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佐々木豊プレゼンツ:トップ1%を目指すあなたへ「体脂肪コントロール講座」&「稼げるトレーナー・コーチ養成講座」ブログ

軸を外す

2006年05月04日 | あなたもダイエットの天才になれる「体脂肪コントロール」
 
 軸を外す



戦いを支配するものは 技術やコンビネーションや体力じゃなく
「間合い」と攻撃を仕掛ける「タイミング」にある!


これの説明シリーズ!



攻撃を仕掛ける「タイミング」は 相手の選手が 息を吸った瞬間
がベスト! と説明したが、 息を吸う瞬間を ただ待ってる
だけでなく 積極的に相手選手に息を吸わすように 持っていく 
仕掛けが必要!



どう 仕掛けるのか?




軸を外す!のだ




軸を外すと安定していたバランスが一瞬崩れるから 
「ハッ」と息を吸う。  この瞬間が 技が掛かるタイミングだ!


これを 一般的には「崩し」と呼ぶが、崩しの本質は 相手の
軸を外す ことである。 まあ~ バランスを崩すでもいい。




普通、格闘状態で お互いに向き合ってるときは 「どう攻めようか?」
とか「どう しのごうか?」とかの思考がグルグル回りながら 攻防の
ことで思考がいっぱいになってる(ハズ)=意識が戦いに集中している。


そこに、軸を外して バランスを崩すと 体勢を立て直すことが
無意識のレベルで優先されるので ディフェンスだとか 攻撃だとかの
戦いの中心意識が 体勢が立ち直るまでの 一瞬 後回しになる。
=無意識がバランスを保つことに集中する。


ここは 無意識レベル! 神経伝達は「反射」レベルなので
当然 意識レベルは後回しになる。



軸を外された方は ここが最大のピンチ、 
軸を外した方は 仕掛け時がやってきてるのだ。 チャンス到来!
こんな具合だ。










さらに こんな例もある。



ルーツ(小田原)に向かうロマンスカーで トイレに行った。



トイレで用を足してるとき 電車のゆれで 一瞬 尿意が止まった。
これは まさに軸をブラされたからだ 笑



用を足してるとき は当然 カラダの優先順位は 用を足すこと。
でも、その途中 電車のゆれで 立ってることの軸をブラされると
カラダの優先順位が一瞬で 体勢を立て直すことに入れ替る。

軸がブレた瞬間 「ハッ」と息を吸う! ここで カラダの優先順位
が入れ替るのだ。

ぼくは 格闘中と同じ原理で ロマンスカーに軸を崩されて 用を
足すことをカラダの優先順位で2位以下に回わされてしまったから 
一瞬 尿意が失せたのだ。 


この場合の電車の崩しと格闘中の崩しは 全く同じ原理!






ただ、軸にも種類や質があるので 少し整理しておこう~




最小限の力で重力に対応して立ててることを 軸が立ってるという。
しっかり軸が立ってると 筋力にも余裕があるから 普段から使える
筋肉が多くなる。

だから、武術家、格闘家は 日ごろの 鍛錬の核として ハラを練り
軸を立てる努力を怠らないのだ。


日ごろから 最小限の力で重力に対応できてると 崩しで軸をブラ
されても また余裕の筋力が残っているから リカバリー(回復)
が早い。

これが 練られた軸。 

この軸を磨きつづけてると 普段から次の一手の持ちカードをコンス
タントに増やしているといえる。






一方、多くの方は 意識しなくても立ててるが ムダな筋力をいっぱい
使って力みの多い立ち方になってる。(でも、自覚はない)
これを我々は 軸の入ってない立ち方と呼ぶ。


相手選手が この立ち方=踏ん張った立ち方なら ちょっと軸をブラす
だけで バランスを回復させるためにバタバタとエネルギーを総動員
させる。 よってリカバリー(回復)も遅くなる。


カラダは 軸をブラされた瞬間「崩れた体勢を元に回復させる」を無意識
レベルで優先順位のトップにする。(反射レベル)


