インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

本日フライト(東京からの最終ブログ)

2016-12-06 10:17:17 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
あと一時間ほどで宿を出てバスで東京駅に向かい、そこから成田行きのシャトルバスに乗る。
二ヵ月半滞在した日本だけに名残惜しさが募るが、インドのことも、新札パニックはじめ気になる。

古い高額紙幣が政府の方針で新札に切り替えられ、パニックに陥っている経済事件である。
旧友から情報をもらってこっちもパニくって、すかさず夫に国際電話したら、ひとまず大丈夫だったので、安心はしているが、トランプ勝利以来、インド通貨ルピーも下落しているようだし、まあ、もう師走でクリスマス・新年は家族と過ごしたいので、帰る潮時である。

昨昼は九品仏の文芸思潮誌編集長宅を訪問、おいしい釜飯をごちそうになりながら、短時間歓談、その後近くの浄真寺の紅葉を満喫、目が覚めるような真っ赤なもみじ、天然記念物の大銀杏が黄金(こがね)色に噴き上げるのを目の当たりにして、感激した。
金沢では紅葉で名をはせる小松の那谷寺を見逃したので、思いがけず東京の九品仏であでやかな紅・黄葉を堪能でき、ラッキーだった。

文芸思潮編集室を訪ねるのはこれで三度目で、以前も深紅のもみじやこんじきの大銀杏に感激した覚えがあるが、この辺りは閑静な住宅地で、東京といっても自然の情趣豊かである。
浄真寺の紅葉は見頃なので、お薦めしたい。
自由が丘から大井町線でひと駅、下車して徒歩数分である。

その後自由が丘に寄り、夜八時からは銀座二丁目の中華料理店で旧友Sと再会、私は生ビール、Sは紹興酒やホッピー割とおいしい中華料理を肴に、お話も弾んだ。
明日に出発を控えていたので、二時間弱しか話せなかったが、気心の知れた元経済誌同僚だけに、超楽しかった。

このところ素通りだった東京も今回は三泊できたので、不義理を重ねていた友人の半分ほどに会えたのがよかった。まだ会わなきゃいけない人がいたのだが、時間切れで次回に回すしかなさそうだ。

今春からはまっていたアルフィーのコンサートにも行けたし、有意義かつ楽しい日本滞在になった。

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イタ飯昼食会の後ESPへ

2016-12-03 18:12:35 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
本日は早朝着いたばかりで寝不足のところ、二年ぶりに飯田橋の旧友Fを訪ね、おなじみソリッソ(SORISSOはイタリア語でスマイルの意。神楽坂の有名イタリアンで、オーナーのカルミネさんは1978年来日、1987年日本で初のイタリア人シェフオーナーとしてイタリア料理店をオープン、気さくにオーナー自らが給仕してくれ、根強い人気を誇る)でランチセットをシェア、前菜・スープ・サラダのどれか一品に始まり、ラザーニャ、クリームペンネ、大型ピザとこってりおいしく、食後のデザートも、チェリーケーキ・コーヒーカスタードプリン・アイスクリームのどれか一品、ほかにやわらかいフランスパン付きで、ボリューム満点、お話も弾んだ。

このお店はいつ行っても混んでおり、今日は土曜ということもあって、店内は騒々しいほどの賑わしさだった。
ザ・タイガースのコンサート情報をFから聞き出し、古希記念にさ来年あたり、五十周年もかねて多分東京ドームでやりそうだとのこと。

しかし確定ではないので、来年の秋あたりの沢田研二のソロコンサートの招待券もお願いしておいた。

Fは瞳みのるさん(タイガースの元ドラマー)のマネージャー業務全般を請け負っているのである。近々(きんきん)は北京で、在留邦人向けの瞳みのる&バンドコンサートを行い、大盛況だったとのこと。協賛企業には三菱商事、キャノンなど錚々たる大企業が名を連ねたらしい。

