岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

60町歩オジサンの稲刈り

2018年10月21日 | 百姓
平成30年10月21日(晴れ)

ここのところ毎日晴れで気分が良いですね。自分的には籾摺りも終了し、明日にはコンバインやもみ殻運搬機を格納して稲刈りは終了とします。
日数はかかりましたが、後半は圃場もヌカルまなくなり一人稲刈り作業も順調に推移しましたね。バイト代もかからないし、コスト削減ね!

さて、今日はキャタピラーオジサンも稲刈りして話題提供もありましたけど記事は明日にして、今日は60町歩オジサングループが来たので今日はそちらの取材模様を揚げます。
昨日は桂清水圃場で稲刈りしている気配はありましたが、自分の仕事が忙しかったので見には行きませんでしたが、今日は本田に来たので見ていました。
コンバイン2台体制です。凄いね。1台が嵌ってももう一台で引っ張り上げられるので効率的ですね。実際、桂清水圃場で1回嵌って引き上げたと言ってました。




自分ちの下の圃場に移動してきました。奥にはキャタピラーオジサンが稲刈りしています。大型コンバインが羨ましいでしょうね。



6条刈の大型コンバインです。パワーが違いますね。



何故か良く判りませんが、枕を逆刈りしています。角刈なんでしません。何回かバック刈りしてこの大型コンバインが旋回できるほどに刈り上げました。そこから正規の周りで稲刈りを始めました。



それから2台目のコンバインも移動してきました。4条刈です。2台目も大型ですね。



同じ圃場に2台目も入れて稲刈りを継続しています。オペレータは一人なんで2台目はどう扱うんだろうか?聞いたら、籾運搬機が大きいトラックを持ってきたときは2台で刈り、軽トラしか入れない圃場は1台で刈るそうです。



大型コンバインは物凄いスピードで稲刈りをしていきます。自分が走っても追いつけないほどのスピードです。凄いね!



お昼休憩になったので従業員に話を聞いてみました。



⓵稲刈りは2人でやってるそうです。圃場がまとまっていれば2.1haは刈取れると言うことです。圃場がバラバラだと移動時間が多くて効率が悪いそうです。当たり前か! 稲刈りのメインは60町歩オジサンの義弟で田植えもその方がやっているということでした。義弟が居ないと60町歩オジサンの農業は成り立たないそうです。
⓶稲刈りは従業員の2人だけでやっていて60町歩オジサンは籾摺り作業を一人でやっているそうです。凄いパワーだと言ってましたね。前は若い従業員を2人雇用していたそうですが9月に2人とも辞めてしまったそうです。従業員が居着かないので雇用に何か問題がありそうですね。
⓷今年は極端に収穫量が少ないそうです。従業員曰く、60町歩オジサンは稲の栽培は下手だそうです。稲株が太くて見た目良い稲だったよと言ったら藁は太いが本数が足りないからモミの量もすくないといってましたね。田植え時の1株あたりの苗の本数が少ないため分株しても本数が足りないと義弟が言ってました。見た目良かったけどね。
⓸稲は植えっぱなし、水はかけ流し、草は刈らないので周辺農家とのトラブルが多いそうです。若い従業員は草刈りに行くと周辺農家から苦情を言われるので嫌になったのかな?稲刈りが終わるまで頑張ってくれたらよかったのにね?
⓹コンバインは4条刈は今年購入した新品で故障は無いんだけど、6条刈は4年目で機体がボロボロで故障しまくりと言ってましたね。来年は6条刈を廃棄して8条刈を購入するらしいです。4年でボロボロなんてどんな使い方してるんでしょうかね?

以上のことやいろいろなことを30分位従業員と立ち話していました。まっ、実態は解りましたね。

明日はキャタピラーオジサンのイネ刈模様を揚げますよ。

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