のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

その人らしさ

2007年08月22日 01時14分53秒 | 日常生活
ふたつも集まったお誕生日ケーキを囲んで
甘党ののりぞうは、ほくほく幸せ顔です。
とりあえず、ロールケーキからいただきま-す♪

やわらかーい。甘さが優しいー♪しあわせー♪♪

感想もそこそこに、ぱくぱくぱくぱく
勢いに任せてケーキをほおばるのりぞう。

その隣で、もうひとつのケーキをみんなに分けるべく
悪戦苦闘を繰り返している友人。
・・・ごめんね。気がきかなくって。
というか、動く気がさらさらなくて。
のりぞうは自分の欲望最優先です。

ケーキ相手に悪戦苦闘中の友人を横目に
自分のケーキをほおばりながら、高みの見物を決め込むのりぞう。
すると、友人の対戦相手だったはずのケーキがバランスを崩し、
ものすごい勢いでテーブルの下に落ちていきました。


きーゃー!!!たーいーへーん!!
ケーキがー!まっさかさまー!!

落ちていくケーキをスローモーション映像のように認識していると
ケーキがのりぞうのすぐ傍にあったコップにあたりました。
あっと思う間もなく、のりぞうのほうにめがけて飛んでくるコップ。
もちろん、中にはたっぷりと紅茶が入っています。




・・・・・「したたる」ってこういう状態なのね。
ジーンズどころか、ぱんつまでぐっしょり。
熱帯夜で若干汗ばんでいた体が、一気に冷えました。
そこかしこが大惨事です。

ちなみに、この大惨事が起こった瞬間、
真向かいの席にいた友人は、客観的、かつ冷静にことの次第を見届け
四者四様の個性にあった対応に大笑いしてました。

ぐっしょりぬれているにもかかわらず、
自分めがけて飛んでくるケーキや紅茶の存在に大笑いするのりぞう。
ケーキを見事ひっくり返してひたすら反省する友人A。
お茶がひっくり返るのを見届けた瞬間、片付けに奔走する友人B。
何が起こったのかすぐには理解できず、人より数十秒送れて大笑いする友人C。

「すごいよね。
 ちょっとしたことに「その人らしさ」が凝縮してるよね。
 みんなマイペースだよね。」

うん。そこが好きなのよ。
だから安心するのよ。

「でも、一番すごいのは、
 こういうときに場の中心にいるのが必ずのりぞうだってところだよね。
 狙ったようだよね。でもって、お茶ひっくり返されてる様子が
 ものすごくしっくり来るねぇ。」

・・・・うん。言ってることはなんとなく分かります。
否定もできません。
でもね。「のりぞうが」してるわけじゃないのよ。
のりぞは「巻き込まれてるだけ」ってことを
みんなきちんと認識してくれてるかしら?

息ぴったり

2007年08月22日 00時30分00秒 | 日常生活
高校時代の同級生4名がのりぞうの誕生日を祝ってくれました。
10年以上の付き合いですが、
のりぞうの誕生日が夏休みのさなかとあって
こんなふうにみんなにお祝いしていただくことって
ほとんどないのです。感無量。

ろうそくを飾ったケーキをふたつも囲んで、
友人たちが暗闇の中でバースデーソングを歌ってくれます。

「はっぴばーすでー とぅ ゆう ♪
 はっぴばーすでー とぅ ゆう ♪」

ありがとー!!嬉しいよー!!

「はっぴばーすでー でぃあ ♪」

「・・・・のりちゃん?」
「・・・のりぞう?」
「・・・・のりちゃんだっけ?」





・・・示し合わせたように、名前でつまづかなくったって。
ありがとう。その息のあった感じも大好きです。

友達もいます

2007年08月20日 00時12分39秒 | 日常生活
礼拝後、幼馴染と遊ぶ約束をしていたため
事情を教会メンバーに伝え、急いで教会を出発しようとしたのりぞうに
教会員の方が言い放った一言。


「なんだ。のりぞうさんにも友達いるんだ。
 てっきり家族とばかり遊んでるのかと思った。」

失礼な!!!
・・・・でも、否定できません。否定しません。
確かに家族と遊ぶ割合が一番、多い気がするし。




・・・友達100人、増やすかな。

ピーターパン症候群?