私が今はまっているアルフィーの話題になり、Fの自営会社(海外駐在員向け情報をネット発信)の会計担当のT女が去年の秋、宇都宮市文化会館で、アルフィーのコンサートと瞳みのるのコンサートが同日行われたらしく、タイガースの大先輩というので、瞳みのるさんを坂崎さんが代表して訪問、記念撮影したとのことで、その貴重な写真を見せてもらった(後日公開したい)。

同じミュージシャンということで、いろいろつながりもあり、アルフィーのバックバンドのドラマーを務める人が誰かの知人という情報も漏らされた。

おいしいイタ飯で満腹になった後、渋谷に出てESP楽器店へ。前もってネットで地図を調べておいたので、迷わず行けた(ハチ公前からツタヤ、西武を過ぎて直進、タワーレコードの向かいの郵便局のある路地を左折坂道を上がった小ビルの二階)。
店内のらせん階段を上がった二階の一コーナーが高見沢俊彦のエンジェルシリーズ展示で、写真撮影が禁止されていたのが残念だったが、現物のエンジェルをかたどったオリジナルギター8、9機の美しさに見とれた(280万円前後、Arc Angel, Venus Angel, Angel Classic, Prince Angel,Silver Angel, Flying Angel Fantasia,あと異色は黒のスカルをデザインした天使群の中の悪魔など)。
そのあと、女性店員さんに、高見沢さんのギターコレクション本(高見沢俊彦 Guitar Collection 500 愛蔵版 大型本 – 2015/8/21、一万円なりの豪華装丁)を見せてもらい、フライングVの一機が14万で売り出されているので(高見沢さんの所持しているギターと同じタイプで、28万のところ中古のため半額)、分割で買わないかと勧められたが、やんわり辞退、ただスカル模様の、以前から欲しかったピックがあったので、2個300円なりを買ってきた。

ベテラン女性店員さんの、高見沢さんご本人を目の当たりにした印象は、ハーフのようで美しい、オーラがすごい、であった。
ちなみに、エンジェルシリーズで一番高い650万円の高見沢オリジナルを(Ultimate Angel,LEDライトで羽根が赤と青、緑に縁取られる)購入した富豪マダムがいたとか。彼女はすでに高見沢ギターコレに1500万円も注(つ)ぎ込んでいるそうな。

私はとりあえず、ピックで満足。ギターは、インドの本宅にフェンダー社のストラトキャスターの偽物が1機ある。旅行者が置いていったものである。
ギターには興味あるけど、いくら高見沢カスタムでも、収集の趣味はない。

でも、色とりどりのデザインのカラフルなギター見物を満喫でき(ヴィンテージでなければ、19800円から60万円台まで。ベテラン女子店員さんによると、ESPのギターといえば、4,50万の感覚だそうだ)、一階では若い男のお客さんがアンプにつないでびんびんかき鳴らし始めたので、音の響きのよさに聞き入った。
実は金沢の楽器店でも、ギブソンのレスポールを見物していた時、若い男客がマーシャルにつないでびんびん鳴らし始めたのでうっとり聞き入ったものだった。心臓にびんびん響くいいサウンド。

11月13日の福井フェニックスプラザの秋フェス・ライヴで高見沢さんが歌ってくれた「君に逢ったのはいつだろう」で披露してくれた新エンジェルギター、薄暗い中ボディにLEDライトがついて、まるで天使の静脈と動脈のように赤と青が羽を縁取る神秘的な美しさにうっとり見惚れたが(まさしくリーインカーネーションをテーマにした暗く宿命的な美歌にぴったり)、まさにその美エンジェルギター(Ultimate Angel)を刷った絵葉書(頭上に黄色いわっかのついたArc Angel二種, Venus Angel二種, キューピッドエンジェルのAngel Classic, Prince Angel,Silver Angel, Flying Angel Fantasia, それに羽根のふちやネックにLEDライト付きの極めつけのUltimate Angel)もあったりしたが、十枚ひと組2000円で高いので買うのは断念する。

