ロシア上空・ハバロフスク地方・アムーレ(中国との国境から100kmくらい)
昨冬12月25日朝に成田を飛び立ち、約半日飛行機に揺られはしなかったがイギリスに向かったゆきたんくである。
当然、機内の楽しみは映画・音楽・友人とのおしゃべり・機内食と限定されてくる。
ゆきたんくは窓際に座れたので、写真撮影もそれらに加わった。
離陸して2時間半後の光景が、上の写真だ。
ニコライエクムナアムーレというアムール川支流のゼヤ川が流れ込むゼヤ湖近くの光景である。
黄色の矢印がゼヤ川の流れ込むゼヤ湖
アムールというと、旧制第一高等学校(一高)の寮歌のひとつで「アムール川の流血や」で始まる歌が知られている。
義和団の乱のさなか、ロシア軍が、ロシア領内の中国人居留地江東六十四屯を襲撃した事件を描いている。
まぁ、日露戦争に向けて、学生に依る戦意発揚の為に作成されたと見るべき歌だと考えられる。
その「アムール川の流血や」の続きは「凍りて恨み結びけん」となっている。
帰国時の飛行機で、偶然ゼヤ湖の写真を撮ることができた。
とは言ってもモニターに写ったものを撮影したのだ。
アムール地方・ゼヤ湖 湖面が凍っているようだ。
凍りて恨み・・・ 寒いだろうなあ
これから察すると、1枚目の写真の山々は雪に覆われているのだろう。