インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

我がアイドルの死

2019-03-30 17:31:56 | ラッパー子息・音楽ほか芸能
昨日の動画ニュースでショーケンの訃報を知って愕然とした。
ショックで夜もよく眠れなかった。

テンプターズ時代からファンで、ジュリーより好きだった。
役者になってからは、熱が薄れたが、近年動画で「前略おふくろ様」1・2全編を見て、演技力のすごさに圧倒されてもいた。

倉本聡脚本の「前略おふくろ様」は昭和の名ドラマ、若いころはこのよさがわからなかったんだけど、ネット時代で見逃した名ドラマを見れて大感激、三枚目役のショーケンが当時の私には受け入れられなかったのだが、天才的な役者センスに改めて見直した感じだった。
アドリブは一切許されなかったという倉本脚本、間合いが絶妙で、こういう間の取り方は、天才にしかできない。

「大阪で生まれた女」や「愚か者よ」、「ラストダンスは私に」などの動画を観ているうちに、胸が熱くなって涙がこみ上げてきた。
こんなにかっこいい人はもう現れないだろう。
破天荒な生き方や、裏腹の求道的な姿勢が好きだった。
インド人みたいにはちゃめちゃなところがあった。

2011年から秘密裏に闘病し続けてきたというが、葬儀も親族だけでひっそりと執り行われたそうで、いかにもショーケンらしい。
散々世間を騒がせてきた人だから、私的な事情を公にして衆人環視のもとでの闘病ってのに、耐えられなかったんだろうな。

それにしても、68歳とは。
早すぎるよ、ショーケン!
もっともっと生きて、その誰にもまねのできない型破りな歌演技や、個性の際立つ役者ぶりを見せてもらいたかった。

合掌!

*昨夜、移住をテーマにした長編小説の脱稿祝いに、よく冷えた白ワインを飲んだばかりなのだが、今夜もしめやかに追悼会、缶ビールを開けてショーケンの動画をじっくり観ながら、惜しまれる死を悼みたい。
お酒飲んだら、ぼろぼろ泣いてしまいそう。
「神様お願い」や「エメラルドの伝説」のGSアイドル時代から、本当に好きだった。ジュリーより、ショーケン派だった私。
生身の生き方もかっこよかった。
ショーケン、唯一無二の歌と演技をありがとう!!!

コメント (2)
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イミグラントの句座(3月2・9・18日)

2019-03-19 18:54:57 | 私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)
<3月2日>

サフラン蝶テラス過りて熱帯地

常夏の楽園舞うはサフラン蝶

初夏(はつなつ)の園に舞い来てサフラン蝶

オレンジの羽鮮やかに熱帯蝶


<3月9日>

眉月や夜をかがりて金の糸

三日月や金糸のかがる夜の布(きぬ)


<3月18日>

ワイン手に春の月見やホーリー祭

*ホーリーとは春の収穫を祝う色水かけ祭り



(熾=もゆる)
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読者各位(暫時休載のお知らせ)

2019-03-11 20:09:09 | 私の作品(掌短編・エッセイ・俳句)
読者各位

いつも拙ブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
現在、新作の長編小説(テーマについては、こちらの動画で最後に述べておりますので、興味のある方はご確認ください)を執筆中のため、ブログはしばらく休載させていただきます。

休載中は、過去のストック記事(E全集には40編ほどの小説作品をアップしております)をお読みいただくと、幸甚に存じます。

インドで作家業・著者

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