何せコンサートグッズでは、6000円も散財した自分である(チケットは送料込みで8500円だった)。

しかし、ギターを物色するのは楽しい。買わずに見るだけのウインドウショッピングだが、カラフルでデザインもとりどり、目移りしてしまう。ギブソンのレスポールも(中古だと30万)、黒やアンバー、キャメル色のボディのものを堪能した。個人的にはストラトキャスターより、レスポールのグラマーな女性のようなカーブが好きである。コンパクトで弾きやすく、高見沢さんも黒のレスポールがお気に入りのようだ。

ところで、最後に聞いたNHkラジオFMの「終わらない夢」でラストに流れた高見沢ソロの「フィアンセ」がとてもよかったので、付記しておく。1991年のソロアルバム「ISM」の一曲である。「赤い糸」もよかったし、インドに戻ったら、高見沢さんのソロ曲も改めて聞いてみたいと思っている(すでに聞いた中では「逢いたくて」がよかった)。他のメンバーのハモりがないのが、少し物足りないが、ソロでも十分やっていける魅力を持った彼独自の世界を展開しているので、こちらも結構ハマってしまうかもしれない。

T女は、坂崎さんのことを物知りで何でも知っている、器用で多趣味と感心していて、私も高見沢さんでなく坂崎さんのファンだと思ったらしい。私自身、じかにコンサートで現物を見たら、意外に坂崎さんのファンになってしまうかもとも思っていたのだが、高見沢さんの迫力は圧倒的で、全然そんなことはなかった。ほかのお二人には申し訳ないが(桜井さん、坂崎さんファンの方、ごめんなさい)、スター性が抜きんでている(でも、ここまで大物ミュージシャンにのし上がったのは、ほかの二人のサポートが大であることはいうまでもない)。

ESPのベテラン女性店員も言っていた、『オーラ』、である。

明日の夜は、アルフィーの三十年来のファンであるYさんと初顔合わせ、高見沢談議で盛り上がる予定。

追記
高見沢さんご本人の使用したスカルピックは望めないものの、ESPで王冠付きスカルピックを手に入れたので、引き寄せの法則は見事働いたことになる。以前のブログ記事で、高見沢さんの王冠付きスカルピックの写真をアップして、ゲットしたいと書いたことを記憶されている読者はおられるだろうか。まさに物質化して今、私の手中にあります。やったあ!!!
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東京に入る

2016-12-03 09:15:40 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
金沢からの夜行バスで今朝、東京駅着。朝六時過ぎと早かったので、バスがあるかどうか懸念したが、二十分ほどで南千住車庫行きバスが来て、泪橋まで四十分ほどで到着。
今、常宿のホテルニュー紅陽である。

これまでは上野着で日比谷線で南千住が定番だったが、こちらだと、重いトランクを延々引きずらないといけないのだ。東京駅からのバスだと、トランク引きずりは最小限で楽だった。
帰りもここから東京駅まで出て、成田まで片道千円のシャトルバス、安くて便利、労力が最小限で済む。
上野経由で羽田や成田の場合は、トランクを引っ張る時間が長くなる。日比谷線など階段もあって大変だった。
羽田空港もお気に入りだったが、今は安いバスも出てるし、成田でいいやとこだわらない。航空券も成田発着の方がとりやすいのだ。

さて、すっかりおなじみになったニュー紅陽だが、残念ながら、マネージャーの日台夫婦、ボビーさんとウイルマさんはすでに台湾に発った後、少しさびしい思いをしている。長年ニュー紅陽の名物マネージャーとして八面六臂の活躍をした英語に堪能なアメリカ生まれのボビーさんだったが、台湾人奥さんと彼女の故郷にわたって海沿いにゲストハウスをオープンすべく、第二の人生に踏み出したのである。

