インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

印度の玉手箱/タニヤの復讐(ストーリー)

2009-05-30 03:09:47 | 印度の玉手箱(銀座新聞連載)
女性自爆テロリストの心理を描いた掌編小説が、銀座新聞ニュースに掲
載されました。ラジヴ・ガンジー首相暗殺事件に題材をとったものです。
ぜひご一読ください。

http://www.ginzanews.com/report/1210/

http://www.ginzanews.com/report/1211/

http://www.ginzanews.com/report/1212/

http://www.ginzanews.com/report/1213/




コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ハリウッド丸写しのインド映画

2009-05-29 02:14:29 | ラッパー子息・音楽ほか芸能
ボンベイ(ムンバイ)を本拠地とするヒンディ映画界は、ハリウッドを
もじってボリウッドと称される。ロマンス、アクション、コメディ、
ミュージカルがいっしょくたになった異色の娯楽超大作は、数々の香辛
料がミックスされたカレー粉、マサラになぞらえ、マサラムービーとの
異名をとるほど。
外国人旅行者にも人気の高いインド映画だが、ハリウッドからのパクリ
も多く、ひんしゅくを買っている。何せ南インドの映画界も含めると、
年間千本を越す映画王国だけに、ネタが行き詰ってしまうのである。
北のヒンディ映画界は、南からのパクリも多い。

                   

以前、衛星放送でハリウッド映画を観た時、どうも前に鑑賞したような
気がして、記憶を懸命にたどると、筋やシーンがいつか観たヒンディ映
画にそっくりなのだった。セリフが現地語に変わっただけで、全編丸写
しなんである。心底驚いた。絵割りまでいっしょ。ここまでびったし同
じシーンだと、さすがに観る方も唖然としてしまう。恥を知れ恥を、常
識はないのかと、全面コピーして平然としているインド人製作者が情け
なくなる。
コピーされるのはえてして、サスペンスやアクション物が多いようだ。

                                                           
結局、インド映画の独創性といったら、作中歌って踊ってのミュージカ
ルシーンが5-6場面あるくらいのものか。
最近は、ごく少数だがミュージカルシーンのないアートムービーも増え
てきているが、大勢はマサラムービー。
娯楽のつもりで観ている映画でシビアな現実を突きつけられてはたまら
ないというのが大方の庶民の本音で、マサラ映画の方が文句なしに楽し
めるからだ。

       

これまでハリウッド界では、所詮南アジアのローカル映画と大目に見てき
たわけだが、近年ボリウッド界の海外進出はめざましく、アラブ世界の
みならず、英国でも大人気。観客の大多数は在外インド人だが、現地民
にも人気とか。
そこで、ワーナーブラザーズではインド市場に本格進出するのを機に、
規制強化、厳しく取り締まる方針に変えたらしい。

                    

インドはミュージック、映画、書籍と海賊版が横行しており、著作権な
どあってなきがごとし、一筋縄ではいかないだろうが、ボリウッドもこ
れまでのように無料で拝借というわけにはいかなくなるかもしれない。

少し独自性をもったシナリオライターの登場が何より待ち望まれる。

         

<巻頭写真キャプション>
ボリウッドのトップベテラン男優、アミール・カーン監督・主演の作品
「ターレ・ザミーン・パル」も、ハリウッドのパクリという。自閉症児
との心温まる交流を描いた同映画は、インドでは大ヒットしたのだが。                                     
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

選挙速報最終回(銀座新聞連載)

2009-05-28 01:42:11 | 政治・社会・経済
■大臣78名のマンモスチーム

さる22日、第一陣19閣僚を従えて第二次シン内閣が発足したのはお伝え
したとおりだが、その後の経緯で、大臣総数が明らかになったので、付
記しておこう。
内閣大臣にはさらに14名追加した33名、若手や女性も抜擢された州基盤
の大臣を含めると、78名という巨大チームになり、二陣、三陣とも宣誓
間近。なお、ガンジー家の跡取り息子、ラフール氏は予想通り、大臣職
を辞退した。
国会開期は6月1日。

