日曜日とあって、息子家族が仕事の1孫(1番目の孫)を除いて勢ぞろいした。
病院に向かって歩く、孫達の後ろ姿の成長ぶりは目を見張る思い。
振り返ってジイサンを待つ若い笑顔に、残念ながら足がついていけない。
笑うな!「なんてこったい!」いつの間にこんなに差がついたんだ?
昔はみんな、ジイちゃんが抱っこしたり、手を引いたりしたんだぞ。
また病室が変わっていた。今度は女性の4人部屋、やっと落ち着いたようだ。
他の患者さんに迷惑を掛けてはいけないので順番にベッド脇へ。
昨日に比べると少し元気が無いように見受けた。大分疲れているようだ。
「車椅子なんか乗りたくない、死んだ方がまし」たどたどしい口調で訴える。
それでも皆と久し振りに会って余程嬉しかったのだろう。目尻に光る涙の筋。