私が三十年前、インドの東海岸部、ベンガル湾沿いの聖地プリーにホテルをオープンしたいと思った夢と重なるようで、渡航前に一目お会いしたかったのだが、かなわなかった。

お二人には本当に親切にしていただいた。
十分報いることができなかったのが残念だ。

ウイルマさんは、一階を希望した私に、なんとシングル料金でダブルの部屋をとっておいてくれたのだ(感謝感謝)。

最近思うのは、次はないかもしれないってこと。
これまで、気軽に次またねと言ってきたが、一期一会なんだとの気づきを得た。だからこそ、出会いは大事にしなきゃいけないし、旅であれコンサートであれなんであれ、これが最期かもとの思いで、やれるだけのことはやっておきたいし、見れるうちに見ておきたいし、会えるうちに会っておきたいと、殊勝で真摯な気持ちになる。

というわけで、最後の五日間、金沢では湯湧温泉や内灘にも行ってきた。
行けるうちに行っておかなくちゃと、多少無理をしてでもの思いで動いたのである。
大正ロマンの詩人画家、竹久夢二が最愛の人、彦乃と蜜月を楽しんだ湯湧温泉は、山懐に抱かれたひなびた湯治場でとてもよかった。
総湯白鷺の湯も(たったの380円)、皮膚病や神経痛に効くとかで、いい湯だった。
帰路、白鷺の湯から金沢駅まで無料のシャトルバスが出ていると知って利用したのだが、午後五時の最終便だったせいか、お客さんは私一人、運転手さんとお話が弾み、特別に観光ドライブのようなことまでやってもらった。日本旅行に勤めていた経歴のある方で、まるでガイド付きの市内ツアーを無料でしてもらってる感じだった。
繁華街武蔵辻にあるエムザ前の華麗な金色(こんじき)並木ライトアップは、金箔を用いているとの情報も、初めて耳にして感服した次第。さすが99.9%の金箔産出地・金沢の面目躍如たるところ。なお、湯湧温泉は二月の樹氷時も見ごろで、蔵王の樹氷よりずっといいとか。二月はちょっと寒いけど、枯れ木に積もる白雪肴に、またいいお湯につかりたいものだ。

しかし晩秋の今も、いちょうが鮮やかに黄づいて、湯をせき止めてできた神秘的な玉泉湖の凪いだ鉛青色の湖面にくっきり映し出され美しかった。背後の山(高尾山)にも登ったのだが、頂上間近にして、彼方に狼ともキツネともつかぬ灰色の毛の動物が徘徊しているのを目撃、少し怖くなって山を降りた。でも、野生の動物とばっちり目が合ってしまった。ラッキーな出遭いだった。

内灘は見るべきものは、金沢医科大近くの吊り橋デザインのモダンなサンセットブリッジ(恋人の聖地との異名あり、夕暮れ時にカップルでみるとロマンチックだかららしい、片道百円のコミュニティバスで一時間弱)くらいで期待はずれ、海に出たくて長距離歩いたが、高速道路に遮られ断念、遠目に日本海の荒波がはじけるのを見るのみであきらめた。波の白さに、ベンガル海を思い出した。

東京は意外に寒くて、黄葉がきれい。
東京駅から浅草経由で山谷に着いたが、バスで向かう途上目前に壮麗なスカイツリー、その下部あたりからまさに日が昇るところを目撃し、感激した。そういえば、前回帰印時、成田に向かう途上でも夕陽に浮かび上がるスカイツリーの壮麗なシルエットに感激したことを思い出し、私は自然のドラマを目の当たりにするという意味においては恵まれていることにありがたくなった。

旅をしてると、いつも、壮麗なサンライズ・サンセットのドラマに遭遇するのだ。
インドでは、真っ赤な夕空に何度感動したことだろう。ラーメシュワラムの真紅の大太陽、列車の車窓から目の当たりにして感激のあまり声もなかった。
飛行機からは、雪をいただく神々しい富士山も俯瞰したことがある。

昨夕見納めに犀川に出た時も、河上の宵空に薄い新月(シルバープレート型の受け月)と斜め上方のやや離れたところに金星、宵の明星を目撃し、感激させられた。

金沢は本当に美しい街である。

しみじみここにベースを作ってよかったと感謝しながら、夜行バスの窓から見える夜景に名残惜しさをとどめつつ、さよならした。

ありがとう!、金沢、また来年春に戻ってくるねと、呼びかけながら。

二ヶ月半、アルフィーのコンサート(11月13日の福井フェニックスプラザでの秋フェス・ライヴ)にも行けたし、思い出深いいい滞在になった。

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金沢からの最終ブログ便3

2016-11-27 16:20:13 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
これが正真正銘金沢からの最終便第三弾。

