の進出がインドにシフトしていく可能性は大だ▲
 が、厄介なのはストライキを頻発させる国民性。日系の現地自動車工場が労働者の暴動で、一時操業停止に追い込まれた記憶は新しい。なにより12億の民の長所、短所を押さえることが大切だ。領土が絡まない分、リスクは小さいに違いない。



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東京・雨のラストデー

2012-09-23 14:43:52 | 著書関連ニュース
最新刊「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)
の宣伝で先月末から帰国していたが、明日はいよいよ、三週間余の滞在を終えて帰印の途に着く。
土砂降りのせいで一昨日からぐっと涼しくなって、短パンでは下肢が冷えるくらいだ。

もっぱら郷里福井でだが、メディアの紹介記事への働きかけ、書店への挨拶も済ませたし、贈呈すべき人にもほぼ贈呈し、出版社との打ち上げ・次著の企画提案、知友との再会も済ませた。
時間がなくて会えなかった人もいるが、その埋め合わせはまた次の帰国時にと思う。

帰るときになって、急に秋めいた冷え込みになって、明日はトレーナーがやっと必要になる。
しかし、ずいぶんと余剰な秋物衣類を持ってきてしまった。
本も今回はトランク分量オーバーにならないように、最小限だ。
最新刊五冊は友人の事務所に預けていくことにした。

本をゆっくり読んでる暇がなかったのと、京都にいけなかったこと、観光が全く出来なかったことが心残りだが、今回は宣伝の為の短期帰国だから、しょうがない。

本のことだけでなく、弟の12月のインド挙式プランや、いろいろな出来事が重なって、エネルギーを吸い取られたという感じだ。わが居住地プリー在住の日本人の奥さんYが亡くなったし、タイでお世話になった元旅行代理店主Mも逝去したとの噂が風の便りに伝わってきている。帰国直前、長年引きずってきた関係にも終止符を打った(いっとくが、不倫でない。私の中で終わらなかった関係、25年も引きずってきた恋の残滓だ)。
それやこれやで激しく揺れ動く胸中を抱えながら、現実の世界では宣伝に飛び回り、結婚プランの煮詰めに弟たちに会う日々だった。
そして、最後に来たのが、本に対する煉瓦のつぶて。
もっとも、当の煉瓦を投げてよこした旧友は、拙著を読まずにの無礼講だった。

嵐のような三週間、なにはともあれ、大事なのは淡々と仕事をこなすこと、物事を複雑にせず、シンプルに目の前のことに懸命に打ち込めばいいだけだと、悟る。
いろんなことを考えすぎて、エネルギーを消耗し過ぎた私、戻ったら、少し充電しないと。
ベンガル海の息吹きにふれて深呼吸、1週間もすれば、向こうのゆとりのペースを取り戻せるだろう。

有意義な三週間となった。

本が大型書店の目立つ棚に平積みになったのがなんといってもうれしかった。
第一線の作家のような誇らしさをつかの間味わえたし、アジアアフリカ部門で一時期トップになったときは、ベストセラー作家の気分も刹那味わった。
今はまた謙虚に戻って、淡々と執筆をこなす、シンプルな日々が始まる。
単調な仕事一色の日々を再開する前の、ひとときの充電は必要としても。

まだまだ私は人間的に小さいと自省を促された帰国滞在でもあった。
作家としての戦闘は今後も、静かに続いていく。
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花と煉瓦

2012-09-23 13:51:21 | 著書関連ニュース


「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)
が発刊されて、ちょうどひと月が過ぎた。
三五館のご用心シリーズは、台湾・韓国編のヒット作に続く第三弾ということもあって、都内の大型書店でわりに目立つ棚に平積み、もしくは立てかけられ、作家の卵の私には身分不相応な光栄にあずかった。
おおむね好評で、ほっとしていたが、本を出せば、当然のことながら、花だけではない、ブリック(煉瓦)も飛んで来る。
煉瓦のつぶては予想外の方向から、来た。