さて、
銀座新聞に選挙速報最終回、野党の敗因を分析した記事が掲載された
ので、興味のある方はぜひご一読のほどを。

http://www.ginzanews.com/report/1226/


コメント
この記事をはてなブックマークに追加

クリケットリーグ戦閉幕

2009-05-27 01:15:49 | ラッパー子息・音楽ほか芸能
総選挙日程と重なったため、警備保安上の理由から、国外の南アフリカ
で催されていたクリケット・IPL(Indian Premier League)戦の第二シー
ズンがこのたび閉幕した。
ファイナル戦で、見事勝利の栄冠を射止めたのは、ハイデラバードベー
スのデカン・チャージャーズ(写真)。バンガロールのロイヤル・チャ
レンジャーズは第二位と、昨年の不審振りと打って変わって、大健闘し
た。

                 

ところで、ロイヤル・チャレンジャーズのオーナーは酒販会社のリッチ
実業家、ヴィジェイ・マルヤ氏。インド・フォーミュラー1のラリーの
オーナーのみならず、美女をはべらせヨット航海を堪能するインド版ヘ
フナー張りプレーボーイ。昨年は散々だったため、見違えるように活躍
した今シーズンは笑いが止まらずうはうは、マスコットガールのヒン
ディ映画界・ボリウッドの若手アイドル、カトゥリーナ・カイフを急遽
呼び寄せ、派手に閉幕ダンスパーフォーマンス。

                          

ボリウッド界のトップ男優シャーフルク・カーンがオーナーのカルカッ
タベースのナイトライダーズは振るわず、オーナーご本人は閉幕セレモ
ニーすらパス。プリーティー・ジンタ、シルパ・シェティの二女優が
オーナーのチームも振るわなかったため、両者によるパーフォーマンス
はなかった。

       

選挙が終わってからは、テレビの番組はクリケット一色で染まっていた
が、昨年から開幕したインド初の個人リーグ戦、ビジネス上からもスポ
ンサーの広告料やチケット代で大儲けしたようだ。
オープンしたころは危ぶむ声もあったが、今後は稼ぎ高の多寡というこ
とになりそう。

ともあれ、海外でのリーグ戦は南ア政府の協力もあって、大成功を納め
たようだった。

デカン・チャージャーズチーム、おめでとう!!!

                                                                  
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

現地日誌/雨上がりのハイビスカス

2009-05-26 02:43:51 | 季節・自然
<5月25日>
昨夜小嵐が通過して、一晩中雨が降ったことで、今日は一気に涼しくなっ
た。
今朝、キッチンの窓から庭を除くと、ハイビスカスが四個も花をつけて
いた。夜間の長雨で生き返ったように潤い、みずみずしい緋の花弁を閃
かせる。目に染み入る鮮やかさで、思わず感嘆の息が漏れていた。

                                

つややかな緑の潤いを取り戻した庭木たちも、この雨でほっと人心地つ
いているかのよう。
埃っぽかったホテルの外壁や、コッテージの屋根も雨に洗われ、見違え
るように美しくなった。

             

これからモンスーンに突入すると、草木はものすごい勢いで繁殖しだす。
緑の反乱というくらい、うちの庭はうっそうとした樹木に覆われる。そ
れを見越して、剪定するのだが、丸刈りにされた庭木を見るたび、一抹
の哀れさを催さずにはいられない。でも、そうしないと、ボーボーに
なってしまうのである。
それに、雨季でほぼ毎日雨に打たれているうちに、すぐ伸びてちょうど
いい案配ぐらいに成長しだす。

                   

お百姓さんにとっても、恵みの雨。
雨季の多寡は、インド経済に大きな影響を及ぼすのだ。

ハイビスカスが大好きな私は、今日は一日中うきうき。

浜に出ると、低気圧のこともあって、本来なら引き潮なのだが、沖は高
波だった。ごぼごぼ波がものすごい勢いで湧き上げる。
荒波の胎動はこちらの心臓にまで鳴り響いてくるほど。
でも、雨が止んだ今日は、わりと多めの人出があり、汀に足を浸す人々
もちらほら、漁師の子供たちが投げ網で収穫しているのも目に入った。
こういう時化気味のときは、たくさん魚が獲れると聞いたことがあるが、
ビニール袋には貝や小魚がぎっしり詰まっていた。