昨日は繁華街香林坊に出て、玉川図書館(旧専売公社を改造した煉瓦造りの瀟洒なライブラリー)にCD三枚を返し、ネットサーフィンのあと、そこから歩いて十数分の黒門口から金沢城に入り、ライトアップを楽しんだ。
石川門を出て、歩道橋を渡り、坂を登って兼六園へ。
こちらも無料開放ライトアップ、紅葉したもみじや、雪吊り松がライトアップされ、幻想的な美を堪能、黒い池面に映しだされた赤いもみじを見下ろしながら、ミニコンサートを楽しんだ。坂本九の「見上げてごらん夜の星を」やサザンオールスターズの「いとしのエリー」とムード満点。

ただ、昨冬のライトアップ時の満月や星の美しさは愛でることはできず、頭上には白っぽい闇が広がっていた。赤い灯の点滅するヘリコプターが旋回していたが、金持の中国人旅行者が借りきって空から紅葉ライトアップを堪能していたのだろうか。

園内を出て徒歩で香林坊に戻り、109ビル4階のサイゼリヤで一人酒。居酒屋に一人で入る勇気のない私は、いつも最終日はサイゼリヤでワインとつまみを楽しむことにしているのである。
ポテトフライ、キャベツのアンチョビソース、パンチェッタとサラミのピザに、250mlの白ワインデカンタで千円弱。いつも野菜ときのこのピザを頼むのだが、変えてみたら、超美味しくて感激した。金沢チェーンは窓側の席から、アトリオの雪吊りをかたどったライトアップや、車の行き過ぎる百万石通りの夜景が見渡せ、お気に入り。

70日ほどの在沢で、ほぼ毎日図書館に通い、120-130冊読了、前半は文芸書、後半は精神世界書、小説では伊集院静の「いねむり先生」、スピリチュアルブックは「神々の科学」(青山圭秀)がよかった。吉行淳之介の若いころの小説も再読し、よかった。

明日から図書館は整理休暇に入るので、最後の5日間はのんびりしようと思う。

申し遅れたが、先般玉寿司で行われた親族による会食会は、新鮮な握りはいうまでもなく、香箱がに(雌のズワイガニ、内子と外子、味噌が絶品)、大ぶりののどぐろ(金沢名物の白むつ、淡白な身はとろけるような食感)、治部煮(金沢名物、鴨肉と麸、加賀野菜をとろみを付けて煮込んだもの)、かぶら寿司と超美味で感激した。写真をたくさん撮ったので、インドに戻ったら、公開したい。玉寿司三軒目の新規開店で(東急1階裏のせせらぎ通り)、店内は清潔で気持ちよく、いかにも高級感が漂っていた。

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金沢からの最終ブログ便2

2016-11-26 16:23:15 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
いよいよ金沢滞在も余すところ五日。
来月三日に入京、東京に三泊後の6日の夕刻、成田からデリーのANA直行便で帰印予定。

今、これは街中の玉川図書館から打っている。
この後、午後五時半から開始の兼六園無料開放ライトアップに行く。
紅葉も盛りを過ぎて、鮮やかさがやや色あせてきたが、人工灯に照らし出される深紅のもみじや、黄金(こがね)色のいちょう、萌え残る翠の雪吊り松(金沢の冬の風物詩)が楽しみだ。幻想的な光景の中、おもてなしコンサートも開かれる。
池の向こうの小山からの姿の見えない琴やフルートなどの演奏だが、ムード満点。

東京では、不義理を重ねていた友人知人四名に会うほか、アルフィーの三十年来のファンであるYさんとも初顔合わせ予定。
毎夜、飲み会である。

近年東京も通過するのみだったので、今回はゆっくりみやげ物ショッピングできそうだ。
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金沢からの最終ブログ便

