連れ添いバトル

なにかと夢さんを指図したがるオバサンだった。
そんな彼女は3年間の闘病を経て他界した。

虫の音ひときわ・・・

2008-09-10 | Weblog
「おかあさん、もうしばらくの間頼むよね」朝夕のマリの散歩。

歩けなくなってから、オバサンに任せっきりなのが気になっている夢さん。

「平気よだって前はあたしがずっと行ってたじゃない」へへそうだった。

今更おべんちゃらを言っても始まらないか。歩けないってのは辛いよな夢さん。

「そんな事より、お見舞い頂いた所に電話したの?」まだ何処にもしてない夢さん。

「あたしはしたけど、自分でもしなきゃ駄目よ」分かったよ後でするよ。

「何か飲む?」ああお茶がいいな。「麦茶だけどいいかしら」いいよ。

麦茶もそろそろ終わりだな。じきに又でかい湯呑の出番がやってくる。