連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

丈夫な人ほど油断は禁物

2012-04-25 | 高齢生活・健康
「おとうさん、〇〇さんのおじいちゃん倒れたんだって」ん?? 夢さんはまったく知らない人。

ゴミ出しから戻ったオバサンが、声を潜めて言うには、離れて住んでいるおじいちゃんの事らしい。

「脳梗塞なんだって分からないものよね~」じっとしている事が無いくらい活動的な人だったらしい。

「病院なんか行った事が無いらしいわよ」それほど元気だったと言いたいんだろう。

「おとうさんも診てもらったほうがいいわよ」何を見てもらうんだよ何処も悪くないのにさ。

年に一回の健康診断くらいしか、殆ど病院には行かない夢さん。まぁ言わば健康そのもの。

「そう言う人が危ないんだって」「そんな事言ったって、じゃどうしたらいいんだ?」

「そうよねどこか悪い所探してくださいなんて行く人いないわよね」「そうだろ」

どうせ一回しか死なないんだからさ。そん時ゃ寿命と諦めるしかないんじゃないか?。

結局いつものように笑って話は収まった。こうして健康で居られるのもアンタのお陰。ねっ!オ~バサン。

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