岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

最後の草むしり

2013年08月21日 | 百姓
平成25年8月21日(晴れ)今日も暑い!

ブログ、とてもご無沙汰でした。
遊んでいたわけでは無くて、カメラの調子が悪くて写真も無いんでブログアップしませんでした。
カメラが回復したんで掲載しようと思ったんですが、変化のある農作業をしているわけでは無いですのでね。

お盆もあったのですが、お墓参りと親せき回りをしていた以外は、ネギ畑の草むしりをやっていました。

まだ、ネギ畑の草むしりが本宮Aが残っていて、草が繁茂していて大変な状況です。
この様な状況で手毟りしかないので、1週間はかかるね。



草で蒸れていない場所は、ネギの成長は良いです。11月出荷予定なんですが、伸び過ぎです。
ロング肥料は効き過ぎますね。
ただ、草で蒸れているところはネギの品質が悪くて、再成長すると11月に丁度いいかも。

ネギの出荷は25日から始めます。
明日はネギの成長状況を掲載しましょう。とても立派に育ちましたよ。

今日は子供が県の事業でアメリカに行ったので、見送りに行こうと思ったが、草取りが残っていて
大変なので断念しました。
今年は就農1年目で栽培作業など甘かったので来年はもっと厳しく農業をやっていこうと思うこの頃です。
農業は楽にやらなくちゃ!親がいつも言っていたこと!!




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ねぎ出荷準備

2013年08月15日 | 百姓
平成25年8月14日 晴れ 暑い
今日はお盆ですが、農作業をしました。
本宮B、Cに病気があるので、防除作業しました。写真はありませんが、本宮Cが具合が悪い。
本宮Bにも病気は付いていますが、C程ではありません。

さて、例の洪水で灌水したネギですが、どうするか聴いてきました。
圃場が泥で柔らかいので、圃場に入れないとのことです。



この平べったいネギはどうにもならないんで、新葉が出て回復するのを待つことしか手がないということです。
畝が泥を被っていて、追肥も出来ないので葉面散布するということでした。
本当にお気の毒です。また、ニュースに写っていましたが、別の知り合いのネギ農家さんも
ネギが灌水して、出荷できないと言っていましたね。困ったことです。




と言いながら、自分はネギの出荷準備で根切り機、皮むき機を作業所にセッティングしました。




試運転もしましたが、特に問題はありませんでした。いよいよという感じですね。



さあ、頑張ってネギを出荷していきましょう。雪が降る前まで全て出荷できるかな?



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豪雨その後

2013年08月10日 | 生活
平成25年8月10日(晴れ)多少風あり、でも30度で暑い

昨日の豪雨が嘘のように穏やかな晴れの一日です。

あの濁流と湖状態であったところが水が引いています。ねぎは大丈夫の様です。
お花畑は全滅ですね。稲も花は終わっているので、1日位水に浸かっても大丈夫です。




昨日、左のハウスが屋根のところまで灌水していたところです。同じ位置から撮っています。
それにしてもお天気が良いですね。昨日の豪雨と濁流が嘘みたい。




ネギ農家の先輩にお見舞いに行ってきました。先輩のところは、避難勧告が出ていた場所にあるんで
水は引けたんですが、どうしているか心配ですのでね!

先輩の自宅は高台にあって無事だったようですが、ハウスが川に近かったせいで濁流にやられています。
川から5m以上高いんですが、それでも中はドロドロです。田植え機が入っていましたが、動くんでしょうか?
来年使うためには、相当の整備が必要です。




先輩の作業所の前の生け垣ですが、1.5m程水が灌水した跡が残っていますでしょ!
先輩は作業所の泥を水で流して排出していましたね。直接、写真を撮る訳にはいかないので周辺だけ、撮影しました。
そんなに水が上がってこないと安易に考えていたら、奥さんがヤバイからと言って、かなりの数の農器具を避難させたらしい。
でも、帰りに奥さんが自転車で転んで手首を骨折(全治50日)して入院したらしい。
ネギの出荷を一人でやらなければならないので、50aは全部出荷できないだろうということです。




湖状態であった田んぼの状態です。側溝が泥で埋まっています。取り除くのは大変です。
というよりも、稲が半分くらい泥で埋まっているので、コンバインで刈り取り出来ないですよね。
先輩から聞いたんだけど、この事態は、豪雨だけでなく、周辺のダム3か所が一斉放流したからで
本流が異常に高水位になって、支流からの水を受け入れなくなくなったからだそうです。
ダムの周辺で異常降雨だったため、ダムを守るため止む得ない処置だったということです。
報道では、この様な話は出なかったね。やはり、地元は情報通だね。



