伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

脱、ガイドブック

2008-03-03 23:55:43 | Weblog

 山陰を旅行した時のこと。ゆきたんくは旅行するときには、その宿の食事をとることはあまりない。地元には地元の良さを凝縮した店があるものだ。

 また、泊まった宿というのがとてもいい宿で地元の銘酒を飲ませてくれるという。前もってネットで予約を済ませておいた。もちろん食事の有無の予約もその中に入っている。時は2004年、島根のインターハイを見た帰りである。次の日は鳥取砂丘にでも行くかと、島根での宿の松江と鳥取砂丘の中間にある、ハワイ(羽合町…現湯梨浜町)の東郷湖畔に宿を取ったのである。

 旅館に着くなり、品の良い女将さんが出てきて、車の誘導をしてくれる。受付を済ませている時に、「お客様、お食事は外でなさるのですね。よろしければ、当館には大変美味しいお酒が置いてありますが、如何でしょうか?」と言う。ゆきたんくの体を見て、「この人は相当呑めそうだ。」と思ったに違いない。自分が下戸である旨を告げると、びっくりした顔で、「失礼ですが、お酒が弱い方には見えなかったので、お勧めしてしまいました。」とのこと。

 晴れて(何がやねん)、外で食事をすることになった。宿での食事を断った上に「どこか旨い所ありますか?」とも聞きづらいので、長男のおーちゃんと散歩に出かけた。

 当時高校1年生、現在と比べるとまだ華奢であったが飯は喰う。

東郷湖畔の道にある車止め?

 「父さん、腹減った。」 ついに恐れていたことが起こってしまった。はやく飯屋をみつけないといけない。すると「と庵」という珍しい名前の飯屋を見つけた。「庵」とつくくらいだからなかなか高級そうな感じがする。周囲を見ると息子がいない。そして代わりに目に入ったのが…

あらら…

である。息子の奴、ついに見境がなくなったのか。すると湖を見るよいポイントがあったので、そこに行っていたようだ。

 さて、お店の「と庵」であるが、テキパキした動きのお兄さんが、気持ちよく働いている店であった。一家四人で腹いっぱいたべて5千円いかなかったのである。

チキンカツ、揚げだし豆腐、ネギトロ丼…

ネギトロ丼、これで500円しなかったぁ。

どれも量が多くて、食べでのあること。

 接客良し、味も良し、常連だけでなく、うちらのような飛び込みの客が気持ちよく食事できるところだ。また鳥取に行った時には寄りたい店である。

コメント (2)
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