連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

冷麦がよかったのに・・・

2016-08-19 | 家ごはん
大雨が去った後でギラギラとした日差しがきつい。「お昼、素麺がいいな」

氷の浮かんだガラス鉢を思い浮かべる夢さん。「今日はもう決まってるからダ~メ今度ね」

息子たちからの土産が有るそうで「早く食べないと悪いじゃない」 だとさ。

出てきたのは、チンしたピザとカットしたタルト。「しらすのピザなんだって」
 
端っこは煎餅みたいに、パリッパリ。なんだこりゃとは思えども「珍しいよね美味しいじゃん」

バナナの皮をむき、千切ってヨーグルトの器に放り込む。スプーンでグルグルかき回す夢さん。

こっちの方がさっぱりしていいや。「変な食べ方するのね」横目でジッと見ているオバサン。

「そんなことないよ何時もやってるだろ」だがあのオバサンの目は何かを感じた目だ。