平成29年9月3日(晴れ)
今日は曇り空から晴れで秋空の涼しい一日でしたね。
今日も相変わらずネギの出荷調整作業をしていました。いつも変わらない農作業ですので特別に掲載することは無いが一寸、面白い話題もあったのですが写真が無いので別途、掲載します。
そこで、掲題の八ヶ岳高原野菜の情報を掲載します。今回で最終です。
八ヶ岳高原の圃場を見学した後に、やはり出荷場を見たくてJA南牧の出荷場に行ってみましたので掲載してみます。
当日は土曜日で午後1時に頃行きましたが、農家からの入荷が続いていました。
大型トラクターやトラックがひっきりなしに入ってきます。
今回入荷してくるのは、レタス、サニーレタス、ブロッコリー等ですね。JAの検査員が入荷した箱を空けて鮮度、重量、病気の有無を確認します。各農家ごとに1入荷に対して必ず1箱は開けて確認するそうです。素晴らしい対応ですね。
時間的に午後1時頃で暫く見ていましたが、出荷農家さんがどんどん入ってくる。トラックや大型トラクターで引っ切り無しで入ってくる。
JAさん曰く、出荷のピークは午前中で、午前中は出荷者が行列をなしているとのことでした。野菜は太陽の光が当たると萎れてしまうので午前10時までに収穫しないと鮮度が保てないので農家さんは午前中が勝負だと言ってました。自分が行った午後1時頃には午前10時までに収穫出来なかった農家が出荷しているとのことです。それにしても数が多いですね。
赤い箱はサニーレタスです。各農家さんは50箱程持ってきますね。
こちらはレタスの箱で一番数量が多かったですね。これが首都圏に行くとのことです。
出荷に来る大型トラクターです。自分のトラクターの5倍は有るんでしょうかね?運転席には2人乗っても大丈夫なくらい大型で運転席から2人出て来た時はビックリしましたね。トラクターの後ろに荷台が設置してあってここにレタス等の段ボールが100箱くらい積めるようでした。
こんなトラクターが欲しいですね。それよりもこういうトラクターでの耕作や収穫出来る規模の百姓になりたいと思いましたね。
さて、JAの職員さんに取材したことを記載します。入荷した野菜(レタスやサニーレタス)は一時急速冷凍施設に入れます。急速真空冷却装置に20分間入れて冷却すると鮮度が長く保てるそうです。この装置が命です。
その後、JAの保冷庫に保管します。かなり大きな施設ですね。
見た目、大型冷蔵庫ですね。
先ほどの急速冷蔵装置から大急ぎで野菜を移します。職員さんに聞いたのですが、この保冷倉庫の野菜は市場価格を見ながら出荷するということでした。市場価格が安い時は出荷しないということでした。JAが戦略的に出荷コントロールしているということでしたね。
おらほのJAも戦略的な出荷コントロールしてほしんですが、そんな、能力も気概もありませんで期待感もありませんけどね。保冷庫の中身です。この部屋は未だ少ないですけど、いずれ、満杯になるでしょう。
野菜が凄く多いのでそれを移動させているJAの職員はピリピリでなかなか話しかけれませんでした。
保冷庫への移送は大急ぎでしたね。
凄く広いJAの出荷場でしたが、JAの職員さんは品質やブランドを確保するために入荷品の検査、チェックを徹底している。JAが戦略的に出荷コントロールをしている。併せて、戦略を達成するためにJAが設備を装備している。素晴らしい考え方でしたね。
農家に対しては鮮度を優先で指導しているとのことで、農家さんは午前3時から収穫しているそうです。圃場を見て回ったら、圃場にサーチライトと先の大型トラクターが置いてあり、荷台には段ボールが積んであって、圃場で箱詰してるようでした。早朝の午前3時からサーチライトを点けて収穫するんでしょうね。
今回は、山行の合間というか移動中に八ヶ岳高原野菜地方で色んな勉強をさせて頂きました。自分もこういう農業をやってみたいんですが、当地では冷涼では無いので出来ませんが、不耕作地を活用した新たな農業は出来る気がするんで来年は何かやります。
出荷先としてJAにしたいんだけど当地のJAの戦略なしには呆れているんで新たに出荷先も開拓して何かやるぞ。
今日もネギの出荷作業中心に作業していましたが、明日も同じです。
明日も頑張るぞ!