台湾通の元同僚Tが、外国人が他国の土壌にずかずか上がりこんで、あれこれ知ったかぶりで暴露するのは失敬じゃないかというのである。
かくいう彼は実は、私の本はまだ読んでおらず、以前プレゼントした「台湾人には、ご用心!」から推察して、同じシリーズ物、あげつらう内容は多かれ少なかれ同じだろうと想像の上での発言だった。
Tが気に入らないのは何よりも、本のタイトルらしい。「ご用心」というと、彼の年代ではネガティヴにとるのが当たり前だし、**人には、ご用心!…とは**国に失礼ではないかというのである。

旧い世代のこだわりのある出版人、20年以上ビジネス誌を手がけてきたTの意見は一理ないこともないが、私は出版はなんでもありの世界だと言い返した。
とくにこのような出版不況下のご時世、そういう旧いこだわりをもっていたら、出版人は生き残れないだろう。サバイバルの為の売らんかな姿勢はいたし方のないこと、商戦上必須の戦略でもある。

現に私が「台湾人には、ご用心!」を読んだ時は、Tのような読み方はしなかった。
私自身が台湾のことをよく知らなかったということもあるが、面白くてためになると思ったし、Tのような反感は抱かなかった(現にこの第一弾ご用心シリーズ、台湾編はベストセラーだ)。
Tにいわせれば、過去の侵略の歴史も絡まってくる。昔侵略しといて、今日本人としての優越感にたって、土足でずかずか上がりこみ、おちょくったり、あげつらうのはけしからんとの意見である。

インドと日本の関係においては、侵略の歴史はないので、とりあえず、私の本をちゃんと読んでから、それでも引っかかるなら批判は批判として受け入れますと返した。

しかし、意外や意外、Tからこのような反応が帰ってこようとは思ってみなかった私には少なからず、ショックだった。

まあ、どのような読みかたがあってもいいわけで、お金を払って買う読者には大いにけなす権利があるが、中身を読まずに決め付けてほしくない。
少なくとも「台湾人には、ご用心!」と「インド人には、ご用心!」は、同じご用心シリーズの一環でも、著者も中身も違うし、日本と台湾の関係、日本とインドの関係という意味においても、明らかに異なる。
読まずに憶測してあれこれ言うのは、違反だ。
それは、読んでないのだからして、まったく読者としての意見になってない。

Tに、では、君はこの本は日印交流に役立つと胸を張って言えるかと反問されたときは、ぐっと詰まってしまった私だったが。
ちなみに、今年日印国交樹立60周年を迎え各種行事が目白押しの日印協会だが、元インド大使の理事長様のお墨付きで会報誌「月刊インド」10月号に紹介記事が載ることになった。

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上野の土砂降り

2012-09-21 20:31:27 | 
本日は秋葉原の三菱東京UFJ銀行にドルを買いに行ったところ、今TCは別途の為替コーナーで買うようになっていて、お金だけ下ろして、最寄の上野のアトレ二階にある為替所に戻る羽目を余儀なくされた。
そうと知ってたら、昨日上野で土産買いに奔走したあと買えたのにと、歯軋り。
しかし、秋葉原では洋服の青山でノースリーブのTシャツ二枚と、ラオックスで掘り出し物の安いオードトワレ、男性用香水を見つけられて、読了した文庫もブックオフで売れたので、よしとする。

今回は本の宣伝に追われ、観光らしきものはまったくしておらず、南千住から近い上野と秋葉原に行く回数がやたら多かった。あとは京橋、東京駅界隈、友人のオフィスのある飯田橋、最新刊「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)を出していただいた出版社のある四ツ谷にも一度、明日も別れの挨拶がてら、次の本の企画提案を、昼食をご馳走になりながら同地で行う予定だ。



両替を済ませ、ガード下の簡易蕎麦屋でざるそばを食べ、出たら、土砂降りの雨に見舞われた。
ショールをかぶるようにして、プロントに逃げ込んだ。
ざあざあ降りの外を見ながら、熱いコーヒーを頂く。一階のトイレ脇のコーナーしか空いておらず、トイレの戸が開くと異臭が漂うのが玉に瑕だが、雨宿りがてらの休憩だ。
雨を避けて、ひっきりなしに客が訪れる。禁煙コーナーは満席で、しぶしぶ地下の喫煙コーナーに降りていく人もいる。何度も脇のトイレの戸が開くのがいまいちだが、久々にドルのTCなんか買ってどっと疲れが出たので、雨宿りには長い休憩をとった。
近年、持って帰るのはもっぱら日本円の現金のみで、ドルのTCを買う必要がなかったのだが、12月に弟がインドで結婚式を挙げるため、その前金を預かったので、キャッシュで持って帰りたくなくTCにしたのだ。
慣れないことをすると、疲れる。
銀行でTCが買えなくなっていたことすら知らなかった私。

