さて、トリアーで一泊。
久しぶりの朝の散歩である。
ホテルアウルマンから徒歩12分でカイザーテルメンである。
カイザーテルメンのバス停。 → Map
何か引っかかっていた。
そう、阿部寛主役の映画テルマエロマエがある。
直訳するとローマの浴場。
まさに、このテルメンがテルマエなのである。
映画のロケ地はほとんど日本の温泉、海外では、イタリアのチネチッタということだ。
さて、ローマ帝国の浴場としては、これも本物。
かつてイギリスでバースをかすって残念なことをした。あれもローマ帝国の浴場だ。
さて、昨日は入場時刻に間に合わなかった。
そして今日はトリアーからルクセンブルクに移動である。
早朝散歩で見に行くしかなかったのである。
なんと工事中・・・
東側に回ってみると足場が建てられていた。
やはり正面からの写真がほしい。
この写真を撮った位置からは、すぐに道路になっており、ゆったりと写真を撮っていると轢かれてしまう。
1本道路を隔てた場所に移動する地下道を見つけた。
芸術的な地下通路を通って道路の東側に廻る。
真正面は足場が邪魔だったのでこの角度で我慢した写真を載せる。
うん、満足だ。
本場のテルマエロマエである。
次はやはり工事中で入れないらしいが、ここから600mほど西にバルバラテルメンという浴場跡があるという。
浴場は、施設の中の入浴場所が見れないとつまらない。
しかし、工事中とか開場時間で入れないのは仕方がない。
見るだけ見ようと思って歩を進めた。
バルバラテルメンでは83枚の写真を撮ったが、そのほとんどが史跡の周囲と、幸いにも見学用足場が組まれていたので、その上からの写真である。施設の中の写真は残念ながら撮ることは不可能だった。
足場から見た史跡の中ほど → Map
奥に浴場をつないでいる通路が見える。
湯船の跡か
史跡に雨がかかると修復が進みにくいという
柱が気になる。
元の姿を気にさせる遺構
通路が見える。
これもテルマエロマエである。