写真は二男のつっくんである。
2年前の高校に入学したてで、演劇部に入部した頃である。
毎日の厳しい練習のさなかの休日を利用して一家と女房の両親と「春の高山祭」に出かけた時のものである。
手長足長で有名な宮川のせせらぎを聞きながら目を細めていたのを思い出す。
きっと新しいことだらけで疲れていたのだろうか。
この後「部活動をやめたい。俺にはやりたいことがあるんだ。」なんて生意気を言っていたが何のことはない。つらいことから逃げ出したいだけなのは分かっていた。
現在では、新入生の演じている演劇に対して細かい評価を言う先輩になっている。
この2年間で彼が積み上げてきた姿は、家の中でも垣間見ることができた。
夜遅くまで練習して、コロコロだった体型もすっきりとしまっている。
自分の子供がステージを上げることって、とても嬉しいものだ。