どんなに根性や大和魂でがんばっても意識は無意識には勝てないのだ。 


だから 軸を外す(バランスを崩す)=プレッシャーをかけることで 
相手の戦術と情報の優先順位を混乱させ 勝機=チャンスを作っていく
のである。



戦いの中では 優先順位のトップは 常に攻撃や防御 つまり、戦いに
直接関係することになっていないと 相手の攻撃や自分のチャンスに即 
対応できない。


だから 重力には最小限で対応するのが望ましいのだ。最小限の筋力で
(立ててない)重力に対応できてないと 普段から余裕のある筋肉が
準備できてないので、やっぱり、軸の入った立ち方、動きじゃないと 
普段から使えるカードがかなり少ないといえる。



ここを詰めていくと 自分のカードはドンドン増やせて、相手のカード
はドンドン奪えるのである。





ワンネスのレッスンも ルーツのレッスンも 技を仕掛ける前に 必ず
相手の軸をブラす 崩しの動作が入っている。








当然 体脂肪コントロールも同じ原理が流れてる。





日ごろからしっかり、軸つくりが出来てると 普段は 最小限の筋力
で重力に対応出来てる。

すると いざ 運動しても運動で使う筋肉が余裕をもって動因されるので 
エネルギーもしっかり消費できるし、脂肪も燃やしてくれる。




一方 軸が立ってなく 常にムダな力みで立っていると、例えば、歩く
だけでも、格闘技で相手に軸を外されてバランスを崩されてるのと同じ
状態になってしまう。



この場合 誰にバランスを崩されてるか? わかります?

自分です。 自らバランスを崩してるんです。無自覚に…



ほとんどの方は この状態なので、動けば 動くほど カラダが
バランスを大きく崩す。 無意識はこの状態を放置しないので 
崩れたバランスを回復させるためにエネルギーを総動員する。 
結果として、本来 運動で使いたい筋肉が最小限しか動けない。


まさに 自ら(無自覚に)自滅して 持ちカードを減らしてるの
である。

だから 運動によるエネルギー消費が正しい回転しない。
これを、FATOFFでは 代謝が低いカラダと呼んでいる。





ね? 格闘と体脂肪コントロールって本質は同じ原理が流れてるでしょう?



あふれる情報で、○○だけでやせる!とか ○○を食べてやせる!
○○運動だけでやせる! この情報に自分の軸を外されて この先の人生の
選択肢(使えるカード)をドンドン減らしていないですか?





共通の原理

2006年05月04日 | あなたもダイエットの天才になれる「体脂肪コントロール」
やっと アップできます

昨夜 アップする予定のものです





  「共通の原理」




   5月2日(火) の「食事」と「運動」



 8時 トースト
13時 ごはん 黒豚メンチカツ 味噌汁 キャベツ
17時 ミルクティー
22時 ビールたくさん 刺身 キムチ…


有酸素運動 40分







   5月3日(水) の「食事」と「運動」



 朝食 なし
14時 ごはん 焼きそば 味噌汁 キャベツ
20時 ごはん アジの干物 味噌汁 筍の炒め物 ビール350ml


筋トレ 腕立て 100回  スクワット 100回











2日はホームページで紹介した通り 佐藤ルミナの「ルーツ」での
サンボ&レスリング レッスンでした。





レッスンの具体的な内容は




・タックル入ってから3つの処理の選択
・タックルのディフェンス2つの選択肢
・バックポジションからの回転十字固め
・十字固めのディフェンスに対するコンビネーションとその選択肢



こんな感じの内容でしたが





前回のワンネスの格闘レッスンと同じで 具体的な技術展開の向こうに
戦いを支配する 本質は 技術やコンビネーションじゃなく

「間合い」と仕掛けの「タイミング」なんだ!


