大人の勉強&フリーランス生活

働きながら通信制大学卒業、大学院の修士、博士課程を修了し、博士号を取得しました。

パソコンインストラクターとして

2012年09月25日 | ITインストラクター
最近、自分の仕事について

色々考えています。


先日キャリア関連の講師の面接に行きました。

残念ながら不採用だったのですが、

実は全然落ち込まなかったのです。

目指していた道だったはずなのに…。


この心境に改めて自分の本心を

考えてみたいと思いました。


キャリア関連の講師をしたい

という思いはあるものの、

その時の面接官に

「あなたは個人をサポートしたいように思います。」

と言われて

自分でも


「多くの学生に伝えたいことがあるのか?」


と考え込んでしまいました。


考えても、浮かばなかったのです…。


私の中で目指すものが変わっているような

気がします。



学校や職業訓練校などでパソコンを教えていますが

これがどこにつながっているんだろう?

なんの役に立っているんだろう?


そんなことが頭に浮かびました。


何年も繰り返しパソコンを教えています。

職業訓練としてのパソコン技術です。


「就職後この技術はきっと役に立ちますよ」


なんて言いながら


本当はどこまでパソコン技術が仕事と

繋がっているのだろう…と思っています。


自分の役割をもっと大きな視点で

とらえたいです。


繰り返し繰り返し


同じ事を教えていてもらちが明かない。

こちらは変わらなくても


受講生のスキルがどんどん上がっていく。


正直に言えば、


勤務先で決められたカリキュラムにそって教え

それが本当に効果のあるものなのかわからないし、

疑問に思っても


それを変えるのは容易じゃない。


そもそも、その疑問さえ


正しいのかわからない。


色々なところで、パソコンインストラクターとして働き

その都度、その場のやり方があり、


そこに順応するのが


正しいことだと思ってきたけど、


本当にそれだけで良いのだろうか?


と思い始めています。


パソコンインストラクターとして


私なりの軸がほしい。


そもそもどうしてパソコンを学ぶのか?


何を目的としているのか。


職業訓練として学んでいるなら


学生が対象であろうと


求職者が対象であろうと


目的はあまり変わらないのではないか。


それなら、そのための効果的な教授法があるのではないか…


なんて考えているのです。


これまでも色々な講師の方の講義を見てきました。

「こんな風に教えると力がつくのか」

と驚くこともありますが、

どうしてそうなっているのかを深く考えることは

ありませんでした。


パソコンを教える…


という事にたいして


一体どういう教え方が効果的なのか


私自身よくわからぬまま


何年も続けてきました。


今までそういった疑問が無かったとは

言いませんが、


そういう疑問をもったところで


自分に何かできるとも思えず、


そこまで考えることもないだろう。。。と

あっさりと考えることを止めていました。


でも、いまさら本当にそれでいいのか…

と思い始めています。


仕事のことを突き詰めて考えることから


逃げていたのかも。


いつも考えているようで、


核心には触れていなかったのかもしれません。。。


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