岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

曲がりネギの出荷について

2014年09月25日 | 百姓
平成26年9月25日(朝10時頃まで雨でその後曇り状態)

今日はネギの掘り起こし作業は無いので、お天気関係無しですね。

さて、昨日宣言した曲がりネギの自己流出荷方法を掲載しますよ。

①コンテナ出荷の場合
・先ずはコンテナを準備します。既定の新聞紙を敷いて準備します。



・ここからですが曲がりネギをコンテナに入れ込みます。2Lサイズはコンテナには60本のねぎを詰め込みますが、30%B品を入れることができます。つまり、B品は18本入れられるのでここで曲がりネギを詰めます。コンテナにねぎを詰める場合は3層にしますので1層あたり6本のB品を詰め込めますので1層目に6本の曲がりネギやB品のねぎを敷きます。



・次にA品を14本敷きます。今日のA品も結構曲がってますね。1層目はこれで終了です。



・2層目も同じようにA品,B品を詰めます。



・3層目も同じように詰めると18本の曲がりネギを出荷できます。これは規定どうりの割合のB品を詰めているので特に問題はありません。



・新聞紙でカバーして完了です。簡単ですね。




※では、なぜ、ネギが曲がるのか?



自分的な分析で右側の曲がりネギは圃場の土が硬いために起きたものです。耕起不良によるもので極端な曲がりはありませんが、A品として扱うには微妙な曲がりです。この圃場は、土が粘性が強いため、雨が降ると土が硬くなるんですね。土の影響で曲がっています。

左側は、土の影響もありますが、成長の途中で風で苗が倒されてしまい、起こして土寄せしたんですが、上手く倒伏を改善できずに土寄せしたために起きた事象です。土寄せしようとしていた矢先に巻き風でこの圃場の一部のネギが倒伏し、手で起こして土寄せしたんですが一部上手く行かなかったみたいです。原因は判っています。
他の圃場は強風の前に土寄せしていたので被害は有りませんでしたが、この圃場は土寄せする前日に強風かつ家の脇なので巻き風が起こって部分的に倒伏したんです。

②段ボール出荷の場合の曲がりネギの詰め込みです。
1層目はほぼ真っ直ぐなねぎを敷き詰めます。その後に曲がりネギを詰めて箱を完成させます。



完成した段ボール詰めです。見た目は曲がりネギが入っているようには見えない様に見た目を良くします。これはお客様へ対する配慮です。曲がりネギが入っている段ボールはB品として出荷します。



ということで曲がりネギの出荷状況を掲載しました。あくまでも規定どおりに実施していますので特に問題はありませんし、商品なので見た目を良くして出荷しないといけません。

曲がりネギは作業性が悪いため、早くこの圃場は終わりたいです。

明日は出荷場が休みなのでネギの出荷調整作業は休みで、畑の賃貸借のために農業委員会に行ってきます。

本日、東京マラソン2015の抽選結果の連絡があって落選しました。残念です。気持ち的にはホットした気持ちと残念という気持ちが入り混じって微妙です。また、来年、エントリーしましょうかね。

明日も頑張るぞ!


頑張っているんで、プチットお願います。
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