まず、大学院の学費はどうしていたのか。
私の周りでは、女性はすでに子供が大きくなっているか、子供がいないか。
男性は大企業や外資系企業の人。既婚、未婚、子供の有無は関係なし。
多くは、子供のいる方が多かったですが、教育費のかかる世代の子供を持つ方も結構いました。
子供の教育費もかかるのに、その上自分の教育費とは・・・!
高収入の方が多かったように思います。
一方私はというと、多少の貯金でどうにか賄いました。
かなり貯金をつかったのですが、もう考えたくない(苦笑)
でも、あのままではどうしようもなかった。
どうにかしないと、先細りしかない。食べていけない。
大学院に行くことが正解か全くわからなかったのですが、
資格を取ってみてもうまくいかず、年齢も上がり転職も難しい。
どうにかしなければ・・・焦りしかありませんでした。
大学院に行ったことで、正確に言うと私の場合は博士課程に進んだことで
大学で教える機会を得ました。私の実務経験では修士課程だけでは難しかったでしょう。
ただ、大学の非常勤講師も収入が多いわけではありません。
学位を得ても、安価な労働者というわけか・・・。
とはいえ、インストラクター1本ではどうにもならなかった状況から、
複数の科目を教えることができるようになりました。
教える科目が増えた分、可能性も広がってきた気がします(まだその途中)。
ここから自分はどうしたら良いのか?
2つの選択肢を考えています。
アカデミックキャリアを突き進むか、ビジネスでいくか。
偶然が大きく作用するキャリア、どうなるかわかりませんが、
2つの選択肢があることで、心が休まるのです。
「こっちがダメなら、あっちへ行こう」
2つの選択肢を考えられるようになったのは、
大学院に行ったからこその変化かもしれません。
とはいえ、実際はモヤモヤも多く、
学位を取っただけじゃダメだなぁ、と思う日々。
まだ、発展途上中。
いくつになっても発展途上。
人と比べても仕方がないと言い聞かせ、
自分の心に正直に動いていこうと思っています。