雨が上がったので出て、南千住まで戻る。駅から宿までの道のりで、また降り出した。
ときどき軒下で雨宿りしながら、やっとたどり着いた。
雨が上がって晴れ間が覗いたので、コインランドリーでたまったお洗濯をして、インスタントコーヒーと間食休憩。林望のエッセイを少しだけ読んで、夕刻、徒歩でいけるクロネコヤマトに。
東の空に、ただれたようなオレンジ色の落日が流れ出していた。
空港へのトランク運搬を頼んだ帰途、宿の本館に立ち寄り、フリーネット、今、冷房が効きすぎて涼しすぎるロビーでこれを打っている。
いよいよ在京も余すところ三日となった。
24日がフライトだ。



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暑い中土産買い、ご用心シリーズもチェック

2012-09-20 17:27:38 | 著書関連ニュース
本日も残暑厳しく、どこにも出かけたくない気分で、冷房の部屋で読書に耽溺していたかったが、24日がフライトでもう時間がないので、しぶしぶ午後一番の暑い日差しが照りつける中、上野へ。
アメ横をぶらついて、息子に財布と腕時計、夫にサングラスを買い求める。
息子にはスポーツシューズを買ってきてと言われており、あらかじめ靴のサイズもとってあったが、今回も店員さんに本人が試着しないで買うのはリスキーだと戒められ、断念、前回も足のサイズを鉛筆でとった型を見せると、宿の近くの店でそういわれたのだが、今回は靴そのもののサイズだから大丈夫だろうと楽観していたのだ。

インドの靴のサイズの測り方はイギリス式で、息子は7-8号、日本サイズで言えば26か26.5くらいと思うのだが、長さだけでなく、横幅も個人差があるというので、いいと思ったシューズはそういわれてみれば、幅がやや狭いスリムタイプのような気がして、もしかして入らないかもと危惧してしまったのである。

店員さんは、靴に関しては本人が試着しないで買うのは危険だとアドバイス、仮にフィットしなくても返品不可、お金も返せないことを強調されたせいで、代わりに腕時計でお茶を濁す羽目になった。シチズンの若者向けのデザインのしゃれたものがあったので、それに決めたのだ。
ショッピング後ドルのTC購入に秋葉原に出ようかと思ったが、暑いので何か飲み物を飲みたくなり、駅前のプロントに。そこで、一時間半ほど帰印までの日程確認ややらなきゃいけないこと、会わなきゃいけない人をメモり、俵万智の「トリアングル」の導入部を読む。
未婚の母となった彼女の自伝小説で、子供の父親といわれるカメラマンがモデルの男性Mが登場する短歌混じりの小説だ。
昔私も若いころ、実験的に散文に詩を織り交ぜた小説を書いたことがあったが、章の終わりごろになると結句のように出てくる、それまでの散文を五七五七七に凝縮した情感あふるる短歌が極めつけ。
歌小説、どちらかといえば、歌のほうが傑出した小説に思えるが、散文の部分も悪くない。

喫茶店を出て、駅前のアトレビルの奥にある明正堂書店で、
拙著「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)
をチェック、「中国人には、ご用心!」、「韓国人には、ご用心!」といっしょに並んで平積みになっていた。
最新刊の「中国人には、ご用心!」は尖閣問題でもめる折、大ベストセラーになりそうな雲行きだ。
波及効果でインド人…も売れてほしい。
発売後、三週間以上たつが、好評発売中なことには変わりない。
都内始めの大型書店で、目立つ前の棚に、ほかのご用心シリーズと並べて売られているので、みなさま、ぜひ一冊ご購入を!



