平泉というと中尊寺の金色堂とか、毛越寺が世間では名が通っている。
その平泉の中で、地味ではあるがその佇まいが好きなのが無量光院跡だ。
当時の面影を偲ばせる場所
普通に道路に接している場所にある。
入り口の看板がなければスルーしてしまうようなところにある。
上写真を見て想像していただきたいのだが、土塁の部分に樹が植わっている。
その部分に社殿があったと思っていただきたい。
そして一段低い部分は何か。池だと思っていただきたい。
もっともゆきたんくも、そんな思いで、この風景を見ていたわけではない。
次の写真をご覧いただきたい。
かつての無量光院
この地に、このような建物があったら素敵だと思う。
建物を再建していないために、頭の中で様々な角度からの無量光院が見える。
実際に建物があったら、イメージが固定してしまうだろう。
これも世界遺産『平泉』の登場人物なのだ。
道路沿いの地味な標柱