2016-11-24 15:20:08 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
いよいよ金沢滞在も余すところ、一週間。
本日は、東京が雪とかで、北陸地方も寒気団が流れ込み、金沢は晴れてはいるのだが風が冬の木枯らしを思わせる冷たさ。

昨夜、帰印前最後となるジ・アルフィー「終わらない夢」(NHKFMラジオ、水曜午後十一時から一時間)を聞いた。
ホストは高見沢さんと坂崎さん。
同時代を生きたミュージシャンのナンバー紹介は、タイガースのリミックス、「涙のGS」のなかの一曲で、感激した。

それと、高見沢さんが突然、金沢のことを話題に乗せ、びっくり。大学時代行ったことがあるそうで、昔に比べ駅がいかにすばらしく新設されたかという話であったが、勝手にシンクロと思い込んでにんまり。
高見沢さんも、若いときから金沢ファンだったんだろうか。

今の駅は、世界で一番美しい駅のランクアップに入ったほど、最新鋭のモダン設計だ。もてなしドームといって、屋根がガラス張りのドームになっており、巨大な鼓をあしらった門もある。
伝統とモダンがミックスした一見の価値はある大駅だ。

来年、金沢で公演、おなじみの本多の森ホールでやってくれるといいな。
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息子のタイツアー(菊水庵便り18)

2016-11-18 17:08:44 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
南インドのIT都市バンガロールでエンジニアの傍らラップミュージシャンとして活躍する息子・サミール(27歳、芸名BIG DEAL←こちらのフェイスブックでタイツアーの写真満載です)はただ今、タイ旅行中。

勉学と仕事で八年間インドを出ていなかったので、イミグレで引っかかるのではないかと心配したが、無事脱出、今現在大学時代のクラスメート三人とバチェラーツアーを満喫している。

結婚するのは息子でなく、うち一人のイスラム教徒の友人(父親がドバイ勤務)。親に勧められての見合い結婚だそうだが、保守的な家庭で育ち、両親に口答えできない従順な友人はあっさり従ったとのこと。

今年はブータンにもコンサートツアーと海外づいている息子だが、地獄のイミグレを無事突破したことで、来年のアメリカ渡航も問題なくなった。

二度出国させてもらえず、一度は間一髪と、カルカッタ、バンガロールで地獄のイミグレ体験をしている親の私としてはほっと一息。

フアヒン、プーケット、コタオ、コサムイと周遊するらしいが、実はタイはこれで三度目。過去二度は私達両親と、日本の帰国途上訪れたものだ。タイの島ファンの息子、気の合う元級友たちとの旅を楽しんでいるようだ。

金沢滞在も余すところ二週間、親族友人との飲み会が続くが、明日は香林坊・109ビル裏のせせらぎ通りの玉寿司(新規開店)で、金沢在住の長弟夫婦、福井在住の次弟、叔父と会食予定。
13日の福井でのアルフィーのコンサートの翌日、次弟、叔父とは昼食会で顔合わせしたのだが、急遽土曜に金沢に出向くことになったもの。

次弟と同姓同名の店長のいる「弥三郎」(犀川方面、民家を改造した高級居酒屋)に前々から行ってみたいと漏らしていたのだが、事前に決めたため、残念ながら満席だった。

しかし、玉寿司も、店頭に胡蝶蘭の祝花がズラリと並べられ、きれいだなと注目していたお店なので(いかにも美食家の長弟の選びそうな高級鮨)、明日が楽しみだ。蟹が解禁、ずわいやこうばこ、フレッシュで超美味な海鮮類を堪能できそうだ(白むつ、通称のどぐろも金沢名物)。

二ヶ月日本に滞在して、すっかり太ってしまった私だ。
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わが故郷福井でアルコンデビュー!

