連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

あっと言う間の50年

2019-10-31 | 妻の闘病

オバサンの入院生活に動きがあった。いよいよかな?

まだ日にちは決まらないが、どうやらリハビリ専門病院へ転院できそうだ。

と言うことは、そこまで「回復の兆しが出てきた」と受け取っていいのかな?

相変わらず声は出にくいようだが、言おうとしている事は伝わってくる。

いちばん辛いのはお尻が痛いことらしい。懸命に訴える素振りがいじらしい。

今の病院は治療が主な病院であって、リハビリ専門病院とは違う。

リハビリもやってくれるが、専門病院ではないので出来る事には限界がある。

来週には移れるらしいからね、辛いだろうけど、もう少しの辛抱だよ。

赤子に話すように、顔を近づけて諭すように語りかける夢さん。

コックリと頷く彼女はまるで童女のようだ。心なしか目が潤んでいる。

うんうんそれでいい、長いこと頑張ったんだもんねおかあさん。


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