                         
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

総選挙速報(銀座新聞連載)

2009-05-26 02:39:26 | 私・家族・我が安宿
5月22日、第二次マンモハン・シン内閣が発足しました。
厳かな宣誓の様子や、主要閣僚名を知りたい方は、下記をご覧ください。

http://www.ginzanews.com/report/1223/
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

現地日誌/雨季の到来

2009-05-25 00:24:01 | 季節・自然
<6月24日>
本日日曜は午後から雨混じりの強風が吹き募り、やや嵐気味だった。新
聞をチェックして、ベンガル湾の低気圧が発達したせいとわかった。低
気圧になると、神経痛が途端に痛み出すので、雨で涼しくなったものの、
渋い顔。

     

この夏の間、滅多に切れなかった電気が、この小嵐で断絶、戻るころに
は夕方になっていた。ベランダから外を覗くと、雨がぽつぽつ降ってい
たが、傘を持って浜に出ることにした。

低気圧の常で、波は時化て高め。ごぼごぼと湧き上げる白い波濤の帯の
合間から、時折しぶきが宙高く噴出する。東側の波動のうねりと西側の
それがぶつかって、空中に噴水のように舞い上がるのだ。

                             

背後からの強い雨風を防ぐため、斜め後方に傘を差しかけるも、陰から
冷たい雨滴が吹き込み、腰にぶつかって弾き飛ぶ。
今日は散歩日和でないので、早めに引き上げたが、西の下空は、鮮やか
な代しゃの暮色に染まり、ねずみの嫁入りみたい。
美しい夕焼けからすると、明日は晴れなのだろうか。

                    

南西インドではすでに雨季到来で、ラグジャディープ諸島やケララ州、
今日はデリーやパンジャブ州まで雨だったようだ。

当オリッサ州に本格モンスーンが来るのも、あと少しかな。
もう数日の辛抱と思うと、うれしい。

                              

来月は、オリッサ名物、盛大な山車祭りも催される。
雨が降っても、大気にはむんむん蒸す名残りがあるが、時がたつにつれ、
神経痛の痛みも薄れ、季節の変わり目の嵐に、来し方猛暑を振り返る私
であった。

     

とはいっても、オリッサは今しばらくは蒸し暑い陽気が続きそうだ。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

真夏のキングフルーツ

2009-05-24 02:37:39 | 食・健康
ミッドサマーの芳醇なフルーツの王様として、インド庶民の人気No1
は、マンゴー。
日本人にはポピュラーでないが、一度食べたら病みつきになってしまう
こと請け合い。フルーツを日本に持ち帰るのことは伝染上のリスクがあ
るので禁止されているが、見つかったら見つかったときで押収されるだ
けと、大胆にもトランクに詰め込んで持ち帰った日本女性もいるほどだ。

                             

私もご多分に漏れず、マンゴー愛好派。
一口にマンゴーといっても350もの品種があり、よりどりみどりで、アル
フォンソ(写真)といわれるベスト種は芳香、味とも天下一品。
青い実の固めのものや、大粒のもの、小粒のもの、皮の色がサフラン色、
端がくびれて赤みがかったもの(この種は私自身あまり好きでない)と
さまざま。
固めのものは放置しておくと熟して食べごろになる。この頃合を見計
らって、冷蔵庫で冷やしておくと、食後のデザートとして逸品。

                       

乱切りしたものをヨーグルトに混ぜても、この暑い時期はひんやりとお
いしい。
ねっとりと甘いジュースにしてもいいし、ヨーグルトとミルクをミック
スして、マンゴーラッシー(ヨーグルトジュース)にしてもよい。

                