2007年08月20日 00時05分54秒 | 日常生活
昨日は高校時代の同級生で集まりました。
徐々に各地に散らばりつつある友人たち。
でも、だからこそ「誰かが帰ってきた」というきっかけで
集まることができることに感謝。

集まったからと言って、何をするわけでもなく
近況報告をするわけでもなく、他愛もないことを話すだけ。
改まって何かをする、話す、ではなく
同じ時間、空間を共有することが楽しい仲間たちです。

ふと友人のひとりがつぶやきました。
「あれ?ここ数年、24時間テレビがあってるときって
 必ずこのメンバーで会ってない?
 去年もこのメンバーでマラソンのゴールを見届けた気がする。」

・・・・確かに。
去年もこうやって、我が家でごろごろしてました。
お菓子を食べながら、「サライ」を聞きました。
でもって、24時間テレビに熱中してしまって
花火をするために集まっていたのに、花火をしないまま解散しました。
確か花火は秋の気配を感じながら、9月末にやり遂げました。




・・・そして、今年も花火をしそびれました。
花火は次の集まりに持ち越しです。
恐るべし、24時間テレビ。
時間に区切りがないため、時間を簡単に盗まれてしまいます。

「盗まれた」というよりはむしろ
自発的に時間を差し出している感じですが。
どうもこのメンバーで集まると、
学生時代のように時間を無駄遣いしたくなるのです。
この仲間たちが共有する独特のゆるさを最大限に発揮したくなるのです。

LOVIBE/BROWN SUGAR

2007年08月19日 23時39分43秒 | 音楽鑑賞
1.INTRO                   2.BS
3.I'll be there 4 U feat.DIGITAL_Z   4.Dancehōo
5.CJMK -SKIT-              6.スペシャルデイ
7.PULI PULI feat.KING-K
8.ROCK DA AREA feat.Natural Radio Station
9.IRIE TIME              10.GO AWAY
11.Idren -SKIT-            12.WARNING
13.Future For Children        14.MIC SISTA -SKIT-
15.WANNA DO             16.LAST SUMMER
17.SHININ' STAR            18.Look at me soldier

■感想  ☆☆☆☆☆
 夏だからでしょうか?
 アップテンポの曲を聞くと、それだけでご機嫌な気持ちになれます。
 待ち合わせまでの30分に入ったCDショップで
 たまたま視聴したインディーズアルバムを聞いた瞬間
 「買おう!」と即決しました。

 オフィシャルサイトにて、視聴できます。
 コチラからどうぞ。

 とにかくかっこいい!
 女性にしては少し低めのドスをきかせた感じの声が特にかっこよさに
 拍車をかけてます。耳に心地いい声。

 たたみかけるような音の塊。
 夏なんだもの!汗をかいてなんぼよ!
 というような勢いでとにかく音がふってきます。
 さあ、音に合わせて、どんどん体動かして!
 音に乗って!乗って!がんがん踊ろうよ!
 そんなふうに誘われてる感じ。

 ぜひライブハウスで体全体でこの音を受け止めてみたい。
 かっこよさにしびれてみたい。
 聞き終わった後に耳がしびれるぐらいの大音量で
 がんがん体動かしながら、この音を楽しみたい。
 そんなふうに思われてくれる音です。
 聞いてると元気になります。
 夏を満喫するよー!!と叫びたくなります。

 どれぐらいかっこいいか、歌詞を眺めていただければ一目瞭然です。
 「パッと咲いて パッと散る それが女の生きる道よ
  ちまちまやってもしょうがない」
 「待たせたな よう兄弟 見せてやろう やればできるってこと」

 かと思えば、メッセージソングも。これまたかっこいい。
 「大人になれない親が子を殺し 富と名誉のため人は争う
  光と影の交差点で 今何を考えて生きるのか。」

 ま、かっこいいを連発してますが、彼女たち、私よりはるか年下です。
 私も年相応に「かっこよく」生きなければ。

 今年の夏は彼女たちとサンボマスターを交互に聞いてます。
 どうやら体は元気な音、熱い音楽を求めているよう。

村上朝日堂はいかにして鍛えられたか/村上春樹

2007年08月19日 23時10分24秒 | 読書歴
■村上朝日堂はいかにして鍛えられたか/村上春樹
■内容
 裸で家事をする主婦は正しいのか?
 あなたの空中浮遊の夢はどのタイプ?
 読者から多数の反響を呼んだ「通信」シリーズを筆頭に、「真昼の
 回転鮨にしかけられた恐怖の落とし穴」「宇宙人には知られたくない
 言葉」から、苦情の手紙の書き方、学校の体罰の問題まで、世紀末の
 日本を綴ったエッセイを水丸画伯のイラストがサポートする
 名コンビ「村上朝日堂」シリーズ最新作。