2016-11-13 21:41:06 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
今、福井のパレスインホテル(大名町、駅前から徒歩十分)のロビーでこれを打っている。

本日は午後二時に、旧友Dと駅前の喫茶店(新築の福井の駅前シンボル・セーレンの一階のPRONTO)で逢って、チケット引き上げ(インド在住ゆえDにアルフィーのコンサートチケットの購入代行をお願いした)、一時間ほど話し込んだあと、会場となるフェニックスプラザまで車で送ってもらった。
開場時刻より一時間半も前に着いたのだが、会場内外はじめ、ツアートラック(アルフィー三人の似顔絵を配した招き猫三匹が大きく描かれた銀と黒と緑のトラック三台)の撮影、グッズ購入に並ぶにはもってこいだった。

待ち時間が長く感ぜられず、まもなく開場(午後四時四十五分)。

Aゾーンのせの21が私の席だったが、思ったよりステージに近くて、うれしかった。双眼鏡もこの距離だと、細部までよく見える。

程なく客席の手拍子に迎えられ、アルフィーの三人が登場。

おなじみのヒット曲、「メリーアン」や「星空のディスタンス」はじめ、新曲も三曲(いつか拙ブログでも紹介したことのある「GS I LOVE YOU」や「今日の続きが未来になる」)やってくれたが、胸が詰まるほど感動したのが、一部のラストの高見沢さんヴォーカルの「君に逢ったのはいつだろう」。照明は降るような星空でマッチ、これを聴けただけで、来た甲斐はあった。

高見沢さん、62歳と思えぬほど超かっこよくて、しびれた。
双眼鏡で随時チェックしていたのだが、赤のフライングVから始まってレスポール、おなじみエンジェルオリジナルシリーズ(赤と青と緑のライトがつく新種のエンジェルギターは「君に逢ったのはいつだろう」で披露)、シャベールほか、八、九回は変えていたように思う。
指の動きにも注目していたが、職人芸で巧み、さすがという感じだった。
「終わりなきメッセージ」も情感がこもっていてよかったし、ギターソロでは、「孤独」がよかった。真紅のライトとマッチして(照明はどれも聞きしに勝るすばらしさだった)、神の演奏。

ステージ衣装も、黒に銀ラメのロングコート、目が覚めるようなコバルトブルーの地に鶴の舞うロングコート、豹柄のビニール地タキシードスーツと、さすがに華麗。スリムでスーツがよく似合う。髪型はストレートでなく、カール。亜麻色の長い髪が、彫りの深い顔にマッチ。金のロザリオ、光る腕輪、指輪とアクセサリーもきらびやか。

ほんとこれで私とほぼ同年齢、還暦越えているとは思えない。

動画で見たときとほとんど印象は変わらず、生で見ても超かっこいい高見沢さんであった。

MCでは、オール読み物11月号に発表したエッセイ(偏愛読書館・父の本棚)についても触れていた。

二部のGSカバーも面白い趣向で、GS世代の私には懐かしく、乗るものだった。
「ジンジン・バンバン」(タイガース)、「フリフリ」、「あのとき君は若かった」(スパイダース)、「長い髪の乙女」(ゴールデンカップス)、みんなよかったが、圧巻は桜井さんヴォーカルの「神様お願い」(テンプターズ)。ちょうど、図書館でテンプターズのCDを借りて聴いたところだったので、シンクロで乗った。私は往時、ショーケンのファンだったのである。
ミリタリールックのカンレキーズ(KANREKEES)は60年代後半のGSを思い起こさせ、ノスタルジックであった。

アンコールは三曲のみ。
もっとやってほしかったな。
坂崎さんの「シンデレラは眠れない」はよかったが、高見沢さんヴォーカルのロックとか、乗るナンバーが欲しかった。
全体の構成としては、乗るロックナンバーが少なく、じっくり聴かせるナンバー中心だったようだ。GSカバーがあったので、ご本人たちのナンバーが減ったのは少し残念。でも、GS世代の私には、これもすごくよかったのだが。あと三十分くらい時間延長してくれると、よかったなあ。

しかし、高見沢さんには裏切られなかった。

やはり、スターミュージシャンである。

とり急ぎ、アルコン一報を。


★初アルコンの戦利品

天井から降ってきた特効テープ、銀・赤・紫の三本、THE ALFEEと印字され、三人の似顔絵招き猫が。後ろの人と引っ張り合いをして、インド人並みに強引に奪い取った!