中国人…を買った人は、インド人…もぜひ併せてお買い求めいただければと思う。
中国とのビジネスが危機にひんする昨今、シフトが巨大市場の民主主義国家、インドに向いてくるはずだ。
この三五館のご用心シリーズは、全部まとめ買いしている人もいるようで、台湾人が面白かったから、韓国人、韓国人が面白かったから、インド人と連動しているのだ。
中国とインドは、いまやビジネス上からも、屈指のライバル。
地球では、エレファントとドラゴンのビジネス戦争が火蓋を切って落とされているのだ。経済ニ大国の互いの波及効果で売れ行きを伸ばしてほしいと思う。

土産はほぼ買いそろった。
明日は秋葉原に出てドル買い。息子のオーデコロンも物色しよう。
今夜あたりから荷造りを始めたい。
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読書三昧・日本の休日

2012-09-17 20:32:23 | 
連休最後の今日は朝から、内田康夫のミステリー本を読んで、合間にネット、お弁当屋さんのランチを挟んで、午後六時前に読了。
日が落ちて涼しくなったので外に出て、三ノ輪方面に徒歩で向かい、洋服の青山の店頭で安売りしていた短パンとトレパンを買って、泪橋の交差点に戻り、駅方面に歩いて左側の通路沿いにある小さな古本屋で五木寛之と吉屋信子の文庫二冊を200円で買い求める。
宿の本館に戻ってまたネット。

これからざるそばの夕食を買って戻り、また読書だ。

久々に休日らしい休日を送れたような気がする。

本を読みながらのうとうとの醍醐味は何ものにも代えがたい。

しかし、もう時間が無い。
明日は土産買い。
あと、3,4人の知友に会ったら、もうバイバイだ。
しかし、残暑厳しい!
トレーナー二枚、ジャケットは無用の長物だった。

本日久々にくつろげたせいか、小説の構想など漠然と浮かんできた。
ぼーっとする時間の大切さ、こうした無の時間にアイディアは湧いてくるものなのだ。
12月に弟がインドで式を挙げるのでその準備に追われているが、100枚のほどの短編として年内に仕上げたいな。

友人Tにもらった月刊すばるに掲載された藤田宜永氏の「時の流れに」も読んだが、藤田ワールドの男女の機微、堪能した。
自身も小説家気取りのTのお気に入りの作品で、淡い恋というテーマが、私の二年前の銀華文学賞受賞作「虹の魔窟のブローカー」に通ずるものがあるというのだが、作品自体はまったく別物で、もちろんプロの直木賞作家先生から見たら、私の作品は稚拙でお話にならない。
同等に語ってもらったというだけで、身に余る光栄である。

なんだか久々にのんべんだらりと、読書を満喫できてよい一日になった。
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神楽坂のイタリア料理店ソリッソでランチ会

2012-09-17 12:34:16 | 著書関連ニュース
昨日16日は午前11時半に、神楽坂のイタリア人オーナー経営のイタリアンレストラン・ソリッソで、旧友FとI女と待ち合わせ。
マルゲリータピザ、ラザーニャ、パスタと三種のランチをとって分け合い歓談、私は朝宿のおばさんに豪勢な幕の内弁当をご馳走になり(ピアノを運び出すので9-11時の間は部屋を空けてほしいといわれ、その代わりに和食の朝食をご馳走するからと申し出られた)、おなかが減ってなかったが、トマトとあさり味のパスタが絶品、大きなピザも一切れ戴いた。食後のデザート、かぼちゃプリンがしっとりした重厚な食感でおいしかった。
友人二人はエスプレッソ、私はアイスティーが食後の飲み物、日曜のランチをゆったりくつろぎながら楽しんだ。

平日と違って、店は比較的空いており、広々した店内で美味なイタリア料理に舌鼓を打つことができた。
ソリッソはイタリア男性カルミネさん経営の老舗で、イタリアンレストランの草分け的存在だ。
薄味でしつこくなく、日本人の口にも合うし、フランスパン、ブラウン麦芽パンのかごもついてきて、ボリュームたっぷり。
平日だと1050円だが、日曜の今日は1560円だった。

Fのおごりだったが、食後はFのオフィスまで歩行、預けてあったトランクを引き上げて、I女に最新刊
「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)
を贈呈した。



Fは早々に予約購入してくれ、すでに読了済み、その後もホームページに載せてもらったりしてご支援いただいている。9月4日に載った読売新聞の広告の切り抜きコピーや、ファイルまで作ってもらった。
感謝感謝。
今回もすっかりFにはお世話になってしまった。

