大人の勉強&フリーランス生活

働きながら通信制大学卒業、大学院の修士、博士課程を修了し、博士号を取得しました。

笑わない

2012年08月04日 | ITインストラクター
今週は初めて担当するクラスが多く、


見知らぬ学生さんと沢山会いました。


そこで私はある試みをしてみました。


「笑わない」


普段、当たり前のように笑顔で接している


のですが、


つい、笑いすぎてしまうことがあり、


それは親しみやすさは伝わるかもしれませんが、

媚びているように感じられるかもしれません。


今回私は一切笑顔を見せず、


学生さんとの挨拶も最小限に抑え、


意識して距離を取りました。


初めての講師が

一切笑顔を見せず、淡々と講義をするわけですから


学生さんたちにとっては不気味だったかもしれません。


しかし、その中で私は


フッと力が抜けるのを感じ、


冷静に学生さんたちの様子を見ていることに気付きました。


笑顔を見せることで


私は気付かぬうちに学生さんに気に入られようと


意識が向いていたのかもしれません。


それが一切ないわけですから、


その分学生さんに集中できます。


意外な発見でした。


講義が終わった後も


私は学生さんに自分から挨拶をすることはしませんでした。


しかし挨拶をして帰る学生さんは


結構いましたし、


しない学生さんに対しても


いつものように気になる事もありませんでした。


これまでの私は、


自分が挨拶をしているのだから、学生さんも挨拶をすべきだ


と思っていたし、


そうしない学生さんに対して内心面白くないと


思っていたのです。


しかし、今回は私自身がしていないわけですから、


学生さんもしたければすれば良いし、

したくなければしなくても良い


と思ったのです。



困っている学生さんがいると、


呼ばれてもいないのに自分から近寄ってフォローしていました。


気付かぬうちに私は


過干渉になっていたのかもしれません。


今回はそれをグッと抑えました。


本当に講師の助けが必要であれば

自分から呼ぶでしょう。


これからは

色々な事を学生さんに委ねてみようと思いました。


「笑顔」でいることが


自分のトレードマーク・・・とは言わないまでも


これを止める事は


今までの自分とは真逆のスタイルを取ることです。


この形の講義が


どんな風な気付きや変化をもたらすのか


わかりませんが、


しばらく続けてみようと思いました。
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