通行止めであったんだけど、田んぼの道路に入って見ました。障害物がないので通行止めは何故なんだろうと
おもったら、通行止めは正しかった。道路上に泥が堆積していて、乾いていないところの泥は
タイヤが滑り、ツルツルしていて危ない。4駆にしてそろそろ走って脱出しましたが、下手すると、
勝手に側溝にツーと行ってしまいます。





もう一人の先輩といううか、中学の同級生の山芋の圃場が濁流でやられています。ポールも見えない位の水だったからね。
水が引けたら芋も救えるかな?




先輩のネギ圃場です。60aあります。完全に水没したんですが、大丈夫そうですね。




農器具小屋ですが、完全に水没したんですが、流されていません。壁は脱落していますが、使えます。
いつもは管理機が入っているんですが、農器具は入っていませんでしたので、退避させたんですね。
良かった。




ネギ圃場はまだ水が引けていませんが、ネギは倒れていませんので大丈夫ではないでしょうか?




しかし、ネギの葉を見ると水圧でヘラべったくなっています。これって、大丈夫なんだろうか?




帰り道、道路に太い木が流れ着いています。昨日はここも湖状態だったところです。
道路や田んぼや畑のいたるところに流木があり、ハウスには瓦礫がひっかっていて凄いです。
被災者が瓦礫を片付けているんだけど、気の毒で人にはカメラを向けられないね。




向うの家の間から昨日写真を撮ったところです。ハウスは完全に水没していたところです。
ハウス内では、野菜に水を散布して泥を落としていましたね。ご苦労様です。




ここで思ったのは、水が流れている場所は瓦礫は少ないけど、流れが淀む岸にあたる部分や、道路部部には
瓦礫が集まり、刈り取られた草が集まり堆積しています。
田んぼではこの時期、草刈り実施時期で刈られた草が、隅の田んぼに寄せられていて、老夫婦が
手で草を排除していたんです。とても量が多くて大変そうでした。
自分としてはどうしようもないですね。

ということで、昨日の今日の状況でした。








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これまでに経験のない大雨

2013年08月09日 | 生活
平成25年8月9日(朝、豪雨、昼ごろから曇り)
朝は雨が凄かった。朝7時でも暗いし、雷も凄い、それにしても雨の量が半端じゃない。
滝の様です。ラジオで言っていましたが、1時間で130mmも降ったようです。
自分とこは、家が一寸、高台で水が溢れることはありませんし、田んぼも灌水しませんでしたね。
昔は、何回も護岸が決壊して灌水したんですが、護岸工事してからはそんなことも無くなった。
山も一寸、離れているのでがけ崩れも無いし、本当に良いところだね。ここは!

今日は農作業は当然休みで、家の片づけをやりました。
昼頃には、雨も上がり、一部、日差しも見えてきたので、周りの状況を見に行きましたら、聞きしに勝る
甚大な被害が出ていました。
ニュースに出ない画像をどうぞ。


自分家から3km程の地域ですが、床上浸水ですね。




田んぼや畑も灌水しています。





この地域のほとんど、床上浸水ですね。手の打ちようがありませんね。




一級河川、「米代川」です。普段は浅くてアユ釣りで盛んなところです。




ここは一寸、低いところで田んぼや畑があったんですが、本流が水嵩が高いので水がはけないので
灌水です。




ここは作業小屋が浸水していて、ハウスがかろうじて浸水を免れています。奥が米代川本流です。




ハウスは水没、畑も水没、作物は全滅ですね。




一段低い田んぼは川の本流と同じで水流が凄い勢いです。




山が崩れています。こういう箇所が数か所ありました。土砂と木が田んぼに入っていますので、その部分は
復田出来ないので、持ち主は泣くしかありませんね。




隣の市のネギの師匠のところに行こうと思いましたが、国道の橋が流されていていけません。



10m位決壊していますので、当面、通れませんね。
でも、ここに川があったとは思わなかった。地元の人に聞いたら、田んぼの堰程度だということでした。




実は、向うの線路脇に小さな川があるらしいですが、その川が決壊して、JR花輪線の線路も決壊させて
水が溢れて来たらしい。花輪線もしばらく開通できないですね。
ニュースでは、今日、終日運休と言っていたんですが、明日以降も無理でしょう。だって、線路の下の土砂が流されているんですよ。




