伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

最期の・・・

2009-06-04 23:08:28 | 言いたんく

人には故郷というものがある。

ゆきたんくの故郷は・・・。

生まれたのは東京は品川区中延のアパートの四畳半だ。

そして5歳の時に引っ越した家。そう実家だが今はそれもない。

心のよりどころになっていたのは、平成10年に閉校した東京都立秋川高等学校だ。

ここは都立の全日制高等学校唯一の全寮制の学校だった。

 閉校式には仕事の関係で行けなかったが、その敷地と施設が残っているということで故郷のようなものだった。

 もっともゆきたんくが過ごした寮は建て替えられて新しくなっていたのだが・・・。

 部活動(陸上競技)で汗を流したグラウンドや昼礼場はそのままの形で残っていたのだ。

 そして写真のメタセコイア(校木のセイヨウアカネ)が茂るメインストリートも残っている。山梨方面に出かける時なんかは立ち寄ったものである。

 それが3週間後の6/28に見納めになるという。
 施設も取り壊しになるという。

 先輩の音頭で卒業生が集い、お別れ会を催すことになった。
 ゆきたんくも参加する。
 30期生くらいの頃、ゆきたんくの女房ののりたんは、縁あって秋川高等学校の家庭科の講師をしていた。当日は日曜日でありながら仕事が入っていて来られない。

 話が飛ぶが、ゆきたんくの長男のおーちゃんは現在大学4年でハンマー投げの選手である。コーチはゆきたんくである。

 高校の時に、毎日ハンマーを投げていた昼礼場を一度でいいから見せておけば良かったと思っている。6/28は就職活動のため欠席。


学校正門(表札は三宅島関係の時のもの)

 ともあれ、今後は道路沿いからこの門をみることしかできないと思う。
 3週間後には、忘れかけていた思い出も、残さず自分のお土産にしてきたいと思う。

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