オバサンの入院生活に動きがあった。いよいよかな?
まだ日にちは決まらないが、どうやらリハビリ専門病院へ転院できそうだ。
と言うことは、そこまで「回復の兆しが出てきた」と受け取っていいのかな?
相変わらず声は出にくいようだが、言おうとしている事は伝わってくる。
いちばん辛いのはお尻が痛いことらしい。懸命に訴える素振りがいじらしい。
今の病院は治療が主な病院であって、リハビリ専門病院とは違う。
リハビリもやってくれるが、専門病院ではないので出来る事には限界がある。
来週には移れるらしいからね、辛いだろうけど、もう少しの辛抱だよ。
赤子に話すように、顔を近づけて諭すように語りかける夢さん。
コックリと頷く彼女はまるで童女のようだ。心なしか目が潤んでいる。
うんうんそれでいい、長いこと頑張ったんだもんねおかあさん。