というメッセージを乗せました。


間合い(プレッシャー)とその仕掛けのタイミング~ 最終的な仕掛け時
を 戦いを支配する本質として体感してもらうことを意識した構成です。





「間合い」とは距離=空間
「タイミング」とは=時間




のことですが、時間と空間はそれぞれが独立してるものじゃなく 裏と表
の関係なので 実は「間合い」と仕掛けの「タイミング」は同じ時空間の
見切り方と言えます。


時間とは空間のこと!空間とは時間のこと!  この感覚をカラダで
感じるようになってくると 技の切れがすごくよくなります。



時間(タイミング)を空間的な側面から見ているか?
空間(間合い)を時間的な側面から見ているか?
のものの見方の違いだけなので 時間と空間は
実は同じものを視点を変えて見てるだけのことです。





前回のブログでは 呼吸の読み方はコミュニケーションの本質と書きまし
たが、「間合い」と仕掛けの「タイミング」も もちろん コミュニケー
ションの本質で そのまま「呼吸の読み方」とイコールでつながります。


つまり、「呼吸の読み方」も「間合い」と仕掛けの「タイミング」の見切り方 
と全く同じことを視点を変えて見てるだけのことです。







「間合い」とは 相手選手との向き合い方=コミュニケーションの距離とも
言えますす。
その「間合い」と仕掛けの「タイミング」のリズムの中で 相手選手との
関係(戦いの流れ)を築いていきます。


戦いも日常の人間関係のコミュニケーションも本質は同じです。





自分と相手との関係なら 格闘やコミュニケーションですが 自分だけの角度
から「間合い」と仕掛けの「タイミング」を見てみると 体脂肪コントロール
なら 「間合い」とは カラダとの向き合い方だし、仕掛けの「タイミング」
とは カラダの欲求に対して どんな食事や運動をどの「タイミング」で
仕掛けるか?
とまったく同じことです。






一般的には 体脂肪コントロールと格闘レッスンの共通点は 激しく動くから
消費カロリーが増えて 脂肪が燃えるから と連想しやすいと思いますが、
実は この格闘技のような動きは脂肪燃焼とはイコールでは結べません。


むしろ、格闘技のような激しい動きは 脂肪じゃなく糖が主に燃えながら
エネルギーを発揮するので、太りやすい=脂肪が付きやすい=筋肉が付きやすい
運動になります。




ぼく的には 格闘技と体脂肪コントロールの共通点は やっぱり、
「間合い」と仕掛けの「タイミング」の見切り方!です。



格闘技も体脂肪コントロールも自分のカラダとのコミュニケーションの
「間合い」と仕掛けの「タイミング」をカラダで感じ、カラダで覚えて
いくには 最適の道具になります。



さらに、格闘技は相手選手との「間合い」と仕掛けの「タイミング」に発展
していきますし、体脂肪コントロールなら 社会や自分を取り巻く環境との
距離感(間合い)と意識じゃなくカラダの主張のタイミングなんかと絡みながら 
カラダと社会生活とのギャップを最小限に線引きすることを目指します。



意識はなるべく滅却しながら カラダはなるべく滅却しない。
「心頭滅却すれば火もまた涼しい」のことです。 
でも社会生活=自分を取り巻く環境からはブレないように カラダの軸の
置き場所を探す。


この「間合い」が見切れたら 自分にとっての適正体脂肪が確保できます。 







今 テレビで 山本KID選手 と 宮田選手の試合を見ましたが
たった4秒で 山本選手が秒殺OK勝ちを収めました。

これも まさに 「間合い」と仕掛けの「タイミング」を見切った 
山本選手のまとめ方で 彼は時間と空間を制したから勝利をものにした
と言えます。


やっぱり 神の子?? なのか? 笑





それから 今日の阪神VS巨人戦も まさに巨人が阪神を「間合い」と仕掛けの
「タイミング」を見切って 試合をまとめました。 巨人が 不利な甲子園
で 阪神に対して時空間を制したのです。


山本選手の試合は 4秒
阪神VS巨人戦は2時間半 


見た目には全然違う試合ですが 勝った方が「間合い」と「タイミング」の
時空間を制した点では 勝つための同じ 共通の原理 が流れてました。





みなさんは 自分のカラダと世間との「間合い」の間隔
しっかり切れてますか?