I女は編集歴20年以上のベテラン。
本が好きなインテリ女性だ。
Fだけ先に帰り、I女と、飯田橋駅前のヴェローチェに入り、コーヒーで歓談、だんなさんがイベント用に使ったTシャツを三枚も貰ってしまったので、代わりにコーヒーをご馳走させていただいたのだ。
読書愛好家の彼女は雑司が谷の古本市にこれから向かうという。
私もお供したかったが、トランク付きじゃどうしようもないので、泣く泣く断念。
駅前で別れて、私はブックオフに立ち寄ったが、めぼしい本は見当たらず、ずるずるトランクを引きずって帰路に着いた。
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浅草の美酒食巡り

2012-09-17 11:18:52 | 著書関連ニュース
同郷で東京在住の旧友Tに、かねがね「神谷バー」のデンキブランを飲んでみたいので、ご案内いただけないかと頼んでいたのだが、この15日折りよくかなった。
午後三時半浅草雷門前で待ち合わせ、その並びの通りを歩いていけばすぐ、角に神谷バーが現れる。
はすかいが、昭和初期を象徴するアールデコ調の松屋デパートの瀟洒な旧舎、通称アサヒビールの名物ウンコビルも河向こうに望める。

店に入ると、満席だった。
サラリーマン、若い男女であふれ、人いきれむんむん。
名物デンキブランの人気店なので、さもありなん。
それにしても、まだ四時前なのに満席とはすごい。
ラッキーにも隅のテーブルが空いて、なんとか座れる。
Tの盟友Kが食券を買い求め、ほどなくデンキブランが小さな漏斗型のガラス製猪口に入って運ばれてきた。
ブランデーがメインの薫り高いお酒だ。
電気がめずらしい明治の頃、目新しいものというと"電気**"などと呼ばれ、舶来のハイカラ品と人々の関心を集めていたことがあったそうで、デンキブランは当時アルコール45度の強酒だったという。
カクテルのベースになっているのはブランことブランデー、ほかにジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされているというが、分量はいまもって秘伝。



あたたかみのある琥珀色、ほんのりとした甘味が当時からたいへんな人気だったというが、ちなみに現在のデンキブランはアルコール30度(電氣ブラン<オールド>は40度)。アルコール度が強いので、水のグラスがついてきて、ちびちびたしなみつつ焼けるのどや胃の腑を水で薄めるのだ。前に銀座アスターで楊貴妃のお酒というのを呑んだことがあったが、これはさらに強い火酒で、やはり水と一緒に戴いた。早々に酔っ払ってしまいそうなので、二口ほど嘗めて香りを楽しんだ後、友人に進呈、生ビールで暑気払い。
残暑厳しい時候、生がやはりうまい。TやKも、生とデンキブランのちゃんぽん。

遅ればせながら、Tの紹介で初対面のKと名刺交換、
最新刊「インド人には、ご用心!」(モハンティ三智江、三五館、1260円)

をお二人に贈呈する。



夕刻神谷バーを後にして、浅草寺の境内を通って奥の路地伝いに「旬膳花櫚(しゅんぜんかりん)」にご案内いただく。のれんと白木作りの玄関がいかにもシックな、浅草では有名な割烹料理店で、3990円なりのお刺身や焼き魚の美味な旬のご膳セットを、冷たい生ビールとともに戴いた。
そうするうちにTいわく、淡島千景似のトレビのママが現れた。
名刺交換後、最新刊のサイン本を贈呈。
噂にたがわず、往年の女優を髣髴させる美人ママだ。

花櫚を後にした後、ママさん経営の「トレビ」へ。
ウイスキーの水割りを飲みながら、カラオケ三昧。
Tの歌は情感がこもっているが、美声はKだ。
Tとママのデュエットも雰囲気満点。
音痴の私はもっぱら聞き役に徹し、合間にフィリピーノの女の子達と歓談。
タクシーで山谷に戻ったが、800円の近場、宿の自室に入ったときは12時半を回っていた。

浅草の美酒美食三昧、地元浅草在住のKの案内で楽しい一夜を過ごすことができた。
アレンジしてくれたTには感謝感謝。

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