実は両側を種ぎりぎりに切って、スプーンですくっていただく。そのま
まかぶりついても、おいしい。甘ったるい果汁たっぷりなので、手がべ
とべとになるが、皮の部分まで余さず吸い尽くしたくなるほどのおいし
さ。中の大きな種の部分にも実が乗ってるので、かぶりついて吸い取り、
種までしゃぶってしまう意地汚さ。

                               

大きな実は結構ボリュームがあり、おなかいっぱいになる。
サフラン色の芳醇な桃という感じ。
インドの国果、代表的なフルーツにはフルーツとしていただくのみなら
ず、さまざまな調理法があり、カレーにも用いられたりする。アチャー
ルといって、酢づけの唐辛子入りのぴりっと辛いピクルスにして、主食
に添えていただくのも現地ではポピュラー。辛いもの苦手の私も、マン
ゴーアチャールはおいしくて、インド製ブレッドに付けたりして堪能、
オリッサの名物サマーフード、水茶づけ「ポコロ」のお菜にもなるのだ。

酷暑期は苦手だが、マンゴーの季節でもあるので、これだけは楽しみに
している私。
今日もマンゴー三昧で、暑い一日が過ぎていく。

                    

*豆知識
マンゴーはたっぷりビタミン、ミネラルの含まれた、ヘルシーフルーツ。
パパイヤにも含まれているパパインという酵素は、胃壁を鎮め消化促進
の働きがある。繊維質たっぷりのため、がん予防や、血糖値を下げる効
果もあるという。ただし、こってり甘いだけあってカロリーもたくさん、
食べ過ぎないようにしましょう。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ヘルスノート/海の恵み

2009-05-22 01:54:10 | 食・健康
起床後の一時間半から二時間のヨガと、夕刻の浜の散歩が私のエネル
ギー源。
最近、明け方近くまで起きていることが多く、昼と夜がひっくり返った
生活で、浜に出る時間は遅くなるばかり。午後七時過ぎの薄暗くなって
から出かけるのがここ数日の常。

相変わらず日中むんむんの陽気が続いているが、浜に出ると、海風が心
地よくほっとする。今宵の浜は、月がないだけに、夜空には珍しくたく
さんの星粒が輝いていた。満天とは行かぬが、いつもよりずっと多め
で、思わず瑠璃色の空を仰いでいた。雲がぽかりぽかりといくつも浮か
んでいる。そろそろ一番雨が近づいている証拠だろうか。

                            

アンダマンニコバー諸島ではすでに雨季に入っているようで、南西のケ
ララ州に上陸するのは26日とかで、例年より早めである。
あと少しの辛抱かなと、希望を抱く。

いつものように足を潮に浸しながらの、波動に合わせての深呼吸。
潮の気が体にとてもよいようで、事後リフレッシュする。
まことにありがたいベンガル湾の恵み、である。

                   

東西に真一文字に開ける荘厳なる聖海に癒してもらっているという感じ。

いつも立ち去る前に、ベンガル海、今日もありがとうと胸の中でつぶや
いて後にする。

腰まで浸す海水浴も、三回目にそろそろトライしなければ。
神経痛に効くのである。塩風呂はすでにトライ中。
海が大好きな私は、徒歩で行ける近さに海があることにも大いに感謝。
おかげで、精神的にはだいぶ元気を回復した。

                               
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

ヘルスノート/お薦め現地製天花粉

2009-05-21 03:16:58 | 食・健康
インド居住者であせもに悩んでいる方々にお薦めしたい、格好の天花粉が
ある。

             

その名も「Candid dusting powder」、Glenmary製薬会社の抗菌パウダー
である。
これを風呂上りの全身にはたいておくと、予防になるほか、あせもが3-5
日で消えるのだ。効果てき面。
皮膚の過敏な私は亜熱帯国の湿気の多い風土で常々、汗によるバクテリア
菌に悩まされていたが、キャンディッドパウダーはまさに百人力。

                                  

とにかくよく効く。

亜熱帯国に暮らす方々も、抗バクテリア天花粉、ぜひ試してみて!

汗をたくさんかくスポーツ選手にもいいみたいですよー!

                       

*インド国内の薬局で入手可。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加