伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

旅の楽しみ166…三重・伊勢

2013-07-18 23:30:39 | 

2009年に初めて伊勢に行った。

日本人が古くから「お伊勢様には一生に一度は行かないと」

お伊勢講という仕組みを作り、庶民で費用を出し合って、くじで旅する人を決めたので、一生に一度は伊勢に行けたという。

1回当たった者は次回はくじに参加しないというきまりだ。

地域の代表がお伊勢様で皆のことを祈ったという。

ゆきたんくはどうだ・・・

当初の目的は、次男のつっくんの演劇を見るのに四日市市に出かけたのである。

そのついでにお伊勢参り・・・

こりゃぁバチが当たるなぁ。

そして、伊勢での一番の目的が、、、

伊勢神宮内宮そばにある「おかげ横丁」の「豚捨」というお肉屋さんだった。



はい、おかげ横丁入り口


その豚捨さんのコロッケが目当てのゆきたんく。

信心よりも食欲の男である。


 


豚捨さんのコロッケと串カツ


ちなみに罪の意識が軽くなるように、奥方ののりたんの分も買ったのである。

さて、何で「おかげ横丁」というのか。

江戸時代には、伊勢神宮への数百万人希望の集団参詣が起こったという。

お伊勢参りとか抜け参りともいう。

このお参りの最大の特徴は、奉公人などが主人に無断で、または子供が親に無断で参詣したことだそうだ。

これがお蔭参りが抜け参りとも呼ばれるゆえんだ。大金を持たなくても信心の旅ということで沿道の施しをうけることができた時期もあったという。

そこから「おかげ」の名称を使っているのではないだろうか。

そうするとゆきたんくは奥方ののりたんから抜けてはいない。

信心深くもない。

食欲の旅だった訳だ。

ちょと予習不足ね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ村Ping

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/okr7t7fen957