令和4年8月6日(晴れ)
今季の山旅から帰ってきました。今年の山旅はこれで終わりです。自宅に帰ってきたら、秋田は暑い。暑くて外に出られない。北海道は涼しかったね。昨日、トムラウス山に登って下山したら直ぐに帰ってきました。昨日、トムラウス山の頂上に居た時間帯には今日は自宅に居ました。激帰りでしたね。下山のあと、急に自宅に帰りたくなってきて、大急ぎで苫小牧に向かってフェリーに乗れるか確認したら21時15分の便に乗れることになったので7日の朝の予約をキャンセルして急遽、昨夜の便で帰ってきました。当初、予約のフェリーまでは1日余裕があって観光もできたんですが、急にホームシックなのかとにかく自宅で寝たくて仕方なかったので、強硬で帰ってきました。なのでトムラウス山の頂上に居た時間には今日は自宅に居るという不思議な感覚です。
では、掲題です。今回は北海道遠征でしたが、自分のスケジュール的に健診予約と農作業のバランスで今回は気象状況では無くてスケジュールありきの遠征でしたがこれが真面に登山に影響しました。なので今回は8月1日に北海道に入って日本百名山 最難関の幌尻岳の向かいます。今回は新冠のイドンナップ山荘からポロシリ山荘経由で登頂する予定で山荘も2泊の予約して行動していました。
先ずはイドンナップ山荘に向かいました。林道を車で走る事40kmの悪路を走っていきます。林道は舗装されていないし、穴凹だらけで山荘に付いたら、白い車が埃で茶色の車になっていました。車はここに置いていきます。
この山はこれで終わりません。山荘に付いたらアブやぶよの襲来で最悪です。蚊取り線香を焚いたら大分少なくなりましたがそれでも攻撃してきます。この山荘から登山口の有るポロシリ山荘迄徒歩で18km歩かなければなりません。コースタイムは6時間です。自分は頑張って歩いたので4時間半で到着できましたがこの歩きは心が折れますね。イドンナップ山荘から1.5kmのところに北海道電力の人間しか通さないという強い思いのゲートがあります。回転ドアを潜るのですがザックを担いでの通過は出来ません。ザックは下から通します。ミニ自転車も通れません。徹底していますね。ここ迄しなくてはならないのは何でだろうかと思ってしまいますね。登山者にもう一寸、優しくても良いような気がしますね。個人的には。北海道電力のメンテナンス道路は凸凹、倒木、落石と路肩が崩れそうなので危険なため一般車を入れないのかもしれません。
という事で新冠ポロシリ山荘で一夜を明かし、朝5時に小屋を出発して登山開始です。昨夜は凄い雨で雨音で何回も起こされました。それ程、豪雨だったんです。朝になっても雨が収まりませんが、自分としてはピークを取りたいために合羽を着て朝5時に出発です。昨日登った人は3パーティだったそうです。
20分ほどで川の岸をロープを頼りに進んでいきますが、雨が収まる気配はありません。40分ほどで渡渉点につきましたら、唖然です。濁流です。何処をどうやって渡れば良いのだろうか?流されたら死が待ってます。イドンナップ山荘で下って来たご夫婦に渡渉点について聞いたら問題ないと言ってたので渡渉用のシューズは準備していったのですがその意見でシューズを車に置いて行ってしまったのも失敗です。此の濁流を渡れますか?登山靴は完全に水没しますし、靴を脱いで渡る?グリップが効かないのでそれも危険です。自分は気持ちが萎えました。撤退することにしました。
自分の前に2名、出発したんですが、彼らは渡渉したようで居ませんでしたね。自分の後に単独の若者は何とか渡ると言ってました。その後に高齢のご夫婦が来ましたが自分は下り始めたんで、この時は解かりませんでしたが、結局は何とか渡ったようです。もう一組の高齢のご夫婦は早々に諦めたと言ってました。
後から、かの若者とトムラウス山の頂上で会ったので聞いてみたらこの日に登頂をチャレンジしたのは8名で渡渉したのは5名だったらしい。かの若者も膝上まで水があったがそれでも強引に渡渉したという事です。結局その日は雨が止むこともなく、頂上では展望もなく、風が強くて最悪だったと言ってました。下手したら遭難ですね。
自分は一日延長して、山荘で水が収まるのを待つという方法も考えられましたが、自分はあの濁流を見て気が萎えたので、即、下山しました。この山は別途、チャレンジするつもりですが、登山道の状況が判ったので来年以降に再チャレンジします。
幌尻岳登頂断念の記録でした。流石、日本百名山最難関の山は簡単には登らせてくれなかった。来年再挑戦ですが体力が有るか、年齢との鬩ぎ合いですね。
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ご無事で帰宅 何よりです 安心しました!
日高幌尻 来年登頂出来ますように。
トムラウシ 軽く日帰り登頂 流石です、自分はしばらく登って居ないので自信ありません。
トムラウシの記録楽しみにしています!
先日はお忙しい所、お邪魔いたしまして申し訳ございませんでした。
農業等の沢山のお話を頂きまして、改めて北海道は規模が大きいと感心させられました。
自分が一番興味が湧いたのはビニールハウスの構造です。屋根が高くて片の位置も高いので豪雪の当地には除雪の手間が減り良いのではないかと思って帰ってきました。
個人情報なので記事としては上げませんが、良いものを沢山見させていただきありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。