大人の勉強&フリーランス生活

働きながら通信制大学卒業、大学院の修士、博士課程を修了し、博士号を取得しました。

悔しさと変化

2022年10月03日 | 研究者として
悔しさはあるか。

あまり人と比べることもなくここまできました。

「悔しい」

と思うことが、特に年齢を重ねてなくなってきました。

「比べても仕方がない」

と思うことが多くありました。

思い通りにならないことが多くあることを知り

「自分は自分、人は人」

という言葉に何度も救われました。

そんなわけで、ここまで来たのですが、

実は「悔しい」

と思う気持ちがなくなってから
変化を求めなくなっていました。

研究者としてはこれで良いのだろうか?

という疑問も感じていました。

私と同時期に学位を取った人は
博論の書籍化やテキスト執筆、勉強会の幹事など
積極的に動いていました。

私は全くそれに関心がなかった。

なぜならば、家庭や仕事が忙しかったから。

その人と自分を比べて焦ることもありませんでした。

ところが、時間ができると
考える時間も増え、他人と自分を比べるようになりました。

そして、運や縁で仕事を手に入れている人を見つけると
不公平に感じることがありました。
自分の努力は本当に報われるのだろうか?と。

運や縁で仕事を手に入れている・・・
私の勝手な思いこみかもしれません。
本当はすごく努力をしているのかもしれません。

そして、ふと自分のことを考えてみると
明らかに楽な方に動いている。

変化が面倒なのです。

自分に足りないのは、積極性と行動力。

やりたいことは色々あるけど、何から手をつけて良いのかわからない。
頭を整理してから動きたい

と思うタイプなのです。

でもこの「悔しい」という気持ち。

これまでの経験から、変化をする前の前兆のような気もします。

私が変化のために動くのは、否定的な気持ちの時が多いのです。

不安とか焦りとか。
悔しさもその一つなのだと気づきました。
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