頑張っているんでプチっとお願いします。
↓↓百姓の場合はこちら
登山の場合はこちらを
今日は曇り空から晴れで秋空の涼しい一日でしたね。
今日も相変わらずネギの出荷調整作業をしていました。いつも変わらない農作業ですので特別に掲載することは無いが一寸、面白い話題もあったのですが写真が無いので別途、掲載します。
そこで、掲題の八ヶ岳高原野菜の情報を掲載します。今回で最終です。
八ヶ岳高原の圃場を見学した後に、やはり出荷場を見たくてJA南牧の出荷場に行ってみましたので掲載してみます。
当日は土曜日で午後1時に頃行きましたが、農家からの入荷が続いていました。
大型トラクターやトラックがひっきりなしに入ってきます。
今回入荷してくるのは、レタス、サニーレタス、ブロッコリー等ですね。JAの検査員が入荷した箱を空けて鮮度、重量、病気の有無を確認します。各農家ごとに1入荷に対して必ず1箱は開けて確認するそうです。素晴らしい対応ですね。
時間的に午後1時頃で暫く見ていましたが、出荷農家さんがどんどん入ってくる。トラックや大型トラクターで引っ切り無しで入ってくる。
JAさん曰く、出荷のピークは午前中で、午前中は出荷者が行列をなしているとのことでした。野菜は太陽の光が当たると萎れてしまうので午前10時までに収穫しないと鮮度が保てないので農家さんは午前中が勝負だと言ってました。自分が行った午後1時頃には午前10時までに収穫出来なかった農家が出荷しているとのことです。それにしても数が多いですね。
赤い箱はサニーレタスです。各農家さんは50箱程持ってきますね。
こちらはレタスの箱で一番数量が多かったですね。これが首都圏に行くとのことです。
出荷に来る大型トラクターです。自分のトラクターの5倍は有るんでしょうかね?運転席には2人乗っても大丈夫なくらい大型で運転席から2人出て来た時はビックリしましたね。トラクターの後ろに荷台が設置してあってここにレタス等の段ボールが100箱くらい積めるようでした。
こんなトラクターが欲しいですね。それよりもこういうトラクターでの耕作や収穫出来る規模の百姓になりたいと思いましたね。
さて、JAの職員さんに取材したことを記載します。入荷した野菜(レタスやサニーレタス)は一時急速冷凍施設に入れます。急速真空冷却装置に20分間入れて冷却すると鮮度が長く保てるそうです。この装置が命です。
その後、JAの保冷庫に保管します。かなり大きな施設ですね。
見た目、大型冷蔵庫ですね。
先ほどの急速冷蔵装置から大急ぎで野菜を移します。職員さんに聞いたのですが、この保冷倉庫の野菜は市場価格を見ながら出荷するということでした。市場価格が安い時は出荷しないということでした。JAが戦略的に出荷コントロールしているということでしたね。
おらほのJAも戦略的な出荷コントロールしてほしんですが、そんな、能力も気概もありませんで期待感もありませんけどね。保冷庫の中身です。この部屋は未だ少ないですけど、いずれ、満杯になるでしょう。
野菜が凄く多いのでそれを移動させているJAの職員はピリピリでなかなか話しかけれませんでした。
保冷庫への移送は大急ぎでしたね。
凄く広いJAの出荷場でしたが、JAの職員さんは品質やブランドを確保するために入荷品の検査、チェックを徹底している。JAが戦略的に出荷コントロールをしている。併せて、戦略を達成するためにJAが設備を装備している。素晴らしい考え方でしたね。
農家に対しては鮮度を優先で指導しているとのことで、農家さんは午前3時から収穫しているそうです。圃場を見て回ったら、圃場にサーチライトと先の大型トラクターが置いてあり、荷台には段ボールが積んであって、圃場で箱詰してるようでした。早朝の午前3時からサーチライトを点けて収穫するんでしょうね。
今回は、山行の合間というか移動中に八ヶ岳高原野菜地方で色んな勉強をさせて頂きました。自分もこういう農業をやってみたいんですが、当地では冷涼では無いので出来ませんが、不耕作地を活用した新たな農業は出来る気がするんで来年は何かやります。
出荷先としてJAにしたいんだけど当地のJAの戦略なしには呆れているんで新たに出荷先も開拓して何かやるぞ。
今日もネギの出荷作業中心に作業していましたが、明日も同じです。
明日も頑張るぞ!
頑張っているんでプチっとお願いします。
↓↓百姓の場合はこちら
登山の場合はこちらを
比較的冷涼な気候という青森県でも高原野菜を主力にしているのは沖揚平(標高750m・黒石市)、大木平(標高550m・平川市)、野平(標高226m・むつ市)など山の上ばかりです。小松菜は品種改良が進んで平地の夏でも栽培ができる様になりましたがレタスやキャベツはやはり涼しくないと駄目みたいですね。ちなみに大木平より標高の低い上の平(海抜450m・平川市)でのレタス収穫は夜中の1時からカンテラを照らしながら行い空が明るくなる5時頃には収穫を終えて出荷の準備をするそうです。
>保冷倉庫の野菜は市場価格を見ながら出荷する
これも大規模野菜産地では当たり前の戦略ですね。青森県の特産野菜でもあるナガイモは当年の秋と翌年の春と収穫が行われるのですが一部はこれを土付きのまま金属のコンテナに入れて光を当てない様に黒いビニールで覆った上で予冷庫で保管します。出荷する時に予冷庫から取り出し洗浄することで鮮度を落とさずに出荷ができます。夏に美味しいナガイモを食べれるのも予冷庫があることで通年出荷が可能となったからです。青森県は県内に原子力施設や米軍・自衛隊基地等が多い関係で国から立地に伴う交付金を受けていて農業もその恩恵を受けています。各JAが大型予冷施設、共同で使う機械化銀行の農業機械等他の大型野菜産地に劣らない立派な設備を備えているのも農業設備関係は交付金を活用して導入しているからです。このあたり青森県の農業事情は東北の中でもちょっと特殊かも知れません。ちなみに青森の野菜農家の皆さん、農業視察は大抵北海道に行くそうです。目と鼻の先という地理的事情と冷涼な気候でかつ畑作の先進地で学ぶ点が多いからなんだとか…
当地のJAの無策にはあきれるばかりですが、野菜を首都圏に出すにはJAを利用するしかないのでジレンマです。自分的には来年、不耕作田んぼで何か野菜栽培をする予定です。今は野菜の選定で思考錯誤です。