■感想 ☆☆☆☆☆
 友人に借りた村上作品のうち、エッセイは全て読み終えた。
 一気に読み終えて思ったこと。
 文章に人柄は確実に表れる。
 そして、年を重ねると、文章も変わっていく。
 その年の重ね方が文章にきちんと表れる。

 私は村上春樹の年の重ね方が好きだ。彼のように年を重ねたい。
 彼のように軽やかに年を重ねて行きたい。
 そして、彼のようにより深く自分の世界を追求し、確立していきたい。

 村上さんのエッセイには大きな問題は取り上げられない。
 驚くような出来事もあまりない。
 自分の身の回りで起こった日常の細々とした出来事を
 彼独特の目線で、ユーモアたっぷりに書き綴る。
 とりたてて特別なことは何も書かれていないのに
 彼の文章によって、彼の視点によって、ひとつひとつの文章が
 面白く、洗練されたものになっている。

 こんなふうに文章を綴れる人になりたい。
 村上さんの小説を読む限り、村上さんは私にとって「憧れ」には
 なりえない。憧れにするには、違う世界の人なのだ。
 しかし、村上さんのエッセイを読んでいると、
 私は彼に憧れの念を抱いてしまう。彼のように暮らしたい。
 彼のように文章をつづりたい。そんな親近感を抱かせてくれる。

 やはり文章に人柄は如実に表れるのだと思う。

村上朝日堂の逆襲/村上春樹

2007年08月19日 22時57分07秒 | 読書歴
■村上朝日堂の逆襲/村上春樹
■内容
 交通ストと床屋と教訓的な話とハワイで食べる冷麦が好き。
 高いところと猫のいない生活とスーツが苦手。時には
 「セーラー服を着た鉛筆」について考察するかと思うと、
 小津安二郎の映画の細部にこだわったりもする。「自由業の
 問題点について」に始まって、「長距離ランナーの麦酒」に終わる
 御存じ、文・村上春樹とイラスト・安西水丸のコンビが読者に贈る
 素敵なワンダーランド。

■感想 ☆☆☆☆
 私はどちらかというと、本を読むと、その世界にどっぷりと
 入り込んでしまうほうだ。私にとって「面白い本」は、その世界に
 すんなりと入っていける本。
 だから「しょせん、人間なんて悪者ばかりさ。」という内容の
 小説も「人間って本当に素敵☆」という内容の小説も、どちらの
 内容も、その世界にすんなりと入ることさえできれば、面白く
 読み進めることができる。

 この村上朝日堂シリーズは「エッセイ」で「小説」ではない。
 「随筆」という言葉も違う気がする。あくまでも「エッセイ」。
 カタカナを使った軽い感じがよく似合う。
 しかし、私は村上さんの世間話の中にものの見事に入り込んでしまった。
 まるで、昼休みに席が後ろの友人と話している感覚。
 「そうそう!分かる、分かる!私の場合はね・・・」
 と、村上さんが綴っている内容について、私の思いや経験も
 語りたくなる。一緒に話し込みたくなる。
 それぐらい村上さんを身近に感じることができる。
 すらすらと読み進めることができる。

 でも「軽すぎる」感じではない。
 しっかりと地に足がついている人、真ん中に芯が一本通っている人が
 あえて軽い感じで書いてくれている。きちんと深く掘り下げた上で
 あえて誰にでも分かる文章で書いている。
 そういうにじみ出る知性が伝わってくる一冊。

基準は人それぞれですから

2007年08月18日 01時13分43秒 | 日常生活
二次会は日本一長いアーケードを通って、居酒屋へ。
たくさん笑って、たくさん笑われました。

ホテルに帰る道すがら、ひとりの秘書さんに言われた言葉。

「のりぞうさんって、本当に惜しみなく
 自分の失敗談を披露できるんですね。
 恥かしくはないんですね。
 あんなふうに自分の失敗を話せたら楽しそう。いいなぁ。」







・・・え?
のりぞうが本日話した失敗談は
のりぞうがしでかした数々の失敗の中でも
「これなら知られても別にいいや。」
と、比較的恥かしくないものを選んだ結果なんですけど。
既に取捨選択済みです。




人には話せないような失敗談が
他にまだあるなんて(しかも、たくさん)最早、言えません・・・。