パンフレット 3000円
三人の似顔絵招き猫入り黒の布バッグ 1500円
同じ招き猫の載った3ピック 500円
ショコラパイ(碧空の記憶) 1000円

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アルコンデビュー迫る(菊水庵便り17)

2016-11-12 13:43:26 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
いよいよ、アルフィーコンサート、アルコンデビューが間近に迫った。

明日はお昼には福井に入る予定。
田原町のフェニックスプラザにて行われるが、昔タイガースのコンサートがあった体育館の向かいらしい。午後4時45分開場というので、早めに行って、物販店で物色するつもり。ギターのキーホルダーは絶対欲しいけど、ラインアップあるかな。

事前の午後二時に駅前の喫茶店で旧友Dと会って、チケットを引き上げねば。

本日ホテルがとれていれば、Dと飲むはずだったのが満室で断念を余儀なくされ、残念。

北陸新幹線開通以来、北陸人気は高まるばかりのようである。
確かに見どころは多いし、食べ物もうまいし、私からも金沢・富山・福井はお薦めである。

今日は一転して暖秋。
薄いトレーナー一枚でも十分だ。

金沢滞在もあと三週間、心残すことなく、プチツアーに精出したい。
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紅葉堪能がてらの美術館めぐり(菊水庵便り16)

2016-11-10 17:58:52 | 私の作品(小説・ノンフィクション)
本日は晴れたので、少し寒かったけど、街に出た。
本多の森でバスを降りて、道の両側に開ける色づいた木々を堪能しながら、旧陸軍の武器倉庫だったという三棟の煉瓦造りの建物を改築した県立歴史博物館、通称赤レンガミュージアムに行ってきた。

この界隈のかえでやもみじ、いちょうがきれいに色づいて、赤、葡萄色、オレンジ、黄金(こがね)、萌え残った緑の綾が美しかった。

金沢には、郷愁をそそる煉瓦造りの古めかしい建物が多い。

無料ゾーンで、美術館の由来や工法、金沢出身画家のスケッチ展(戦災に遭わなかった金沢の古めかしい町並みを線描したものだが、なぜかモダンでエキゾチシズムあふれる作風。まるで異国の街みたいだったが、シャンゼリゼ通りやマンハッタンの線画を見て、なんとなく納得した)、二階の展示(加賀時代の武具など)を見た後、坂を下りて、大通りに出て、百万石通りを直進した右手にある金沢近代文学館の隣の四校記念交流文学館へ。旧制高等学校、往時のエリート校の卒業生には西田幾多郎、中野重治、井上靖らがいる。俗にナンバースクールといわれた旧制高校は全国に散らばり、三校が京都、八校が名古屋で、南下戦といって、スポーツの遠征試合も行われたらしい。

四校のシンボルは四つ星で、いわゆる五つ星に比べると、一つ少ない。
寮の陶器や応援旗にも染め抜かれたシンボル、古めかしくなく、白に青い四つ星のお皿はやけにモダンだった。
学帽にマント、下駄履き、超絶主義を標榜する、バンカラ気風、ストームといって集団でいきなり騒ぎ出すお祭りもあったらしい。

いたずらっけを振るう四校生を、金沢市民は温かく見守った。
学都・金沢の伝統、ここにあり。

美術館めぐりの後は、繁華街・香林坊にある109ビルの地階にあるうつのみや書店に寄って、オール読み物11月号に掲載されている高見沢俊彦のエッセイを読んだ。

私の予感だが、そう遠くない将来彼は小説を発表する顛末になるのでは?
ご本人も、難しいタイトルの本ばかりが納まっていた父の本棚にふさわしい小説がいつか書けたらと、末尾を締めくくっていた。



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