こちらは5km程離れている地域ですが、田んぼが湖状態です。



農家さん達も集まって見ていますが、お手上げですね。



お昼に行ったときは、まだ灌水していなかったんだけど、夕方、行ったら湖状態です。




ビニールハウスが頭だけ出しています。お昼にはその脇を車で通ったんだけどね。
ここの地区は支流が米代川に排出される河口なんですが、米代川の本流が水が多いと支流の
水が排出されないという、構造的に欠陥のある地域なんだそうです。
8年前にもこの様な状況になったらしい。
ネギが60a植えてあるんだけど、完全に水没ですね。大丈夫でしょうかね?心配です。




住宅脇にも水が来ています。ここは3m程土地が低いはずなんだけどね。




子供たちが、無邪気に遊んでいます。危ないよと言っても聴きません。
側溝に填ったらどうするんでしょうかね?




こちらもハウス沈没です。キノコ栽培だと思ったんですが、全滅ですね。



いやーーー!すごい状況でしょ。テレビやラジオは部分的に放送するのみで現実は、想像以上に
凄い被害なんだけど、ラジオは降雨量を時々、放送するのみで番組は平常番組でアナウンサーも
楽しく、賑やかでどこで災害が起きているんでしょうかって感じで納得できないね。
秋田の地元のラジオなんだから、どこで浸水して、どこで通行止めがあって、迂回をどうするか
等の情報提供がもっときめ細かく報道するべきではないでしょうか?ABSラジオ君。
イベント案内ばかりで、どこで災害が起きているんでしょうか?ここ秋田でしょ!

自分も出来ることは少ないんだけど、知人には安否確認のお見舞い電話を掛けまくりましたよ。
幸いに、圃場浸水は結構ありましたけど、人員に被害はなかったんで良かった。




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本宮Cの草取り終了(写真無し)

2013年08月07日 | 百姓
平成25年8月7日(曇りのち晴れ)曇りなんだけど暑い!
31度もあったので今日も辛い一日でした。

でも、本宮Cの草取りは終了し、土寄せまでやりました。気分的にはホッとしているわけですがね。
でも、病気(黒班、軟腐病)が付いているので明日、もう一度、防除しましょうかね。

その後、小田道圃場でネギをチェックしたら、太身は一寸足りないけど、白い茎は25cmギリあったんで、
お盆過ぎに出荷するということで止め土を実施しました。予定通りかな?

明日からは、本宮Aの草取りをやります。ボリューム的に5日位かかるかな?お盆、超えるね。

ここで地域話題を掲載しましょう。

本宮地域は葉たばこ栽培が盛んであったらしいですが、今は3戸しか栽培していません。
理由は、高齢化で止めたのと、葉たばこの立ち枯れ病の蔓延らしい。
それで、皆、葉たばこ栽培を止めたらしい。
自分が借りた畑は全て葉たばこ畑後だったということで、病気を引き継いだみたい。草も!
葉たばこ屋さんは、草は取りませんのでその後に野菜を植えると草対策が大変ということ。

ということで、ネギを植えた場合、初めての圃場では余り、病気が出ないということでしたが、
本宮圃場は全て、葉たばこ圃場の跡地を借りたんで、満弁に草と病気が付いてきました
知らなかったな!

これから、ネギの作付規模を拡大しようと思っていたんですが、空いている畑は皆、葉たばこ畑後です。

葉たばこ畑以外を探そうかな?

近くにアスパラ畑が30a程空いているんで借りようかな?草はボウボウですがね。
地主さんは、意欲満々でアスパラ栽培をしたらしいです。1年間だけ出荷したらしいですが、飽きて止めたらしい。
稲作の栽培を見ても、一寸、ずれているというか、草刈りを見ても、除草剤を一部使ったりして一貫性が無い。
アスパラの株は10年は持つんですけど、勿体ない話ですね。
管理が大変なので、無償でいいので使ってくれということなんだけど、アスパラの株を撤去していないんで
そこから始めるのは如何なものかなと、断っていますが、葉たばこ畑よりはいいかもね。
草は覚悟の上なんですが、病気が無いのは魅力です。

ということを草取りとネギの病気を見ながら思っているわけです。

では、明日も頑張りましょうかね!

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